本がひらく

NHK出版の書籍編集部が、多彩な執筆陣による連載小説・エッセイ、教養・ノンフィクション…

本がひらく

NHK出版の書籍編集部が、多彩な執筆陣による連載小説・エッセイ、教養・ノンフィクション読み物や、朝ドラ・大河ドラマの出演者や著者インタビューなどをお届けします。新刊情報も随時更新。ときどき編集部裏話も!

マガジン

  • 連載

    ミステリー小説や食エッセイから、小中学生向けの教養読み物まで、さまざまな興味・関心を刺激する作品を取りそろえています。

  • 小説・エッセイ

    人気・実力を兼ね備えた執筆陣によるバラエティー豊かな作品や、著者インタビュー、近刊情報などを掲載。

  • 教養・ノンフィクション

    各分野における最新の知識や再発見、情報の最前線から得た知見など、半歩先の知的好奇心を満たす記事を公開中。

  • NHK出版新書

    ビジネス、哲学、時事、環境、教育、宗教、美術、科学……多彩なジャンルを深くわかりやすく伝えるNHK出版新書の関連記事をラインナップ。

  • ドラマ

    朝ドラ、大河ドラマ、韓国ドラマなど、NHKドラマの出演者インタビューや、関連出版物の情報をお届けします。

リンク

最近の記事

  • 固定された記事

[ナワリヌイ氏死去] 毒殺未遂を経て獄中からプーチンを震撼させた反体制派指導者の実像とロシアの闇に迫る!

 ロシア当局が命じたとされる毒殺未遂事件、療養先から帰国直後の収監。その安否がロシア国内だけでなく、国際的な注目を集めてきたロシア最大の反体制派指導者ナワリヌイ。「自由なロシア」のための長年の活動からノーベル平和賞の有力候補とされ、2021年には人権擁護や思想の自由、民主主義の発展に貢献した個人・団体に与えられるEU「サハロフ賞」を受賞しました。獄中から最後まで活動を続けてきたナワリヌイ初のノンフィクション、『ナワリヌイ プーチンがもっとも恐れる男の真実』の一部を特別公開しま

    • 原作者が尊重され、守られるように――料理と食を通して日常を考察するエッセイ「とりあえずお湯わかせ」柚木麻子

      『ランチのアッコちゃん』『BUTTER』『マジカルグランマ』など、数々のヒット作でおなじみの小説家、柚木麻子さん。今月は、映像化の際に原作者に大きくかかる負担について、小説家であり、かつて脚本家志望だった柚木さんからの提言です。 ※当記事は連載の第35回です。最初から読む方はこちらです。 #35 映像化と原作者  テレビドラマにもなった漫画「セクシー田中さん」の原作者・芦原妃名子さんがお亡くなりになった。映像化にあたっての条件が守られず原作が改変されてしまい、それを防ぐた

      • ねこの無邪気さや奔放さから考える、争いをつくらない「想像する心」の大切さ――『もしもねこがそらをとべたら』

         ぼくは想像してみる。もしもねこがそらをとべたら、うみをじゆうにおよげたら、のびのびとあそびたいかもしれない。でも、しずかにくらしていたとりやさかなたちはなんて思うだろう? どうしたら、だれかとあらそったり、きずつけたりしないでいられるだろう――   世界的アーティスト・黒田征太郎さんとシンガーソングライター・西島三重子さんが初共作した絵本『もしもねこがそらとべたら』が発売になりました。分断と対立が進む昨今、豊かに想像する心が他者との関わりや思いやる気持ちを刺激してくれる、

        • 「日記の本番」1月 くどうれいん

          小説、エッセイ、短歌、俳句とさまざまな文芸ジャンルで活躍する作家、くどうれいんさん。くどうさんの1月の「日記の練習」をもとにしたエッセイ、「日記の本番」です。  数年前から、自分の悩みをジャンルに分けず、いま抱えている悩みのすべてを話せる相手が少なくなっていくような感覚がある。それはわたしが作家を仕事にしているからではなく、年を重ねるごとに、自分とそっくりそのまま同じような境遇の人はどんどん減っていくのだから仕方のないことだと思う。小学生の時は、結構だれとでも話が合った。毎

        • 固定された記事

        [ナワリヌイ氏死去] 毒殺未遂を経て獄中からプーチンを震撼させた反体制派指導者の実像とロシアの闇に迫る!

