本がひらく
記事一覧
IT批評の第一人者・尾原和啓氏が、 ネットビジネスの現在地と未来を語る
『ITビジネスの原理』や『アフターデジタル』など数々の著書で、ベンチャー経営者やDX関係者、大企業の新規事業開発者らに大きなインパクトを与え続けてきた尾原和啓氏。その尾原氏がインターネット登場から四半世紀のネットビジネスを総括し、未来を見通した完全新作『ネットビジネス進化論 何が「成功」をもたらすのか』が6月27日に発売になります。ネット時代の新しい教養書としても、新規ビジネスのアイデア集としても
もっとみるトロントのスマートシティ計画はなぜ失敗したか?――文明評論家・リフキンが示す、官民提携ビジネスモデルの課題
いわゆる「スーパーシティ」構想を盛り込んだ「改正国家戦略特区法」が5月27日の参院本会議で可決、成立しました。内閣府の「国家戦略特区」に関する資料は、「スーパーシティ」構想の「白地から未来都市を作り上げるグリーンフィールド型の取り組み」の参考事例としてカナダ・トロント市に言及しています。そこには「住民の不安による混乱や遅滞も」という一文が。いったい何が起こったのでしょうか? ジェレミー・リフキン著
もっとみる赤坂真理「愛と性と存在のはなし」第9回 〔すべての身体と心にはズレがある〕
※連載第1回から読む方はこちら
性の管理とその犠牲
この連載の第1回で、提示した命題を覚えているだろうか?
よりわかりやすく言い換えて、もう一度繰り返す。
「すべての個人は性的マイノリティである」
自分はヘテロセクシュアルだから普通、などと思っていると、人生が非常に生きにくい。これからますます生きにくくなるだろう。伝統価値の崩壊が世界一くらいに速い戦後日本社会では、特にそうだと思う。
中野京子「異形のものたち――絵画のなかの怪を読む 《人はなぜヘビを嫌い、恐れるのか?(1)》」
画家のイマジネーションの飛翔から生まれ、鑑賞者に長く熱く支持されてきた、名画の中の「異形のものたち」。
大人気「怖い絵」シリーズの作家が、そこに秘められた真実を読む。
※当記事は連載第3回です。第1回から読む方はこちらです。
邪悪の象徴
人間にとって蛇の異質さは格別である。紐状の長い身体。四肢を持たないのに自在に動きまわり、鱗の肌は冷たく、目はさらに冷たい。鳥のように卵から孵化し、昆虫の
「鈴川絢子のママYouTuberの子育てノート」第2回 子どもたちとYouTube
家族と一緒に大好きな鉄道をどうやって満喫するか、2児の母として日々の子育てをいかに楽しいものにするか——。そんな子どもたちとの時間の過ごし方を、のびのびと前向きにYouTubeの動画を通じて伝える姿が、とくに鉄道好きの子どもたちを持つお母さんたちから支持されている人気YouTuberの鈴川絢子さん。
当連載では、動画配信では伝えきれない子育ての工夫や想い、また、撮影のコツなどを大好きな鉄道の話