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NHK出版の書籍編集部が、多彩な執筆陣による連載小説・エッセイ、教養・ノンフィクション…

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NHK出版の書籍編集部が、多彩な執筆陣による連載小説・エッセイ、教養・ノンフィクション読み物や、朝ドラ・大河ドラマの出演者や著者インタビューなどをお届けします。新刊情報も随時更新。ときどき編集部裏話も!

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  • ドラマ

    朝ドラ、大河ドラマ、韓国ドラマなど、NHKドラマの出演者インタビューや、関連出版物の情報をお届けします。

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    ミステリー小説や食エッセイから、小中学生向けの教養読み物まで、さまざまな興味・関心を刺激する作品を取りそろえています。

  • 小説・エッセイ

    人気・実力を兼ね備えた執筆陣によるバラエティー豊かな作品や、著者インタビュー、近刊情報などを掲載。

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    各分野における最新の知識や再発見、情報の最前線から得た知見など、半歩先の知的好奇心を満たす記事を公開中。

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    ビジネス、哲学、時事、環境、教育、宗教、美術、科学……多彩なジャンルを深くわかりやすく伝えるNHK出版新書の関連記事をラインナップ。

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  • 45本

連続テレビ小説「虎に翼」猪爪直明役・三山凌輝さん撮り下ろしグラビア&インタビュー

連続テレビ小説「虎に翼」の主人公・猪爪寅子の弟・直明を演じるのは、アーティストBE:FIRSTのRYOKIとしても活躍する三山凌輝さんです。初めての朝ドラ出演となった「虎に翼」への思いを伺いました。 7月25日発売『NHKドラマ・ガイド 連続テレビ小説 虎に翼 Part2』に掲載のインタビューを、本記事ではロングバージョンとしてお伝えします。 俳優とアーティストとのギャップに驚いてもらえたら  直明役を演じることが決まったときは今より体が一回り大きかったので、役に合わせて

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連続テレビ小説「虎に翼」佐田寅子役・伊藤沙莉さん×桂場等一郎役・松山ケンイチさん スペシャル対談

寅子が投げかける「はて?」を逸らさず受け止め、寅子の法律家としての成長を見守り続ける桂場等一郎。「桂場さんに遠慮なくもの申す寅子は、ケンイチさんだから生まれた」と、伊藤沙莉 さん。松山ケンイチさんは、伊藤さんを「同志」と語ります。「虎に翼」の魅力について、2人の対談をお送りします。 本記事は、7月25日発売『NHKドラマ・ガイド 連続テレビ小説 虎に翼 Part2』に掲載した対談からその一部をご紹介します。 寅子の可能性を誰よりも信じているのは桂場さんかも 松山 沙莉ちゃ

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見えないからといって、存在していないわけじゃない。「見えないもの」――《こどく、と、生きる》統合失調症VTuber もりのこどく

「同じ病で苦しむ仲間とつながりたい、救いたい、当事者以外の人たちにも病気のことを知ってほしい」という思いでVTuberになり、配信を通してメッセージを伝え続けるもりのこどくさん。高校生で統合失調症になった彼女がいかにしてVTuberになったのか、その足跡を綴ったエッセイ連載です。 ※#0から読む方はこちらです。 #9 見えないもの こどくは幼少のころから、妄想するのがすきだった。ここでいう「妄想」は、統合失調症の症状の「妄想」ではなく、なにかについて思いを巡らす、統合失調症

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主演・吉高由里子(紫式部/まひろ役)×大石静(脚本家)対談ーー『NHK大河ドラマ・ガイド 光る君へ 後編』

 2024年放送のNHK大河ドラマ「光る君へ」は、平安時代中期に長編小説『源氏物語』を生み出した紫式部の生涯を、脚本家・大石静さんが描いていきます。  当記事では、5月28日に発売した『NHK大河ドラマ・ガイド 光る君へ 後編』より、主演の吉高由里子さんと、脚本家の大石静さんによる対談を一部掲載。吉高さんと大石さんがタッグを組むのは本作で3作品目となり、公私ともに仲のよいお二人。演じる側から、物語を作る側からのそれぞれの思いと、ドラマの見どころなどを語っていただきました。

