本がひらく

NHK出版の書籍編集部が、多彩な執筆陣による連載小説・エッセイ、教養・ノンフィクション読み物や、朝ドラ・大河ドラマの出演者や著者インタビューなどをお届けします。新刊情報も随時更新。ときどき編集部裏話も!

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記事一覧

【連載】南沢奈央「女優そっくり」第5回

人と一緒に料理をすることでしか感じられない心の揺れと、人の気配があるおいしさ。「敵にレシピは教えないでしょう?」――料理に心が動いたあの瞬間の記録《自炊の風景》山口祐加

平成を生きた「私たちの物語」を描きたい。――連続テレビ小説「おむすび」脚本家・根本ノンジさん寄稿

ほんのささやかなライフハックが、今日も自分を救ってくれる。「救ってくれる」――《こどく、と、生きる》統合失調症VTuber もりのこどく

こころが思うようにならない人へ――「不安を味方にして生きる」清水研

パイナップルみたいな「新メンバーを紹介するぜ」――昆虫・動物だけじゃない、篠原かをりの「卒業式、走って帰った」

【連載】南沢奈央「女優そっくり」第5回

見返してやる。続けてやる 「ターニングポイントになった仕事はなんですか?」  取材でよく聞かれる質問なのだが、答えるのが難しい。振り返ってみれば、意識が変化したのはあの頃かもしれない、などと思いあたる仕事はあるが、デビューしてしばらくは振り返る余裕もなく、前だけを見て仕事をしていた。質問されて初めて振り返ることになるから、答えるのに時間がかかってしまう。しかも、「ありますか?」ではなく「なんですか?」という、ターニングポイントがあるという前提での質問だから、何かを探さなければ

人と一緒に料理をすることでしか感じられない心の揺れと、人の気配があるおいしさ。「敵にレシピは教えないでしょう?」――料理に心が動いたあの瞬間の記録《自炊の風景》山口祐加

自炊料理家として多方面で活躍中の山口祐加さんが、日々疑問に思っていることや、料理や他者との関わりの中でふと気づいたことや発見したことなどを、飾らず、そのままに綴った風景の記録。山口さんが自炊の片鱗に触れ、「料理に心が動いた時」はどんな瞬間か。世界中の「日常のごはん」を求めて海外を旅している山口さんが次に訪ねたのはポルトガル。そこではどんな体験や発見、出会いがあったのでしょうか。 ※第1回から読む方はこちらです。 #16 敵にレシピは教えないでしょう?「敵にレシピは教えないで

平成を生きた「私たちの物語」を描きたい。――連続テレビ小説「おむすび」脚本家・根本ノンジさん寄稿

“普通”に生きている人々のさりげない日常を丁寧に描き、そこからキャラクターの特徴や魅力を浮き彫りにしていく根本ノンジさん。近年の代表作「正 直不動産」は抜群のエンタメでありながら、人の優しさに触れられるドラマとして人気に。そんな根本さんが朝ドラで描きたいと思ったテーマとは……。  本記事では、9月25日発売『NHKドラマ・ガイド 連続テレビ小説「おむすび」Part1』よりご紹介します。  2022年秋。平日の午後2時。東京・新橋にある老舗のサウナ室にはメタボ気味の40代サラ

ほんのささやかなライフハックが、今日も自分を救ってくれる。「救ってくれる」――《こどく、と、生きる》統合失調症VTuber もりのこどく

「同じ病で苦しむ仲間とつながりたい、救いたい、当事者以外の人たちにも病気のことを知ってほしい」という思いでVTuberになり、配信を通してメッセージを伝え続けるもりのこどくさん。高校生で統合失調症になった彼女がいかにしてVTuberになったのか、その足跡を綴ったエッセイ連載です。 ※#0から読む方はこちらです。 #25 救ってくれる こどくは、現在大学に通っている。大学だから、もちろんさまざまな講義がある。今回は、こどくが講義を受けるにあたっての、ライフハックをふたつ紹介し

こころが思うようにならない人へ――「不安を味方にして生きる」清水研

 がん患者専門の精神科医として、4000人以上の患者や家族と対話してきた清水研さん。こころに不安や困難を感じている人に向けて、抱えている問題を乗り越え、限られた人生を豊かに生きるためのヒントを伝える『不安を味方にして生きる――「折れないこころ」のつくり方』(清水研/NHK出版)が9月27日に発売になります。本書は当ウェブマガジン「本がひらく」に連載された「不安を味方にして生きる」(2023年5月~2024年9月)を加筆・修正し、再編集したものです。刊行にあたって、書籍『不安を

パイナップルみたいな「新メンバーを紹介するぜ」――昆虫・動物だけじゃない、篠原かをりの「卒業式、走って帰った」

動物作家・昆虫研究家として、さまざまなメディアに登場する篠原かをりさん。その博識さや生き物への偏愛ぶりで人気を集めていますが、この連載では「篠原かをり」にフォーカス! 忘れがたい経験や自身に影響を与えた印象深い人々、作家・研究者としての自分、プライベートとしての自分の現在とこれからなど、心のままにつづります。第14回は篠原さんのお子さんに対する思いのお話です。 ※第1回から読む方はこちらです。 #14 新メンバーを紹介するぜ きついながらも、産前のズボンが入るようになった。