本がひらく

NHK出版の書籍編集部が、多彩な執筆陣による連載小説・エッセイ、教養・ノンフィクション読み物や、朝ドラ・大河ドラマの出演者や著者インタビューなどをお届けします。新刊情報も随時更新。ときどき編集部裏話も!

本がひらく

NHK出版の書籍編集部が、多彩な執筆陣による連載小説・エッセイ、教養・ノンフィクション読み物や、朝ドラ・大河ドラマの出演者や著者インタビューなどをお届けします。新刊情報も随時更新。ときどき編集部裏話も!

マガジン

  • 連載

    ミステリー小説や食エッセイから、小中学生向けの教養読み物まで、さまざまな興味・関心を刺激する作品を取りそろえています。

  • 小説・エッセイ

    人気・実力を兼ね備えた執筆陣によるバラエティー豊かな作品や、著者インタビュー、近刊情報などを掲載。

  • 教養・ノンフィクション

    各分野における最新の知識や再発見、情報の最前線から得た知見など、半歩先の知的好奇心を満たす記事を公開中。

  • NHK出版新書

    ビジネス、哲学、時事、環境、教育、宗教、美術、科学……多彩なジャンルを深くわかりやすく伝えるNHK出版新書の関連記事をラインナップ。

  • ドラマ

    朝ドラ、大河ドラマ、韓国ドラマなど、NHKドラマの出演者インタビューや、関連出版物の情報をお届けします。

リンク

小説・エッセイ

人気・実力を兼ね備えた執筆陣によるバラエティー豊かな作品や、著者インタビュー、近刊情報などを掲載。

くわしく見る
  • 349本

アドレナリンは、たいせつな味方だ。だからこそ。「侮らない」――《こどく、と、生きる》統合失調症VTuber もりのこどく

「同じ病で苦しむ仲間とつながりたい、救いたい、当事者以外の人たちにも病気のことを知ってほしい」という思いでVTuberになり、配信を通してメッセージを伝え続けるもりのこどくさん。高校生で統合失調症になった彼女がいかにしてVTuberになったのか、その足跡を綴ったエッセイ連載です。 ※#0から読む方はこちらです。 #39  侮らない アドレナリンが出ている、という表現を耳にすることがある。アドレナリンとはホルモンの一種で分泌されると……と語りだしてしまうと、読んでいる君も語っ

追悼・ムラヨシマサユキさん――料理と食を通して日常を考察するエッセイ「とりあえずお湯わかせ」柚木麻子

『ランチのアッコちゃん』『BUTTER』『マジカルグランマ』など、数々のヒット作でおなじみの小説家、柚木麻子さん。昨年末に逝去された「きょうの料理」でおなじみの菓子・料理研究家・ムラヨシマサユキさんの思い出についてです。 ※当記事は連載の第46回です。最初から読む方はこちらです。 #46 光のようなお菓子を作る人  この連載はもともとはNHKテキスト「きょうの料理ビギナーズ」で始まった。そんな私自身にも遠からぬ縁がある国民的お料理番組で人気だった、料理研究家のムラヨシマサ

古賀及子「これも詩ということにする」第2回

かわいい柴犬の図書カードは、「ついに発売!」する 観そびれたテレビ番組をTVerで観ようと、検索して動画を再生したらコマーシャルが流れた。だいたいこういうのはいつもすんとして聞き流してしまう。それが今日は、二度見ならぬ、二度聞きした。 「かわいい柴犬の図書カードが、ついに発売!」  画面には、ナレーションどおりかわいい柴犬が走る様子が映し出されている。  まさにこれこそ聞き流すべきコマーシャルというか、すぐにでも空気に溶け込む文句ではあると思う。なんの妙さも、変わったと

「どんな時間を過ごしたいか」から献立を考える。「パリ郊外の友達の家にて、冷蔵庫にあるもので自炊」――料理に心が動いたあの瞬間の記録《自炊の風景》山口祐加

自炊料理家として多方面で活躍中の山口祐加さんが、日々疑問に思っていることや、料理や他者との関わりの中でふと気づいたことや発見したことなどを、飾らず、そのままに綴った風景の記録。山口さんが自炊の片鱗に触れ、「料理に心が動いた時」はどんな瞬間か。パリ郊外にお住いの友達夫婦のご自宅を訪ねた山口さん。冷蔵庫にある食材で自炊した料理で、山口さんのなかにある発見があったようです。 ※第1回から読む方はこちらです。 #23 パリ郊外の友達の家にて、冷蔵庫にあるもので自炊 2024年の秋、

