本がひらく

NHK出版の書籍編集部が、多彩な執筆陣による連載小説・エッセイ、教養・ノンフィクション読み物や、朝ドラ・大河ドラマの出演者や著者インタビューなどをお届けします。新刊情報も随時更新。ときどき編集部裏話も!

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    マガジン

    • 小説・エッセイ

      人気・実力を兼ね備えた執筆陣によるバラエティー豊かな作品や、著者インタビュー、近刊情報などを掲載。

    • 連載

      ミステリー小説や食エッセイから、小中学生向けの教養読み物まで、さまざまな興味・関心を刺激する作品を取りそろえています。

    • 教養・ノンフィクション

      各分野における最新の知識や再発見、情報の最前線から得た知見など、半歩先の知的好奇心を満たす記事を公開中。

    • NHK出版新書

      ビジネス、哲学、時事、環境、教育、宗教、美術、科学……多彩なジャンルを深くわかりやすく伝えるNHK出版新書の関連記事をラインナップ。

    • ドラマ

      朝ドラ、大河ドラマ、韓国ドラマなど、NHKドラマの出演者インタビューや、関連出版物の情報をお届けします。

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    小説・エッセイ

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    • 216本

    わたしの休日に〝午前中〟は存在しない――上白石萌音の「ぐうたら」な休日

     2021年9月に発売された上白石萌音さんの初エッセイ集『いろいろ』。好評を博し、累計発行部数7万部を突破した本書が、このたび初めての海外翻訳出版として、台湾で本日発売されます。それを記念して、『いろいろ』からエッセイ「オフる」を公開いたします。  *同じく『いろいろ』からのエッセイ「視る」の試し読みはこちらです。 オフる 会話のとっかかりの定番、「休日は何をしているんですか」。  いつも当たり障りのない回答をするけれど、ここには本当のわたしの姿を記しておくとしよう。  先

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    74

    ギリシャへの旅で痛感した人間の愚かさ――「マイナーノートで」#26〔ヘロドトス漬け〕上野千鶴子

    各方面で活躍する社会学者の上野千鶴子さんが、「考えたこと」だけでなく、「感じたこと」も綴る連載随筆。精緻な言葉選びと襞のある心象が織りなす文章は、あなたの内面を静かに波立たせます。 ※#01から読む方はこちらです。 ヘロドトス漬け ギリシャ旅行に行くのに、どの本を持っていけば良いか、考えた。そこにあまりにタイミングよく、尊敬する西欧古典古代研究者の桜井万里子さんから、新刊『歴史学の始まり ヘロドトスとトゥキュディデス』(講談社学術文庫、2023年)が届いた。天の配剤とはこの

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    18

    「日記の練習」5月 くどうれいん

    小説、エッセイ、短歌、俳句とさまざまな文芸ジャンルで活躍する作家、くどうれいんさん。そんなくどうさんの5月の「日記の練習」です。 5月1日 棒に振った一日。もらったあんこペーストをぺろぺろなめていたら日が暮れた。 5月2日 動物園。寝ていると思っていたシロフクロウが思い立ったように「ホウー!」と鳴き出してびっくりした。野太い声だった。ホーホーではなくて、ホウー!ホウー!と言い、鳴くたびに顎を前に出している。脚がむくむくしている鳥は全部かわいい。イヌワシの太い脚見てからフラ

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    71

    〝必要無駄〞のおかげで今の自分があるのだ。無駄とわかっていてもすること――お題を通して“壇蜜的こころ”を明かす「蜜月壇話」

    タレント、女優、エッセイストなど多彩な活躍を続ける壇蜜さん。ふだんラジオのパーソナリティとしてリスナーからのお便りを紹介している壇蜜さんが、今度はリスナーの立場から、ふられたテーマをもとに自身の経験やいま思っていることなどを語った連載です。 *第1回からお読みになる方はこちらです。 #14 無駄とわかっていてもすること 「これまであなたに使った時間を返してよ! 無駄にさせないでよ!」と怒鳴られてとても怖かった。これは、学生時代親しかった1学年先輩の女性に会った知人が言われた

