本がひらく
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「おもしろいから書くのではない、書いているからどんどんおもしろいことが増える」——くどうれいんさんによる「日記の練習」がはじまります
小説、エッセイ、短歌、俳句とさまざまな文芸ジャンルで活躍する作家、くどうれいんさん。自身が創作する上でとても大切な要素になっているのが「日記」です。そんなくどうさんにとって日記とは何なのでしょうか。 「日記の練習」をはじめます 十代後半、すべての歌がわたしのことを歌っているように感じた時期があった。風が吹いても魚が跳ねても自転車からへんな音がしても同級生が捻挫しても、それがわたしの人生のとびきりの出来事だと本気で思った。毎日書き留めておきたいことがありすぎて、それなのに、書
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記事をすべて見る すべて見る「イスラエルについてどう思う?」と聞かれたら、あなたは何と答えますか?『イスラエル 人類史上最もやっかいな問題』抜粋公開
なぜ人口1万に満たない小さな国の動向が世界のトップニュースになるのか? アメリカの福音派がトランプを支持するのはなぜなのか? そして、中東の動きを知ることは私たちにとってなぜ重要なのか? 「知らない」ではすまされない、世界が注視する“この国”を正しく理解するために、国際社会の一員として生きていくために日本人が知っておくべきことを一冊にまとめた『イスラエル 人類史上最もやっかいな問題』が発売になりました。 本書は、遠く離れた世界に思えるイスラエルの情勢が、じつは私たちの身近な問
ついに「ずるくなるチャンス」が訪れたときにとった行動とは? 「ずるいなぁ、自分」と思ったこと――お題を通して“壇蜜的こころ”を明かす「蜜月壇話」
タレント、女優、エッセイストなど多彩な活躍を続ける壇蜜さん。ふだんラジオのパーソナリティとしてリスナーからのお便りを紹介している壇蜜さんが、今度はリスナーの立場から、ふられたテーマをもとに自身の経験やいま思っていることなどを語った連載です。 *第1回からお読みになる方はこちらです。 #11 「ずるいなぁ、自分」と思ったこと まわりは大人だらけのなかで一人っ子として生まれ、共働きの両親に甘やかされがちでお祖母ちゃん子……とくれば、「ずるく生きる」術を学ばなくとも生きられる可能