連載

ミステリー小説や食エッセイから、小中学生向けの教養読み物まで、さまざまな興味・関心を刺激する作品を取りそろえています。

くわしく見る
  • 478本

アドレナリンは、たいせつな味方だ。だからこそ。「侮らない」――《こどく、と、生きる》統合失調症VTuber もりのこどく

「同じ病で苦しむ仲間とつながりたい、救いたい、当事者以外の人たちにも病気のことを知ってほしい」という思いでVTuberになり、配信を通してメッセージを伝え続けるもりのこどくさん。高校生で統合失調症になった彼女がいかにしてVTuberになったのか、その足跡を綴ったエッセイ連載です。 ※#0から読む方はこちらです。 #39  侮らない アドレナリンが出ている、という表現を耳にすることがある。アドレナリンとはホルモンの一種で分泌されると……と語りだしてしまうと、読んでいる君も語っ

追悼・ムラヨシマサユキさん――料理と食を通して日常を考察するエッセイ「とりあえずお湯わかせ」柚木麻子

『ランチのアッコちゃん』『BUTTER』『マジカルグランマ』など、数々のヒット作でおなじみの小説家、柚木麻子さん。昨年末に逝去された「きょうの料理」でおなじみの菓子・料理研究家・ムラヨシマサユキさんの思い出についてです。 ※当記事は連載の第46回です。最初から読む方はこちらです。 #46 光のようなお菓子を作る人  この連載はもともとはNHKテキスト「きょうの料理ビギナーズ」で始まった。そんな私自身にも遠からぬ縁がある国民的お料理番組で人気だった、料理研究家のムラヨシマサ

古賀及子「これも詩ということにする」第2回

かわいい柴犬の図書カードは、「ついに発売!」する 観そびれたテレビ番組をTVerで観ようと、検索して動画を再生したらコマーシャルが流れた。だいたいこういうのはいつもすんとして聞き流してしまう。それが今日は、二度見ならぬ、二度聞きした。 「かわいい柴犬の図書カードが、ついに発売!」  画面には、ナレーションどおりかわいい柴犬が走る様子が映し出されている。  まさにこれこそ聞き流すべきコマーシャルというか、すぐにでも空気に溶け込む文句ではあると思う。なんの妙さも、変わったと

「どんな時間を過ごしたいか」から献立を考える。「パリ郊外の友達の家にて、冷蔵庫にあるもので自炊」――料理に心が動いたあの瞬間の記録《自炊の風景》山口祐加

自炊料理家として多方面で活躍中の山口祐加さんが、日々疑問に思っていることや、料理や他者との関わりの中でふと気づいたことや発見したことなどを、飾らず、そのままに綴った風景の記録。山口さんが自炊の片鱗に触れ、「料理に心が動いた時」はどんな瞬間か。パリ郊外にお住いの友達夫婦のご自宅を訪ねた山口さん。冷蔵庫にある食材で自炊した料理で、山口さんのなかにある発見があったようです。 ※第1回から読む方はこちらです。 #23 パリ郊外の友達の家にて、冷蔵庫にあるもので自炊 2024年の秋、

NHK出版新書

ビジネス、哲学、時事、環境、教育、宗教、美術、科学……多彩なジャンルを深くわかりやすく伝えるNHK出版新書の関連記事をラインナップ。

くわしく見る
  • 135本

オイルマネーで潤う国々が、なぜ「脱石油依存」を目指すのか?

