小説・エッセイ

78

日比谷で働く書店員のリアルな日常、街の情景、本の話――「日比谷で本を売っている。〔…

※当記事はエッセイ連載の第14回です。第1回から読む方はこちらです。  知人の作家が、Twitterのリプライで焼き野菜の作り方を質問され、なぜそんなことを聞くのかと困惑していた。彼女は料理研究家でも野菜の専門家でもない。そもそも焼き野菜は、野菜を焼いただけである。投稿した写真には、焦げ目…

今の私には人殺しができない――日常に潜む狂気を描いたサイコサスペンス小説「ここから…

 妊娠が判明した鳩里鳩子だが、その信条は確固として変わらない。自分より強い者しか殺さない。そんな彼女は、複数の「女性だけ」が殺された事件を「無差別通り魔事件」と報道するニュースに憤る。しかし、その後に訪れた未体験のつわりという悪夢が彼女の心をかき乱し――。  ※当記事は連載第3回で…

「鈴川絢子のママYouTuberの子育てノート」第9回(最終回) 私の夢と家族の夢

 6歳と3歳の兄弟との日々をはじめ、大好きな鉄道やおもちゃなどの魅力を動画で配信している、人気YouTuberの鈴川絢子さん。その等身大の様子は、とくに鉄道好きの子どもがいるお母さんたちに支持され、多くの共感を呼んでいます。  当連載では、動画では伝えきれない子育ての工夫や想いなどを、家…

日比谷で働く書店員のリアルな日常、日比谷の情景、そして、本の話――新井見枝香「日比…

※当記事はエッセイ連載の第13回です。第1回から読む方はこちらです。  近所の小学校の校庭を囲むフェンスに、生徒が夏休みの宿題で作った俳句が掲示されている。どうも冬休みには作らなかったようで、枯れ葉が散って3学期が始まっても、そのままだ。特に冷え込む今日この頃、前を通る度に、夏が恋し…

2020年「本がひらく」で話題を呼んだ記事5選を振り返り――韓国ドラマからラッパー評伝…

 今年一年「本がひらく」をご愛読くださり、本当にありがとうございました! 2020年1月15日にサイトを立ち上げて以降、「何ができるか」「何をやるべきか」を考えて実践しているうちに、あっという間に一年を迎えようしています。  そこで、この一年を振り返る代わりに、「本がひらく」で反響のあ…

「鈴川絢子のママYouTuberの子育てノート」第8回 子どもたちの「学び」の支え…

 6歳と3歳の兄弟との日々をはじめ、大好きな鉄道やおもちゃなどの魅力を動画で配信している、鈴川絢子さん。YouTubeでの動画配信を中心に活躍する、その等身大の様子は、とくに鉄道好きの子どもがいるお母さんたちから共感を呼んでいます。  当連載では、動画では伝えきれない子育ての工夫や想いな…

日比谷で働く書店員のリアルな日常、日比谷の情景、そして、本の話――エッセイ「日比谷…

※第1回から読む方はこちらです。  うさぎを追って穴に飛び込んだアリスは、元の世界に戻れないと、ハートの女王に泣きついたのだが、猫を追って路地裏に迷い込んだ私は、お家に帰れないと、Googleマップに頼ってしまった。情けない。  それにしても、不思議な猫だった。動物に好かれない私は、犬な…

映画続報に沸く『護られなかった者たちへ』(主演・佐藤健)のシリーズ続編『境界線』—…

復興への祈りを込めたヒューマンミステリー  12月16日(水)に中山七里さんの新作小説『境界線』が発売されます。この日は中山さんの誕生日です。そして今年は中山さんの作家デビュー10周年の記念イヤー。そのキャンペーンの一環として実施している「単行本12か月連続刊行」のフィナーレを飾るのが本…

「鈴川絢子のママYouTuberの子育てノート」第7回 本のある生活

 6歳と2歳の兄弟との日々や、大好きな鉄道やおもちゃなどの魅力を動画で配信する、人気YouTuberの鈴川絢子さん。その等身大の様子は、とくに鉄道好きの子どもがいるお母さんたちに支持され、共感を呼んでいます。 当連載では、動画では伝えきれない子育ての工夫や想いなどを、家族とのエピソードと…

日比谷で働く書店員のリアルな日常、日比谷の情景、そして、本の話――エッセイ「日比谷…

※連載第1回から読む方はこちらです。  髪の長い人には、定期的に「バッサリいきたい」という発作が訪れるようだ。髪は1年間に、約12センチほどしか伸びないと言われる。襟足を刈り上げるようなショートカットから背中の真ん中辺りまで伸ばすとなると、最低でも3年はかかるだろう。なんてことをして…