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  • 332本

自分を「よくやった」と認めてあげていいじゃないか。「いちばん知っている」――《こどく、と、生きる》統合失調症VTuber もりのこどく

「同じ病で苦しむ仲間とつながりたい、救いたい、当事者以外の人たちにも病気のことを知ってほしい」という思いでVTuberになり、配信を通してメッセージを伝え続けるもりのこどくさん。高校生で統合失調症になった彼女がいかにしてVTuberになったのか、その足跡を綴ったエッセイ連載です。 ※#0から読む方はこちらです。 #15 いちばん知っている レジンクラフトにはまっていた時期がある。  こどくはむかしから不器用で、こまかい作業がにがてだった。でも、なぜか、ときどき手を動かすのが

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71

学校からの注意喚起、いまむかし――料理と食を通して日常を考察するエッセイ「とりあえずお湯わかせ」柚木麻子

『ランチのアッコちゃん』『BUTTER』『マジカルグランマ』など、数々のヒット作でおなじみの小説家、柚木麻子さん。今月は夏休みが始まる前に、学校で配られた「注意事項」についてのお話です。 ※当記事は連載の第40回です。最初から読む方はこちらです。 #40 学校からの通達事項 子が通う小学校の保護者会で配られた「夏休みに気を付けること」と題されたプリントに「夏休みの宿題にAIおよびChatGPT を使用しないこと。必ず本人にやらせること」と、あった。  教育機関に勤める人なら

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98

集団に巻き取られず、しかし孤立もせず――「ことぱの観察 #20〔乗ること〕」向坂くじら

詩人として、国語専門塾の代表として、数々の活動で注目をあびる向坂くじらさん。この連載では、自身の考える言葉の定義を「ことぱ」と名付け、さまざまな「ことぱ」を観察していきます。 乗ること ダンスを習いはじめた。  もともと体を動かすことは苦手中の苦手で、五十メートル走のタイムは十秒、よく転ぶし、筋力もなければ俊敏さもない。いわゆる学校教育的な「体育」に対する憎しみの記憶も手伝って、大人になってからも避けられるかぎり避けてきた。それなのに急にダンスである。家族や友だちもびっくり

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宮島未奈『モモヘイ日和』第4回「"推し"と百平」

24年本屋大賞受賞作『成瀬は天下を取りにいく』の作者・宮島未奈さんの新作小説が「基礎英語」テキストにて好評連載中です。「本がひらく」では「基礎英語」テキスト発売日に合わせ、最新話のひとつ前のストーリーを公開いたします。 とある地方都市・白雪町を舞台に、フツーの中学生・エリカたちが巻き起こすドタバタ&ほっこり青春劇!  「こないだミサトが言ってたイケメンの先輩、見つかった?」  バスケ部の練習の休憩中、同じ1年生のシホに尋ねられたミサトは、水 筒から口を離して咳き込んだ。  

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ミステリー小説や食エッセイから、小中学生向けの教養読み物まで、さまざまな興味・関心を刺激する作品を取りそろえています。

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  • 452本

自分を「よくやった」と認めてあげていいじゃないか。「いちばん知っている」――《こどく、と、生きる》統合失調症VTuber もりのこどく

「同じ病で苦しむ仲間とつながりたい、救いたい、当事者以外の人たちにも病気のことを知ってほしい」という思いでVTuberになり、配信を通してメッセージを伝え続けるもりのこどくさん。高校生で統合失調症になった彼女がいかにしてVTuberになったのか、その足跡を綴ったエッセイ連載です。 ※#0から読む方はこちらです。 #15 いちばん知っている レジンクラフトにはまっていた時期がある。  こどくはむかしから不器用で、こまかい作業がにがてだった。でも、なぜか、ときどき手を動かすのが

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学校からの注意喚起、いまむかし――料理と食を通して日常を考察するエッセイ「とりあえずお湯わかせ」柚木麻子