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    25

    連載

    ミステリー小説や食エッセイから、小中学生向けの教養読み物まで、さまざまな興味・関心を刺激する作品を取りそろえています。

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    • 296本

    ギリシャへの旅で痛感した人間の愚かさ――「マイナーノートで」#26〔ヘロドトス漬け〕上野千鶴子

    各方面で活躍する社会学者の上野千鶴子さんが、「考えたこと」だけでなく、「感じたこと」も綴る連載随筆。精緻な言葉選びと襞のある心象が織りなす文章は、あなたの内面を静かに波立たせます。 ※#01から読む方はこちらです。 ヘロドトス漬け ギリシャ旅行に行くのに、どの本を持っていけば良いか、考えた。そこにあまりにタイミングよく、尊敬する西欧古典古代研究者の桜井万里子さんから、新刊『歴史学の始まり ヘロドトスとトゥキュディデス』(講談社学術文庫、2023年)が届いた。天の配剤とはこの

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    18

    「日記の練習」5月 くどうれいん

    小説、エッセイ、短歌、俳句とさまざまな文芸ジャンルで活躍する作家、くどうれいんさん。そんなくどうさんの5月の「日記の練習」です。 5月1日 棒に振った一日。もらったあんこペーストをぺろぺろなめていたら日が暮れた。 5月2日 動物園。寝ていると思っていたシロフクロウが思い立ったように「ホウー!」と鳴き出してびっくりした。野太い声だった。ホーホーではなくて、ホウー!ホウー!と言い、鳴くたびに顎を前に出している。脚がむくむくしている鳥は全部かわいい。イヌワシの太い脚見てからフラ

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    71

    未来のことをただ心配しても意味がない――「不安を味方にして生きる」清水研 #02[不安との向き合い方]

    不安、悲しみ、怒り、絶望……。人生にはさまざまな困難が降りかかります。がん患者専門の精神科医として4000人以上の患者や家族と対話してきた清水研さんが、こころに不安や困難を感じているあらゆる人に向けて、抱えている問題を乗り越え、豊かに生きるためのヒントをお伝えします。 *第1回からお読みになる方はこちらです。 #02 不安との向き合い方自分の気持ちと向き合う  私の外来に通っておられる吉岡智子さん(仮名・52歳女性)という方がいらっしゃいます。吉岡さんは半年前に乳がんに罹

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    〝必要無駄〞のおかげで今の自分があるのだ。無駄とわかっていてもすること――お題を通して“壇蜜的こころ”を明かす「蜜月壇話」

    タレント、女優、エッセイストなど多彩な活躍を続ける壇蜜さん。ふだんラジオのパーソナリティとしてリスナーからのお便りを紹介している壇蜜さんが、今度はリスナーの立場から、ふられたテーマをもとに自身の経験やいま思っていることなどを語った連載です。 *第1回からお読みになる方はこちらです。 #14 無駄とわかっていてもすること 「これまであなたに使った時間を返してよ! 無駄にさせないでよ!」と怒鳴られてとても怖かった。これは、学生時代親しかった1学年先輩の女性に会った知人が言われた

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    教養・ノンフィクション

    各分野における最新の知識や再発見、情報の最前線から得た知見など、半歩先の知的好奇心を満たす記事を公開中。

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    • 297本

    未来のことをただ心配しても意味がない――「不安を味方にして生きる」清水研 #02[不安との向き合い方]

    不安、悲しみ、怒り、絶望……。人生にはさまざまな困難が降りかかります。がん患者専門の精神科医として4000人以上の患者や家族と対話してきた清水研さんが、こころに不安や困難を感じているあらゆる人に向けて、抱えている問題を乗り越え、豊かに生きるためのヒントをお伝えします。 *第1回からお読みになる方はこちらです。 #02 不安との向き合い方自分の気持ちと向き合う  私の外来に通っておられる吉岡智子さん(仮名・52歳女性)という方がいらっしゃいます。吉岡さんは半年前に乳がんに罹

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    連載 ロジカルコミュニケーション入門――【第2回】論理的思考で自分の価値観を見極めよう!

