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NHK出版の書籍編集部が、多彩な執筆陣による連載小説・エッセイ、教養・ノンフィクション読み物や、朝ドラ・大河ドラマの出演者や著者インタビューなどをお届けします。新刊情報も随時更新。ときどき編集部裏話も!

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記事一覧

英文読解力をつけるのに最良の文章…それは『不思議の国のアリス』だ!

イギリス文学の不朽の名作『不思議の国のアリス』の原文は、英語力を高める上でも最良の教材で…

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7か月前
41

マルクスでもレーニンでもなく、プーチンが熱烈に信奉するもの

 世界中を飛び回り、100か国近くの国々を訪れてきた寺島実郎さんが、自身の体験を軸に、冷静…

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7か月前
31

連載 ロジカルコミュニケーション入門――【第1回】論理的思考で視野を広げよう!

●三角関係のロジック  読者は、論理的に考えることが得意だろうか、あるいは、あまり得意で…

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7か月前
140

総理大臣がお忍びで街を市場調査したら――中山七里『総理になった男』第2回

「もしあなたが、突然総理になったら……」  そんなシミュレーションをもとにわかりやすく、…

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7か月前
19

水前寺公園への散歩と立田山でのお花見――「熊本かわりばんこ」#25〔春爛漫の熊本で…

 長年過ごした東京を離れ故郷・熊本に暮らしの場を移した吉本由美さんと、熊本市内で書店&雑…

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7か月前
26

増える本、どうする?――料理と食を通して日常を考察するエッセイ「とりあえずお湯わ…

『ランチのアッコちゃん』『BUTTER』『マジカルグランマ』など、数々のヒット作でおなじみの小…

本がひらく
7か月前
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英文読解力をつけるのに最良の文章…それは『不思議の国のアリス』だ!

英文読解力をつけるのに最良の文章…それは『不思議の国のアリス』だ!

イギリス文学の不朽の名作『不思議の国のアリス』の原文は、英語力を高める上でも最良の教材です。「本がひらく」で『不思議の国のアリス』を深読みする連載、「言葉が・言葉で・言葉を作る『アリス』の世界」を執筆し、先ごろ『『不思議の国のアリス』で深める英文解釈』を上梓した勝田悠紀さんが、『アリス』のあの名シーンの英文を徹底解説します。

『不思議の国のアリス』研究の大家エリザベス・シューエルが、こんなことを

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マルクスでもレーニンでもなく、プーチンが熱烈に信奉するもの

マルクスでもレーニンでもなく、プーチンが熱烈に信奉するもの

 世界中を飛び回り、100か国近くの国々を訪れてきた寺島実郎さんが、自身の体験を軸に、冷静なバランス感覚で「知るべきユダヤ要素」をまとめた書籍『ダビデの星を見つめて 体験的ユダヤ・ネットワーク論』。好評につきこのたび4刷が決定しました。
 ユダヤ人が大切にする高付加価値主義とグローバリズムは、奇しくも、産業資本主義から情報を基軸とする金融資本主義、DX技術の進歩によるデジタル資本主義に分裂しようと

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連載 ロジカルコミュニケーション入門――【第1回】論理的思考で視野を広げよう!

連載 ロジカルコミュニケーション入門――【第1回】論理的思考で視野を広げよう!

●三角関係のロジック

 読者は、論理的に考えることが得意だろうか、あるいは、あまり得意ではないだろうか?
 「論理的思考」や「ロジカルコミュニケーション」とは何かを説明する前に、日常的に遭遇するタイプの問題を先入観のない状態で考えてみてほしい。
 これは、実際に私が学生から相談を受けた話である。

 さて、読者がこの相談を受けたとしたら、Xにどのようなアドバイスをするだろうか?
 ちなみに、私の

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総理大臣がお忍びで街を市場調査したら――中山七里『総理になった男』第2回

総理大臣がお忍びで街を市場調査したら――中山七里『総理になった男』第2回

「もしあなたが、突然総理になったら……」
 そんなシミュレーションをもとにわかりやすく、面白く、そして熱く政治を描いた中山七里さんの人気小説『総理にされた男』待望の続編開始!
 ある日、現職の総理大臣の替え玉にさせられた、政治に無頓着な売れない舞台役者・加納慎策は、政界の常識にとらわれず純粋な思いと言動で国内外の難局を切り抜けてきた。次なる相手は長らく続く景気低迷。決定的な打開策を見出せない政府に

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水前寺公園への散歩と立田山でのお花見――「熊本かわりばんこ」#25〔春爛漫の熊本で〕吉本由美

水前寺公園への散歩と立田山でのお花見――「熊本かわりばんこ」#25〔春爛漫の熊本で〕吉本由美

 長年過ごした東京を離れ故郷・熊本に暮らしの場を移した吉本由美さんと、熊本市内で書店&雑貨カフェを営む田尻久子さん。
 本と映画、そして猫が大好きなふたりが、熊本暮らしの手ざわりを「かわりばんこ」に綴ります。 ※#01から読む方はこちらです。

春爛漫の熊本で 春真っ盛りである。今朝も窓を開けるとどこからか、ホ〜キョ、キョッキョッキョと、発声練習中らしいウグイスの声が届く。立派なホーホケキョとなる

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増える本、どうする?――料理と食を通して日常を考察するエッセイ「とりあえずお湯わかせ」柚木麻子

増える本、どうする?――料理と食を通して日常を考察するエッセイ「とりあえずお湯わかせ」柚木麻子

『ランチのアッコちゃん』『BUTTER』『マジカルグランマ』など、数々のヒット作でおなじみの小説家、柚木麻子さん。今月は小説家にはつきものの悩みについてです。
※当記事は連載の第25回です。最初から読む方はこちらです。
#25  ときめきでは決められない 新型コロナウイルスが発生してから三年。ものすごく本が増えてしまったのだ。物書きの家に本が多いのは当たり前だし、物書きに限らず自粛の間にネットで本

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