天皇陛下、総理大臣のアラビア語通訳官も務めた元外交官の中川浩一さんによる著書『「新しい中東」が世界を動かす 変貌する産油国と日本外交』が刊行されました。 広大な砂漠、石油産業で富む王族、終わらないテロや戦争……いまだにこうしたイメージだけで中東を捉えていませんか。中東諸国の表裏を知る中川さんが、大規模改革で台頭する「新しい中東」の様相を明らかにし、エネルギー依存が著しい日本が進むべき道を大胆に提言します。 刊行を記念し、本書の「はじめに」と本編の冒頭を特別公開いたします。

「日本」はいかに誕生したか? グローバルな視点から古代史の謎に迫る

東アジアを見渡すグローバルな視点から謎に満ちた日本古代史の最前線に迫った、NHKスペシャル「古代史ミステリー」。反響に応え、『新・古代史 グローバルヒストリーで迫る邪馬台国、ヤマト王権』としてNHK出版新書より書籍化されました。 卑弥呼と三国志、空白の四世紀と技術革新、倭の五王と東アジア情勢──。最新の発掘調査とAI・DNA分析などの科学的アプローチ、さらには中国や韓国の国際研究の成果から、「日本」という国の始まりを多数の写真や図版とともに描き出します。 刊行を記念し、本書の

サラブレッドはどこへ行くのか?「引退馬」から見る日本競馬

 ターフを去った競走馬は、その後どこへ行くのか?  世界で最も馬券が売れる国、日本が抱える「引退馬」という産業課題。映画「今日もどこかで馬は生まれる」が高い評価を受けた映画監督・平林健一さんが、サラブレッドの誕生から現役生活、セカンドキャリア、肥育の現場まで、その一生を現場関係者への取材を通して明らかにしたノンフィクション『サラブレッドはどこへ行くのか 「引退馬」から見る日本競馬』が好評発売中です。刊行を記念し、平林さんが引退馬を追い始めた動機や、愛する競馬への思いが込められ

フリマアプリ世界へ:「挫折」を糧に夢に挑む起業家たち――試し読み『新プロジェクトX 挑戦者たち』(14)

情熱と勇気をまっすぐに届ける群像ドキュメンタリー番組、NHK「新プロジェクトX 挑戦者たち」。放送後に出版された書籍版は、思わず胸が熱くなる、読みごたえ十分のノンフィクションです。本記事では、書籍版より各エピソードの冒頭を特別公開します。ここに登場するのは、ひょっとすると通勤電車であなたの隣に座っているかもしれない、無名のヒーロー&ヒロインたちの物語――。 日本発! 革命アプリ 世界へ――巨大フリーマーケット誕生 1 3人の「つまずいた」若者たちあらゆるものが売り買いされる

教養・ノンフィクション

各分野における最新の知識や再発見、情報の最前線から得た知見など、半歩先の知的好奇心を満たす記事を公開中。

くわしく見る
  • 441本

オイルマネーで潤う国々が、なぜ「脱石油依存」を目指すのか?

天皇陛下、総理大臣のアラビア語通訳官も務めた元外交官の中川浩一さんによる著書『「新しい中東」が世界を動かす 変貌する産油国と日本外交』が刊行されました。 広大な砂漠、石油産業で富む王族、終わらないテロや戦争……いまだにこうしたイメージだけで中東を捉えていませんか。中東諸国の表裏を知る中川さんが、大規模改革で台頭する「新しい中東」の様相を明らかにし、エネルギー依存が著しい日本が進むべき道を大胆に提言します。 刊行を記念し、本書の「はじめに」と本編の冒頭を特別公開いたします。

「日本」はいかに誕生したか? グローバルな視点から古代史の謎に迫る

東アジアを見渡すグローバルな視点から謎に満ちた日本古代史の最前線に迫った、NHKスペシャル「古代史ミステリー」。反響に応え、『新・古代史 グローバルヒストリーで迫る邪馬台国、ヤマト王権』としてNHK出版新書より書籍化されました。 卑弥呼と三国志、空白の四世紀と技術革新、倭の五王と東アジア情勢──。最新の発掘調査とAI・DNA分析などの科学的アプローチ、さらには中国や韓国の国際研究の成果から、「日本」という国の始まりを多数の写真や図版とともに描き出します。 刊行を記念し、本書の

量子コンピュータのしくみとは? 世界をどう変える?