    ●論理的思考とは何か  本連載【第1回】「論理的思考で視野を広げよう!」でも解説したように、「論理的思考」とは、「思考の筋道を整理して明らかにする」ことである。たとえば「男女の三角関係」のように複雑な問題であっても、思考の筋道を整理して明らかにしていく過程で、発想の幅が広がり、それまで気づかなかった新たな論点が見えてくる。引き続き、「論理的思考」を楽しんでほしい。 ●問題の具体化  さて、読者は、「美容整形」することに賛成だろうか、あるいは、あまり賛成できないだろうか?

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    4000人以上のがん患者と対話してきた精神科医による豊かな人生のためのヒント――「不安を味方にして生きる」清水研

    不安、悲しみ、怒り、絶望……。人生にはさまざまな困難が降りかかります。がん患者専門の精神科医として4000人以上の患者や家族と対話してきた清水研さんが、こころに不安や困難を感じているあらゆる人に向けて、抱えている問題を乗り越え、豊かに生きるためのヒントをお伝えします。 #01 不安の正体をさぐる不安を将来への準備の原動力に  この連載は、人生に不安や困難を感じているあらゆる人に向けて、その人が抱えている問題を乗り越え、豊かに生きるためのヒントをお伝えすることを目的としてい

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    連載 シン・アナキズム 第5章 グレーバー (その3)

    「欧米とそれ以外」という世界像を批判する 西欧/欧米とそれ以外の地域や文化の区分を自明とする世界像の批判と、グレーバーにおけるアナキズム観には深い関係がある。つまり、人類学者としての仕事と社会運動の実践家としての活動とは結びついているのだ。では両者の関係はどのようなものなのか。これを明らかにするために、はじめに『民主主義の非西洋起源について』を取り上げる。この翻訳書は、2014年に刊行されたフランス語版を元にいくつかの論考を加えた日本語オリジナルである。ただしフランス語版・日

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    NHK出版新書

    ビジネス、哲学、時事、環境、教育、宗教、美術、科学……多彩なジャンルを深くわかりやすく伝えるNHK出版新書の関連記事をラインナップ。

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    • 82本

    日本の「常識」が通じない隣国と、今いかに対峙するか?――亀山陽司『ロシアの眼から見た日本』

    5月10日、NHK出版新書より『ロシアの眼から見た日本~国防の条件を問いなおす』が発売されました。昨年2月より続くロシアによるウクライナ侵攻で、東アジアにも緊張が続いています。日本の安全保障についての議論も過熱していますが、元ロシア駐在外交官の著者・亀山陽司氏は、戦争の危機を煽るのでなく、なりふり構わぬ防衛力強化を唱えるのでなく、今こそ冷静に、可能性としての「戦争と平和」を問うことが必要だと説きます。これからの東アジア地域の安定を生み出すための、国防の論理とリアリズムとは? 

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    「らんまん」主人公のモデルとなった牧野富太郎は、何に生涯を捧げたのか?…NHK出版新書『牧野富太郎の植物学』発売!

    2023年度前期の連続テレビ小説「らんまん」の放送が4月から始まります。主人公のモデルは「日本の植物学の父」と呼ばれる牧野富太郎。貧窮の中にあって独学で植物分類学を修め、アカデミズムと対峙しつつも、偉大な業績を残し、植物知識の普及に尽力したとされる人物です。  しかし、彼の研究者としての業績は、破天荒な人物像や、彼を取り巻く人間ドラマに比べて、これまであまり顧みられてきませんでした。3月10日発売のNHK出版新書『牧野富太郎の博物学』は、「らんまん」で植物監修を務める植物学者

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    「邪馬台国はどこにあったのか」「神武東遷とは何だったのか」…NHK出版新書『小説で読みとく古代史』発売!

