本がひらく

NHK出版の書籍編集部が、多彩な執筆陣による連載小説・エッセイ、教養・ノンフィクション読み物や、朝ドラ・大河ドラマの出演者や著者インタビューなどをお届けします。新刊情報も随時更新。ときどき編集部裏話も!

本がひらく

NHK出版の書籍編集部が、多彩な執筆陣による連載小説・エッセイ、教養・ノンフィクション読み物や、朝ドラ・大河ドラマの出演者や著者インタビューなどをお届けします。新刊情報も随時更新。ときどき編集部裏話も!

マガジン

  • 小説・エッセイ

    人気・実力を兼ね備えた執筆陣によるバラエティー豊かな作品や、著者インタビュー、近刊情報などを掲載。

  • 連載

    ミステリー小説や食エッセイから、小中学生向けの教養読み物まで、さまざまな興味・関心を刺激する作品を取りそろえています。

  • 教養・ノンフィクション

    各分野における最新の知識や再発見、情報の最前線から得た知見など、半歩先の知的好奇心を満たす記事を公開中。

  • NHK出版新書

    ビジネス、哲学、時事、環境、教育、宗教、美術、科学……多彩なジャンルを深くわかりやすく伝えるNHK出版新書の関連記事をラインナップ。

  • ドラマ

    朝ドラ、大河ドラマ、韓国ドラマなど、NHKドラマの出演者インタビューや、関連出版物の情報をお届けします。

リンク

記事一覧

知識人カルロ・ロヴェッリの全体像が明らかになる『規則より思いやりが大事な場所で』発売記念、収録作「錬金術師ニュートン」を全文公開!

アイアイからインドリに?! 「病める時も健やかなる時も」――昆虫・動物だけじゃない、篠原かをりの「卒業式、走って帰った」

連載 ロジカルコミュニケーション入門――【第9回】論理パズルを楽しもう!

「must」から「want」へ――「不安を味方にして生きる」清水研 #14 [こころの着地点を見つける②]

変えられるところから積み重ねて――料理と食を通して日常を考察するエッセイ「とりあえずお湯わかせ」柚木麻子

「must」を捨て自己肯定感を上げる――「不安を味方にして生きる」清水研 #13 [こころの着地点を見つける①]

知識人カルロ・ロヴェッリの全体像が明らかになる『規則より思いやりが大事な場所で』発売記念、収録作「錬金術師ニュートン」を全文公開!

『時間は存在しない』『世界は「関係」でできている』で知られる理論物理学者カルロ・ロヴェッリは、本国イタリアではテレビ・ラジオ・新聞などのメディアに多数出演し、社会問題等についてもコメントを求められる「発言する知識人」でもあります。物理学だけでなく、哲学や文学にも造詣の深いロヴェッリが新聞等に執筆したコラムから52篇を厳選して収録した『規則より思いやりが大事な場所で』より、ニュートンの意外な一面について考察した「錬金術師ニュートン」を全文公開します(※本記事用に一部を編集してい

アイアイからインドリに?! 「病める時も健やかなる時も」――昆虫・動物だけじゃない、篠原かをりの「卒業式、走って帰った」

動物作家・昆虫研究家として、さまざまなメディアに登場する篠原かをりさん。その博識さや生き物への偏愛ぶりで人気を集めていますが、この連載では「篠原かをり」にフォーカス! 忘れがたい経験や自身に影響を与えた印象深い人々、作家・研究者としての自分、プライベートとしての自分の現在とこれからなど、心のままにつづります。第2回はパートナーの看病を通して感じたことのお話です。 #02 病める時も健やかなる時も この冬、夫が初めて熱を出した。つきあっているときを含めても風邪らしきものをひい

連載 ロジカルコミュニケーション入門――【第9回】論理パズルを楽しもう!

●論理的思考の意味 本連載【第1回】「論理的思考で視野を広げよう!」では、「論理的思考」が「思考の筋道を整理して明らかにする」ことであると解説した。たとえば「男女の三角関係」のように複雑な問題であっても、思考の筋道を整理して明らかにしていく過程で、発想の幅が広がり、それまで気づかなかった新たな論点が見えてくる思考法である。 【第2回】「論理的思考で自分の価値観を見極めよう!」では、「ロジカルコミュニケーション」によって新たな論点を探し、反論にも公平に耳を傾け、最終的に自分が

「must」から「want」へ――「不安を味方にして生きる」清水研 #14 [こころの着地点を見つける②]

不安、悲しみ、怒り、絶望……。人生にはさまざまな困難が降りかかります。がん患者専門の精神科医として4000人以上の患者や家族と対話してきた清水研さんが、こころに不安や困難を感じているあらゆる人に向けて、抱えている問題を乗り越え、豊かに生きるためのヒントをお伝えします。 *第1回からお読みになる方はこちらです。 #14  こころの着地点を見つける②「must」の自分から自由になる  第13回でお話しした、抗がん剤治療の終了後、なかなか体調が元に戻らない古田恵理さん(仮名・5

変えられるところから積み重ねて――料理と食を通して日常を考察するエッセイ「とりあえずお湯わかせ」柚木麻子

『ランチのアッコちゃん』『BUTTER』『マジカルグランマ』など、数々のヒット作でおなじみの小説家、柚木麻子さん。今月は、新刊の執筆をきっかけに取り組んでいる、小さな「魔法」についてお届けします。 ※当記事は連載の第33回です。最初から読む方はこちらです。 #33 小さな魔法をかけるように この連載が始まってから、数々の不調をギャーギャーと訴えてきた。私なりにあらゆることをやった。通院したり、よく眠れるようにふるさと納税の返礼品に高い枕を選んだり、漢方薬を手に入れたり、身体

「must」を捨て自己肯定感を上げる――「不安を味方にして生きる」清水研 #13 [こころの着地点を見つける①]

不安、悲しみ、怒り、絶望……。人生にはさまざまな困難が降りかかります。がん患者専門の精神科医として4000人以上の患者や家族と対話してきた清水研さんが、こころに不安や困難を感じているあらゆる人に向けて、抱えている問題を乗り越え、豊かに生きるためのヒントをお伝えします。 *第1回からお読みになる方はこちらです。 #13 こころの着地点を見つける①なぜ自分には厳しいのか  人には受け入れがたいことと向き合い、前に進む力があります。第9回などに登場した室田隆さん(仮名・38歳男