        • 原作者が尊重され、守られるように――料理と食を通して日常を考察するエッセイ「とりあえずお湯わかせ」柚木麻子

        • ねこの無邪気さや奔放さから考える、争いをつくらない「想像する心」の大切さ――『もしもねこがそらをとべたら』

        • 「日記の本番」1月 くどうれいん

        マガジン

        マガジンをすべて見る すべて見る
        • 連載
          本がひらく
        • 小説・エッセイ
          本がひらく
        • 教養・ノンフィクション
          本がひらく
        • NHK出版新書
          本がひらく
        • ドラマ
          本がひらく
        • わたしたちのSDGs
          本がひらく

        記事

        記事をすべて見る すべて見る

          二郎系ラーメン店はなぜ増え続けるのか? 身近な例から楽しく経営学のエッセンスが学べる一冊

          二郎系ラーメンやフグ釣り漁船から、寺社のサイドビジネス、転売ヤー、そしてネットワークビジネスまで――。会議室の外で生まれる「野生のビジネス」を経営理論で読み解くことで、楽しく経営学のエッセンスが学べる新書、高橋勅徳さんの『アナーキー経営学』で発売になりました。 今回はその発売を記念し、本書の「はじめに」を特別公開します。 ヘッダーイラスト:ヤギワタル アナーキー経営学をはじめます「養殖された経営理論」と「野生の経営感覚」  書店に行ってみると、ビジネス書は売り場の一角を占

          二郎系ラーメン店はなぜ増え続けるのか? 身近な例から楽しく経営学のエッセンスが学べる一冊

          進化を求められない「一番いいポジション」にいるのがチャーハン(大衆食ライター・刈部山本) 【後編】

          「おいしいチャーハンはしっとり」とTBS系「マツコの知らない世界」で、パラパラブームに一石を投じた大衆食ライターの刈部山本さん(48/ 前編)。チャーハン好きの一方、ラーメンの著書もあります。「ラーメンとチャーハンの違い」や「話題を呼んだミニコミ」について伺います。 ■ラーメン嫌いだった子ども時代  ──山本さんは、東京ラーメンの歴史をたどった『東京ラーメン系譜学』の本を出されています。ラーメンも好きなんですか? 子どもの頃はあまり好きでなくて、ラーメンに目覚めたのは大学

          進化を求められない「一番いいポジション」にいるのがチャーハン(大衆食ライター・刈部山本) 【後編】

          恋かもしれん。――「ことぱの観察 #10〔恋(後編)〕」向坂くじら

          詩人として、国語専門塾の代表として、数々の活動で注目をあびる向坂くじらさん。この連載では、自身の考える言葉の定義を「ことぱ」と名付け、さまざまな「ことぱ」を観察していきます。 恋(後編) かように恋に疎いわたしだが、一度、これは恋だろうかと思ったことがある。  通っていた大学のキャンパスには、建物の裏手に一本の銀杏の木が立っていた。ふだん講義を受けたりサークル活動をしたりするときには通らない道を、さらに並木の中へ分け入ったところに、その木はある。わたしはときどきその木の足元

          恋かもしれん。――「ことぱの観察 #10〔恋(後編)〕」向坂くじら

          料理の「コツ」ってなんだろう?――料理に心が動いたあの瞬間の記録「自炊の風景」山口祐加

          #1 料理の「コツ」ってなんだろう? 初めまして、自炊料理家の山口祐加です。「自炊する人を増やす」をモットーに、初心者向けの料理教室「自炊レッスン」やレシピの制作、書籍の執筆、音声配信などの活動をしています。この連載では、「料理に心が動いた時」というテーマを通じて、日々疑問に思っていることや、料理や他者との関わりの中でふと気づいたことや発見したことなどを、飾らず、そのままに綴っていきます。  いつもと同じキッチンで料理し、同じ食卓で食べていても、季節や天候、その日の気持ちによ

          料理の「コツ」ってなんだろう?――料理に心が動いたあの瞬間の記録「自炊の風景」山口祐加

          日常は、もっとずっと軽やかになる! 話題の臨床心理士が教える、人の評価や愛情に執着しない技法

          自己主張が苦手、頼まれた仕事を断れない、人に会うと気疲れする――。なぜ私たちは自分の気持ちより他人にどう思われるかを優先して、心身をすり減らしてしまうのか? NHK「あさイチ」の出演でもおなじみの臨床心理士、中島美鈴さんが人の評価や愛情に依存せずに「身軽に生きる技術」を、具体的かつ明快に示した新書、『「人の期待」に縛られないレッスン』が発売されました。 今回はその発売を記念し、本書の内容の一部を特別公開します。 はじめに 人間関係の中で、いつも誰かの期待に応えようとして無理

          日常は、もっとずっと軽やかになる! 話題の臨床心理士が教える、人の評価や愛情に執着しない技法

          ヨンアさん共感! 「もっと早くこの絵本に出会いたかった」――韓国で大反響の子育て奮闘絵本

          はじめての子育てに奮闘する「おかあさん」の姿や日常を、赤ちゃんの側から観察し図鑑ふうに紹介していく『おかあさん観察図鑑』。2021年に韓国で刊行され、大きな反響を呼んだユニークなつくりの絵本が、NHK出版から発売になりました。今回、本書を読み、帯に推薦コメントを寄せてくださった韓国出身のモデル・ヨンアさんに、絵本の感想やご自身の子育てについて、お話をうかがいました。 ――ヨンアさんは7歳の息子さんのおかあさんとのこと。『おかあさん観察図鑑』を読んでどのような感想をもたれまし