    「歴史的なあの事件」は本当に教科書どおりに起こったのか? いや、私はこう考える——。 日本史を舞台にした作品を多く手掛ける周防柳さんは、当サイト「本がひらく」で、往年の大作家や現代作家、漫画家たちが描いた「歴史的なあの場面」に焦点をあて、諸説を紹介しながら、自身もその事件の背景や人物像を考察してきました。 小説を通して古代史にせまる意義とは何か? 連載に大幅加筆し、詳細な系図、写真をふんだんに使用した新書から、著者の周防さんに語っていただきました。  歴史とは、なかなか手強

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    25

    700万人を教えたカリスマ英語講師が、子どもの英語勉強術を指南!

    「英語は早く始めるほどよい?」「英語のシャワーを浴びせるのは効果がある?」  全国の小中高生を多数導いてきた英語講師の関正生さんが、親たちの悩みや疑問に答えた新刊『早期教育に惑わされない! 子どものサバイバル英語勉強術』が発売になりました。  本書は早期教育の誤解を正しながら、親はどのように子どもをサポートすればよいのか、子どもの英語力を伸ばすためには何をすべきか(何をすべきではないか)を綴った実践的な指南書です。今回は発売を記念して、本書の「序章」から抜粋してご紹介します(

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    ドラマ

    朝ドラ、大河ドラマ、韓国ドラマなど、NHKドラマの出演者インタビューや、関連出版物の情報をお届けします。

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    • 35本

    NHK連続テレビ小説「らんまん」主演・槙野万太郎役・神木隆之介さんインタビュー

     4月3日から放送がスタートするNHK連続テレビ小説「らんまん」は、「日本の植物学の父」と呼ばれる故・牧野富太郎さんをモデルにしたオリジナルストーリーです。  当記事では、3月20日発売の『NHKドラマ・ガイド 連続テレビ小説 らんまん Part1』より、主人公・槙野万太郎を演じる神木隆之介さんの撮り下ろし巻頭インタビューをお届けします。   朝ドラの主演と聞いて、最初は信じられませんでした。「えっ、僕がヒロインですか?」と(笑)。よくよく聞いたら男性の主演は「エール」の窪

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    舞と私ってどこか似てる――NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」ヒロイン・岩倉舞役・福原遥さんインタビュー

     10月3日から放送がスタートするNHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」は、ヒロインがものづくりの町・東大阪と、自然豊かな長崎・五島列島でさまざまな人との絆を育みながら、夢に向かっていくドラマです。  当記事では、9月26日発売の『NHKドラマ・ガイド 連続テレビ小説 舞いあがれ! Part1』より、ヒロイン・岩倉舞を演じる福原遥さんの撮り下ろし巻頭インタビューの一部をお届けします。  朝ドラは、私にとって特別な存在。学生時代に視聴者として朝ドラを見ていて、本当に元気や勇気を

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    主演・小栗旬(北条義時役)×小池栄子(政子役)✕坂口健太郎(北条頼時[泰時]役)座談――『大河ドラマ・ガイド 鎌倉殿の13人 後編』

     2022年放送の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」、その主人公は、平安時代末期から鎌倉時代に生きた伊豆の豪族の次男坊・北条義時です。権力闘争の末に鎌倉幕府の最高権力者へとのぼりつめる義時とその周りの人々が織りなす物語を、脚本家・三谷幸喜氏が生き生きと描いていきます。  当記事では、5月27日に発売した『NHK大河ドラマ・ガイド 鎌倉殿の13人 後編』より、主演・北条義時役の小栗旬さんと、義時の姉・政子役の小池栄子さん、義時の長男・頼時(泰時)役の坂口健太郎さんの座談会の一部を掲載

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    「暢子のペペロンチーノ」レシピ公開!「NHK連続テレビ小説 ちむどんどんレシピブック」本日発売です!

    現在放送中の朝ドラ「ちむどんどん」では、ヒロイン・暢子(黒島結菜さん)が上京して就職したイタリアンレストラン「アッラ・フォンターナ」で、オーナーの房子(原田美枝子さん)とペペロンチーノ対決が繰り広げられました。 本記事では5月27日発売の「NHK連続テレビ小説 ちむどんどんレシピブック」より、暢子が作ったペペロンチーノのレシピを公開します。おうちでドラマと同じ味を作ってみてください! 材料(1人分) ロングパスタ※1(乾燥)……100g にんにく(みじん切り)……15g

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