量子コンピュータが実用化されると、私たちの暮らしはどのように変わるのか。従来のコンピュータの限界を超える「量子超越」が実現すれば、エネルギー、農業、医療、経済、AI、宇宙探査など、あらゆる分野で現在の技術的限界を突破し、新たな地平が開けると期待されています。 『量子超越 量子コンピュータが世界を変える』は、物理学の世界的権威であり、量子論の研究に生涯を捧げてきたミチオ・カク博士が、量子コンピュータの科学的仕組みや、白熱する開発競争、そしてワクワクするような未来を解説するNY

サラブレッドはどこへ行くのか?「引退馬」から見る日本競馬

 ターフを去った競走馬は、その後どこへ行くのか?  世界で最も馬券が売れる国、日本が抱える「引退馬」という産業課題。映画「今日もどこかで馬は生まれる」が高い評価を受けた映画監督・平林健一さんが、サラブレッドの誕生から現役生活、セカンドキャリア、肥育の現場まで、その一生を現場関係者への取材を通して明らかにしたノンフィクション『サラブレッドはどこへ行くのか 「引退馬」から見る日本競馬』が好評発売中です。刊行を記念し、平林さんが引退馬を追い始めた動機や、愛する競馬への思いが込められ

ドラマ

朝ドラ、大河ドラマ、韓国ドラマなど、NHKドラマの出演者インタビューや、関連出版物の情報をお届けします。

くわしく見る
  • 48本

主演・横浜流星(蔦屋重三郎役)特別インタビュー――『NHK大河ドラマ・ガイドべらぼう~蔦重栄華乃夢噺~ 前編』

 2025年の大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」で、 江戸のメディア王〝蔦重〟こと主人公・蔦屋重三郎を演じる横浜流星さん。  2024年6月、 京都ロケでのクランクインから蔦重と向き合い続けてきた横浜さんに、ドラマに懸ける思いを伺います。 初めてのチャレンジを楽しんでいます  「江戸のメディア王」と評される蔦屋重三郎を演じます。史実に残る彼は、今で言う出版社の社長で、本や浮世絵の企画、プロデュース、営業、時には創作などすべてをこなしたそうです。ふだんの自分は、喜多川

あの名優たちが語る歴代大河ドラマの裏話―「プレイバック大河ドラマ」

2025年大河ドラマ「べらぼう」のドラマ・ガイド前編が12月19日に発売されます。本誌には、大河ドラマファンには見逃せない連載記事があります。過去の出演者の皆さんが出演作品への思いを語り、そしてその年の大河ドラマへのエールを送る連載「プレイバック大河ドラマ」について、担当編集者からのメッセージをお届けします。 豪華俳優陣が語る、過去の出演作  大河ドラマ・ガイドの連載企画として好評の「プレイバック大河ドラマ」。過去の大河ドラマ出演者の皆さんに、作品への思いをたっぷりと語っ

主演・吉高由里子(紫式部/まひろ役)×柄本佑(藤原道長役)対談――『NHK大河ドラマ・ガイド 光る君へ 完結編』

 2024年放送のNHK大河ドラマ「光る君へ」は、平安時代中期に長編小説『源氏物語』を生み出した紫式部の生涯を、脚本家・大石静さんが描いていきます。  当記事では、10月4日に発売した『NHK大河ドラマ・ガイド 光る君へ 完結編』より、主演・まひろ役の吉高由里子さんと、藤原道長役の柄本佑さんによる対談を一部掲載。ドラマを牽引してきた2人に、それぞれの思い、物語の展開のこれからについて語っていただきました。 2人の歩みを振り返ると、心に残るシーンがたくさん 吉高 撮影が始ま

連続テレビ小説「虎に翼」猪爪直明役・三山凌輝さん撮り下ろしグラビア&インタビュー

連続テレビ小説「虎に翼」の主人公・猪爪寅子の弟・直明を演じるのは、アーティストBE:FIRSTのRYOKIとしても活躍する三山凌輝さんです。初めての朝ドラ出演となった「虎に翼」への思いを伺いました。 7月25日発売『NHKドラマ・ガイド 連続テレビ小説 虎に翼 Part2』に掲載のインタビューを、本記事ではロングバージョンとしてお伝えします。 俳優とアーティストとのギャップに驚いてもらえたら  直明役を演じることが決まったときは今より体が一回り大きかったので、役に合わせて