『ランチのアッコちゃん』『BUTTER』『マジカルグランマ』など、数々のヒット作でおなじみの小説家、柚木麻子さん。今月は夏休みが始まる前に、学校で配られた「注意事項」についてのお話です。 ※当記事は連載の第40回です。最初から読む方はこちらです。 #40 学校からの通達事項 子が通う小学校の保護者会で配られた「夏休みに気を付けること」と題されたプリントに「夏休みの宿題にAIおよびChatGPT を使用しないこと。必ず本人にやらせること」と、あった。  教育機関に勤める人なら

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集団に巻き取られず、しかし孤立もせず――「ことぱの観察 #20〔乗ること〕」向坂くじら

詩人として、国語専門塾の代表として、数々の活動で注目をあびる向坂くじらさん。この連載では、自身の考える言葉の定義を「ことぱ」と名付け、さまざまな「ことぱ」を観察していきます。 乗ること ダンスを習いはじめた。  もともと体を動かすことは苦手中の苦手で、五十メートル走のタイムは十秒、よく転ぶし、筋力もなければ俊敏さもない。いわゆる学校教育的な「体育」に対する憎しみの記憶も手伝って、大人になってからも避けられるかぎり避けてきた。それなのに急にダンスである。家族や友だちもびっくり

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"心に残るチャーハン"は台湾の「シエンタン炒飯」。最適解でない味を求めて (料理人・文筆家、稲田俊輔) 【1/4話】

稀代の「食いしん坊」かつ「料理」「飲食店経営」のプロでもある稲田俊輔さん。エリックサウス総料理長として南インド料理ブームの火付け役となっただけでなく、その複眼から繰り出される「食エッセー」やSNSでの「問答」でも人気です。 4話にわたってお届けする稲田さんのインタビュー。第1話は、稲田さんの「心に残るチャーハン」、旅先で感動的な料理に出合うコツ、稲田さんが自称する「フードサイコパスとは何か」など伺います。 ■台湾の「鹹蛋炒飯」に感激。旅先で「感動的な料理」に出合うコツ──稲

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胃弱と文学とチャーハンと(英米文学者・阿部公彦) 【前編】

英米文学研究から文芸評論まで幅広く手がけ、「名作いじり」「事務」などユニークな視点の著書の多い、東京大学教授の阿部公彦さん(57)。「胃弱と文学」もテーマの一つで、「100分de名著」(NHK)では夏目漱石の作品を「胃弱」を通して読み解き異彩を放ちました。「胃弱の文学」とは? 胃弱と文学とチャーハンの関係は? ■「胃弱」をネタ化する漱石『吾輩』の猫──文学への「食」のアプローチでは、「美食」「料理」「空腹」などの視点からはありましたが、「胃弱」からの読み解きは珍しいのではな

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町中華のチャーハンを胃弱的に食べる(英米文学者・阿部公彦) 【後編】

夏目漱石の「胃弱」から始まり、大江健三郎の「嘔吐」、そして若者言葉「キモい」まで。前編では「胃」的表現が表す時代の意識を伺いました。後編では、“やや胃弱”という英米文学者の阿部公彦さん(57)がどんなチャーハンを食べているのか。「ムカつき」と近代小説誕生の関係、事務処理化する社会と「胃弱」についても合わせて伺いました。 ■「一度きり」のチャーハン ──普段、チャーハンは食べますか。 子どもが小さい頃はよく作っていましたね。もう成人しましたが。 子どもって味付きご飯が好きじ

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"心に残るチャーハン"は台湾の「シエンタン炒飯」。最適解でない味を求めて (料理人・文筆家、稲田俊輔) 【1/4話】

稀代の「食いしん坊」かつ「料理」「飲食店経営」のプロでもある稲田俊輔さん。エリックサウス総料理長として南インド料理ブームの火付け役となっただけでなく、その複眼から繰り出される「食エッセー」やSNSでの「問答」でも人気です。 4話にわたってお届けする稲田さんのインタビュー。第1話は、稲田さんの「心に残るチャーハン」、旅先で感動的な料理に出合うコツ、稲田さんが自称する「フードサイコパスとは何か」など伺います。 ■台湾の「鹹蛋炒飯」に感激。旅先で「感動的な料理」に出合うコツ──稲