          ヨンアさん共感! 「もっと早くこの絵本に出会いたかった」――韓国で大反響の子育て奮闘絵本

          人見知りでも仲良くなりたい! 「来れネクストジェネレーション」――昆虫・動物だけじゃない、篠原かをりの「卒業式、走って帰った」

          動物作家・昆虫研究家として、さまざまなメディアに登場する篠原かをりさん。その博識さや生き物への偏愛ぶりで人気を集めていますが、この連載では「篠原かをり」にフォーカス! 忘れがたい経験や自身に影響を与えた印象深い人々、作家・研究者としての自分、プライベートとしての自分の現在とこれからなど、心のままにつづります。第5回は人見知りな篠原さんが仲良くなりたい人のお話です。 ※第1回から読む方はこちらです。 #5 来れネクストジェネレーション 今年、私は親になる予定である。夏の初めく

          人見知りでも仲良くなりたい! 「来れネクストジェネレーション」――昆虫・動物だけじゃない、篠原かをりの「卒業式、走って帰った」

          「熊本かわりばんこ」が書籍化されました

          「本がひらく」で好評を博した連載「熊本かわりばんこ」が書籍化されました。  長年過ごした東京を離れ故郷・熊本に暮らしの場を移した吉本由美さんと、熊本市内で書店&雑貨カフェを営む田尻久子さん。本と映画、そして猫が大好きなふたりが、熊本暮らしの手ざわりを「かわりばんこ」に綴ってきました。 18 歳で上京、64 歳で帰郷した吉本さんが綴る熊本は、かつての記憶と未知の魅力が併存する街。他界した親から譲り受けた「実家」での庭造りや多くの猫との暮らし、新たな友人たちと展開するイベントや

          「熊本かわりばんこ」が書籍化されました

          戒厳令を前に取り残された在留邦人。迫る期限に切り出すべき選択は――『総理になった男』中山七里/第20回

          「もしあなたが、突然総理になったら……」  そんなシミュレーションをもとにわかりやすく、面白く、そして熱く政治を描いた中山七里さんの人気小説『総理にされた男』待望の続編!  ある日、現職の総理大臣の替え玉にさせられた、政治に無頓着な売れない舞台役者・加納慎策は、政界の常識にとらわれず純粋な思いと言動で国内外の難局を切り抜けてきた。いよいよ中国が台湾への軍事行動に移ることが現実味を帯び、台湾は戒厳令を出すことに。各国が現地から自国民たちを避難させるなか、国外退避できない在留邦人

          戒厳令を前に取り残された在留邦人。迫る期限に切り出すべき選択は――『総理になった男』中山七里/第20回

          「日記の練習」1月 くどうれいん

          小説、エッセイ、短歌、俳句とさまざまな文芸ジャンルで活躍する作家、くどうれいんさん。そんなくどうさんの1月の「日記の練習」です。 1月1日 初詣のために夕方母と小高い山の上の神社へ行き、戻ってきたらテレビ局がみんなおなじ警報を表示していて、こたつにいる父が「津波」と言った。 ツイッター見てツイートしてこれでいいのかわからない。そわそわして3000字書いてだれにも見せない。たくさんの「祈ります」に、それは祈りをした、をしているだけではないかと思ってしまう。でもそれ以外の方法が

          「日記の練習」1月 くどうれいん

          凍りついたこころを溶かすふたつの変化――「不安を味方にして生きる」清水研 #16 [「こうあるべき」からの解放②]

          不安、悲しみ、怒り、絶望……。人生にはさまざまな困難が降りかかります。がん患者専門の精神科医として4000人以上の患者や家族と対話してきた清水研さんが、こころに不安や困難を感じているあらゆる人に向けて、抱えている問題を乗り越え、豊かに生きるためのヒントをお伝えします。 *第1回からお読みになる方はこちらです。 #16 「こうあるべき」からの解放②ふたつの変化――①怒りの感情  第15回では、カウンセリングでのやりとりと私の経験をもとに、「must(~しなくてはならない)」

          凍りついたこころを溶かすふたつの変化――「不安を味方にして生きる」清水研 #16 [「こうあるべき」からの解放②]

          わたしたちは愛についてなにも言えていない。――「ことぱの観察 #09〔恋(前編)〕」向坂くじら

          詩人として、国語専門塾の代表として、数々の活動で注目をあびる向坂くじらさん。この連載では、自身の考える言葉の定義を「ことぱ」と名付け、さまざまな「ことぱ」を観察していきます。 恋(前編) しかしまあ、愛がなにかを言おうとすると、なにか言う前からもう胃もたれしてくる。どうも気が乗らない。もちろん、簡単には手出しできない強敵だから、ということもあるけれど、もっと明確で、しょうもない理由がある。  ここまでいろいろな言葉を取りだしては定義をしてきた。定義をするのはおもしろい。どん

          わたしたちは愛についてなにも言えていない。――「ことぱの観察 #09〔恋(前編)〕」向坂くじら