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NHK出版の書籍編集部が、多彩な執筆陣による連載小説・エッセイ、教養・ノンフィクション読み物や、朝ドラ・大河ドラマの出演者や著者インタビューなどをお届けします。新刊情報も随時更新。ときどき編集部裏話も!

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記事一覧

ベストなタイミングを考えて作っているのに。「先に食べてるよ」――料理に心が動いた…

 自炊料理家として多方面で活躍中の山口祐加さんが、日々疑問に思っていることや、料理や他者…

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6か月前
106

すぐに生き方は変えられないから。「ゆっくりと」――《こどく、と、生きる》統合失調…

「同じ病で苦しむ仲間とつながりたい、救いたい、当事者以外の人たちにも病気のことを知ってほ…

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6か月前
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関係につける名前なんて問題にならないぐらいの、あなたなのだ。――「ことぱの観察 …

詩人として、国語専門塾の代表として、数々の活動で注目をあびる向坂くじらさん。この連載では…

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6か月前
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一生ださくなれない「男装の変人」――昆虫・動物だけじゃない、篠原かをりの「卒業式…

動物作家・昆虫研究家として、さまざまなメディアに登場する篠原かをりさん。その博識さや生き…

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6か月前
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手を差し伸べてくれたひとに、手を伸ばして。「大丈夫」――《こどく、と、生きる》統…

「同じ病で苦しむ仲間とつながりたい、救いたい、当事者以外の人たちにも病気のことを知ってほ…

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6か月前
109

祝・新生活――料理と食を通して日常を考察するエッセイ「とりあえずお湯わかせ」柚木…

『ランチのアッコちゃん』『BUTTER』『マジカルグランマ』など、数々のヒット作でおなじみの小…

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6か月前
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ベストなタイミングを考えて作っているのに。「先に食べてるよ」――料理に心が動いたあの瞬間の記録《自炊の風景》山口祐加

 自炊料理家として多方面で活躍中の山口祐加さんが、日々疑問に思っていることや、料理や他者との関わりの中でふと気づいたことや発見したことなどを、飾らず、そのままに綴った風景の記録。山口さんが自炊の片鱗に触れ、「料理に心が動いた時」はどんな瞬間か。今回は、自宅で誰かと一緒にごはんを食べるとうれしさが増すこともある反面、時にはそれによってやきもきすることも……というお話です。 ※第1回から読む方はこちらです。 #6 先に食べてるよ「先に食べてるよ」  夫と暮らし始めてから、何度

すぐに生き方は変えられないから。「ゆっくりと」――《こどく、と、生きる》統合失調症VTuber もりのこどく

「同じ病で苦しむ仲間とつながりたい、救いたい、当事者以外の人たちにも病気のことを知ってほしい」という思いでVTuberになり、配信を通してメッセージを伝え続けるもりのこどくさん。高校生で統合失調症になった彼女がいかにしてVTuberになったのか、その足跡を綴ったエッセイ連載です。 ※#0から読む方はこちらです。 #3 ゆっくりと こどくは、なにをするのも遅い。それはむかしからだった。  さかのぼること22年。まだ1歳のあかんぼうだったころ、まわりが駆けまわっているなかで、こ

関係につける名前なんて問題にならないぐらいの、あなたなのだ。――「ことぱの観察 #15〔友だち(訂正)〕」向坂くじら

詩人として、国語専門塾の代表として、数々の活動で注目をあびる向坂くじらさん。この連載では、自身の考える言葉の定義を「ことぱ」と名付け、さまざまな「ことぱ」を観察していきます。 友だち(訂正) 三十になろうかという秋の夜、「お友達になりたいです」と言われた。この、もっぱら人づきあいが苦手で、友だちの少ない、そして「友だち」という語のうまく使えない、わたしが。そうメッセージをくれたのは同年代の女性で、その日の昼間にはじめて仕事で会ったばかりの相手だった。  わたしはびっくりして

一生ださくなれない「男装の変人」――昆虫・動物だけじゃない、篠原かをりの「卒業式、走って帰った」

動物作家・昆虫研究家として、さまざまなメディアに登場する篠原かをりさん。その博識さや生き物への偏愛ぶりで人気を集めていますが、この連載では「篠原かをり」にフォーカス! 忘れがたい経験や自身に影響を与えた印象深い人々、作家・研究者としての自分、プライベートとしての自分の現在とこれからなど、心のままにつづります。第10回はちょっと変わった(?)篠原さんのアルバイト経験のお話です。 ※第1回から読む方はこちらです。 #10 男装の変人 私は、働くのが好きである。作家とタレントとい

手を差し伸べてくれたひとに、手を伸ばして。「大丈夫」――《こどく、と、生きる》統合失調症VTuber もりのこどく

「同じ病で苦しむ仲間とつながりたい、救いたい、当事者以外の人たちにも病気のことを知ってほしい」という思いでVTuberになり、配信を通してメッセージを伝え続けるもりのこどくさん。高校生で統合失調症になった彼女がいかにしてVTuberになったのか、その足跡を綴ったエッセイ連載です。 ※#0から読む方はこちらです。 #2 大丈夫 統合失調症の症状で、頭のなかに幻聴が鳴り響いていたとき、駅のホームで蹲ってしまったことがある。動けなくなって、しんどくて、でも家から離れた駅にひとりぼ

祝・新生活――料理と食を通して日常を考察するエッセイ「とりあえずお湯わかせ」柚木麻子

『ランチのアッコちゃん』『BUTTER』『マジカルグランマ』など、数々のヒット作でおなじみの小説家、柚木麻子さん。今月は新生活の助けになっている食べ物についてのお話です。 ※当記事は連載の第37回です。最初から読む方はこちらです。 #37 午後三時のエネルギー補給 子どもが小学校に上がり、いよいよ新生活が始まった。私もある程度ちゃんとした服装を求められる場面も増えたが、相変わらずの寒暖差ゆえ、毎朝、何を着ていいかわからない。天気予報を見て、これだ、と思っても大抵判断をあやま