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あなたの街は大丈夫? 人口減少時代の再開発を問う

福岡、秋葉原、中野、福井など、現地の徹底取材から浮かび上がる再開発の光と影とは――。 2024年1月20日の放送が反響を呼んだNHKスペシャル「まちづくりの未来~人口減少時代の再開発は~」をはじめ、再開発の内実に切り込んだNHKの番組をもとにした新書『人口減少時代の再開発 「 沈む街」と「浮かぶ街」』が好評発売中です。 その再開発は、高層化ありきのスキームとなっていないか、資材や人件費の高騰による財政リスクにどう対処しているか、街の個性や住民目線を置き去りにしてはいないか、そ

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NHK出版新書

ビジネス、哲学、時事、環境、教育、宗教、美術、科学……多彩なジャンルを深くわかりやすく伝えるNHK出版新書の関連記事をラインナップ。

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  • 109本

あなたの街は大丈夫? 人口減少時代の再開発を問う

福岡、秋葉原、中野、福井など、現地の徹底取材から浮かび上がる再開発の光と影とは――。 2024年1月20日の放送が反響を呼んだNHKスペシャル「まちづくりの未来~人口減少時代の再開発は~」をはじめ、再開発の内実に切り込んだNHKの番組をもとにした新書『人口減少時代の再開発 「 沈む街」と「浮かぶ街」』が好評発売中です。 その再開発は、高層化ありきのスキームとなっていないか、資材や人件費の高騰による財政リスクにどう対処しているか、街の個性や住民目線を置き去りにしてはいないか、そ

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悩んだときは『孫子』×『貞観政要』と『菜根譚』×『呻吟語』が役に立つ!

 中国古典研究の第一人者・湯浅邦弘さんによる『中国古典の生かし方 仕事と人生の質を高める60の名言』が好評発売中です。『孫子』×『貞観政要』と、『菜根譚』×『呻吟語』の名言・格言を、身近なたとえを用いてわかりやすく解説する、ユーモア抜群の中国古典ガイドです。  今回はその刊行を記念し、本書の一部を特別公開いたします。 はじめに 漢字・漢文には人類の英智が凝縮されている。そのことは分かっていても、いざ漢文を読もうとすると、ページをめくる手が止まってしまう。漢文教科書にあった難

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古生物学者、絶滅の危機!?――『古生物学者、妖怪を掘る』『古生物学者の40億年』荻野慎諧×泉賢太郎 特別対談

◆ジャンルの裾野、どう広げるか?編集部 古生物学をテーマにした新書はいくつか出版されていますが、お二人の共通点は新書のタイトルに「古生物学者」を冠しているところですよね。それぞれ異なるアプローチで古生物学者の頭の中を覗くことのできる好著ですが、まずは最近新刊を出された泉先生に、ご自身の著書についてご紹介いただけますか。 泉賢太郎(以下、泉) 新刊の『古生物学者と40億年』(ちくまプリマー新書)は、ひと言で説明しづらい本なんですが、古生物学という学問の土台を突っついたり見直

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経営学の見方を変えるパンクな2冊の邂逅――高橋勅徳×稲岡大志×朱喜哲 イベントレポート①

マネジメントや経営学の理論が至るところで実装された社会で、私たちはどのように生きていけばいいのか? 今年刊行された2冊の本を手掛かりに、気鋭の経営学者と哲学者が語り合いました。満員となったイベントの様子を3回に分けてお届けします。 朱喜哲 これから始まりますのは『アナーキー経営学』(NHK出版新書)と『マネジメント神話』(明石書店)の刊行を記念したイベントです。「アナーキー」は言わずもがなですが、こういう場合の「神話」は悪口と相場が決まっていますので(笑)、どちらも主流派的

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