哲学は17世紀が面白い! 刺激的な「近世合理哲学」入門
17世紀、科学の勃興と共に哲学は「注釈」であることをやめ、それぞれ単独で展開される「プロジェクト」となった――。そんな時代の代表的な4人の哲学者、デカルト・スピノザ・ホッブズ・ライプニッツの思想を親しみやすい語り口で明らかにした『哲学者たちのワンダーランド[改版] デカルト・スピノザ・ホッブズ・ライプニッツ』が復刊されました。著者は当社刊『哲学史入門II』でも17世紀哲学について解説いただいた上野修さんです。
上野さんの明快な語り口は本書でも存分に生かされ、「近世合理哲学」の