本がひらく
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記事一覧
一番大事なのは友達と話して、いい時間を積み重ねること。「友達を家に呼んで食べる時に考えていること」――料理に心が動いたあの瞬間の記録《自炊の風景》山口祐加
自炊料理家として多方面で活躍中の山口祐加さんが、日々疑問に思っていることや、料理や他者との関わりの中でふと気づいたことや発見したことなどを、飾らず、そのままに綴った風景の記録。山口さんが自炊の片鱗に触れ、「料理に心が動いた時」はどんな瞬間か。学生時代から友人を自宅に招いて料理を振る舞っていたという山口さん。長年の経験で培った、自宅で友人・知人と一緒にごはんを食べる時に考えること、することとは。 ※第1回から読む方はこちらです。 #12 友達を家に呼んで食べる時に考えている
思いがけないいいことが、人生にはいろいろあるだろう。「いいこと、あるかも」――《こどく、と、生きる》統合失調症VTuber もりのこどく
「同じ病で苦しむ仲間とつながりたい、救いたい、当事者以外の人たちにも病気のことを知ってほしい」という思いでVTuberになり、配信を通してメッセージを伝え続けるもりのこどくさん。高校生で統合失調症になった彼女がいかにしてVTuberになったのか、その足跡を綴ったエッセイ連載です。 ※#0から読む方はこちらです。 #16 いいこと、あるかも これはないしょなのだが、統合失調症が落ちついてから、おくすりの副作用でとても太った。といっても、統合失調症の症状が重いときは、逆にごはん
自分を「よくやった」と認めてあげていいじゃないか。「いちばん知っている」――《こどく、と、生きる》統合失調症VTuber もりのこどく
「同じ病で苦しむ仲間とつながりたい、救いたい、当事者以外の人たちにも病気のことを知ってほしい」という思いでVTuberになり、配信を通してメッセージを伝え続けるもりのこどくさん。高校生で統合失調症になった彼女がいかにしてVTuberになったのか、その足跡を綴ったエッセイ連載です。 ※#0から読む方はこちらです。 #15 いちばん知っている レジンクラフトにはまっていた時期がある。 こどくはむかしから不器用で、こまかい作業がにがてだった。でも、なぜか、ときどき手を動かすのが