本がひらく
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日常風景も、輝いて見えるようになった。「眩しい日常」――《こどく、と、生きる》統合失調症VTuber もりのこどく
「同じ病で苦しむ仲間とつながりたい、救いたい、当事者以外の人たちにも病気のことを知ってほしい」という思いでVTuberになり、配信を通してメッセージを伝え続けるもりのこどくさん。高校生で統合失調症になった彼女がいかにしてVTuberになったのか、その足跡を綴ったエッセイ連載です。
※#0から読む方はこちらです。
#28 眩しい日常 こどくは、体調がよくなってきてから、バスやタクシー、電車、自転車
渡英を前に、ゼロ年代の名画を思い出す――料理と食を通して日常を考察するエッセイ「とりあえずお湯わかせ」柚木麻子
『ランチのアッコちゃん』『BUTTER』『マジカルグランマ』など、数々のヒット作でおなじみの小説家、柚木麻子さん。イギリス渡航を前にして準備に忙しい中、2000年代を象徴する映画について、お送りします。
※当記事は連載の第43回です。最初から読む方はこちらです。
#43 ロスト・イン・トランスレーション
仕事でのイギリス行きが間近に迫り、準備に余念がない。英会話教室の集中コースを消化しつつ、
"ミニマル炒飯"は「あわてないチャーハン」。脱マチズモで、作る人を選ばない(料理人・文筆家、稲田俊輔)【4/4話】
インド料理に限らず、和食、洋食、フレンチなど幅広いジャンルを手がける料理人の稲田俊輔さん。家庭には「ミニマル料理」を提案しています。では、「ミニマル炒飯はどんな料理?」と尋ねると「あわてないチャーハン」とのお答え。そこには合理性だけでなく、作り手とチャーハンへの深い思いがありました。稲田流レシピに独特な「重さ」を測りながら作る理由についても合わせて聞きました。
■素材の味をストレートに生かす「シ
もっと自炊は自由でいいんだよなぁ。「インド人青年のミッドナイトパスタ」――料理に心が動いたあの瞬間の記録《自炊の風景》山口祐加
自炊料理家として多方面で活躍中の山口祐加さんが、日々疑問に思っていることや、料理や他者との関わりの中でふと気づいたことや発見したことなどを、飾らず、そのままに綴った風景の記録。山口さんが自炊の片鱗に触れ、「料理に心が動いた時」はどんな瞬間か。世界中の「日常のごはん」を求めて海外を旅している山口さんがポルトガルの次に訪ねたのはスペイン。ホームステイ先で出会ったインド人青年の料理観に触れた山口さんは―
もっとみる宮島未奈『モモヘイ日和』第7回「夏休みの大発見」
24年本屋大賞受賞作『成瀬は天下を取りにいく』の作者・宮島未奈さんの新作小説が「基礎英語」テキストにて好評連載中です。「本がひらく」では「基礎英語」テキスト発売日に合わせ、最新話のひとつ前のストーリーを公開いたします。
とある地方都市・白雪町を舞台に、フツーの中学生・エリカたちが巻き起こすドタバタ&ほっこり青春劇!
夏休み目前となったある朝、学校の前の横断歩道に、背の高い警察官が百平さんと一緒