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シン・アナキズム 第5章 グレーバー (その12)

 みなさま、おはこんばんちは! 何を言っているんだと思われそうだが、鳥山明を追悼してい…

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2時間前
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「もしかしたら、つらいのかもしれない」という想像力。「もっとやさしくていい」――…

「同じ病で苦しむ仲間とつながりたい、救いたい、当事者以外の人たちにも病気のことを知ってほ…

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連載 ロジカルコミュニケーション入門――【第13回】自意識のパラドックスを考えてみ…

●論理的思考の意味 本連載【第1回】「論理的思考で視野を広げよう!」では、「論理的思考」…

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ベストなタイミングを考えて作っているのに。「先に食べてるよ」――料理に心が動いた…

 自炊料理家として多方面で活躍中の山口祐加さんが、日々疑問に思っていることや、料理や他者…

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すぐに生き方は変えられないから。「ゆっくりと」――《こどく、と、生きる》統合失調…

「同じ病で苦しむ仲間とつながりたい、救いたい、当事者以外の人たちにも病気のことを知ってほ…

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関係につける名前なんて問題にならないぐらいの、あなたなのだ。――「ことぱの観察 …

詩人として、国語専門塾の代表として、数々の活動で注目をあびる向坂くじらさん。この連載では…

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13日前
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シン・アナキズム 第5章 グレーバー (その12)

シン・アナキズム 第5章 グレーバー (その12)


 みなさま、おはこんばんちは! 何を言っているんだと思われそうだが、鳥山明を追悼している。「Dr.スランプ アラレちゃん」に心酔して声優を目指したのに、中学の友人たちに「西友」と間違えられてから早43年と思うと感慨もひとしおだ。このアニメのエンディングソングで「ペンギン村からおはこんばんちは 右向いて左向いてバイちゃバイちゃ」と言っていた。高橋留美子と鳥山明とともにはじまった80年代アニメの世界

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「もしかしたら、つらいのかもしれない」という想像力。「もっとやさしくていい」――《こどく、と、生きる》統合失調症VTuber もりのこどく

「もしかしたら、つらいのかもしれない」という想像力。「もっとやさしくていい」――《こどく、と、生きる》統合失調症VTuber もりのこどく

「同じ病で苦しむ仲間とつながりたい、救いたい、当事者以外の人たちにも病気のことを知ってほしい」という思いでVTuberになり、配信を通してメッセージを伝え続けるもりのこどくさん。高校生で統合失調症になった彼女がいかにしてVTuberになったのか、その足跡を綴ったエッセイ連載です。
※#0から読む方はこちらです。
#4  もっとやさしくていい 妄想、しているだろうか。
 ここで言う妄想とは、なにかに

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連載 ロジカルコミュニケーション入門――【第13回】自意識のパラドックスを考えてみよう!

連載 ロジカルコミュニケーション入門――【第13回】自意識のパラドックスを考えてみよう!


●論理的思考の意味 本連載【第1回】「論理的思考で視野を広げよう!」では、「論理的思考」が「思考の筋道を整理して明らかにする」ことであると解説した。たとえば「男女の三角関係」のように複雑な問題であっても、思考の筋道を整理して明らかにしていく過程で、発想の幅が広がり、それまで気づかなかった新たな論点が見えてくる思考法である。

【第2回】「論理的思考で自分の価値観を見極めよう!」では、「ロジカル

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ベストなタイミングを考えて作っているのに。「先に食べてるよ」――料理に心が動いたあの瞬間の記録《自炊の風景》山口祐加

ベストなタイミングを考えて作っているのに。「先に食べてるよ」――料理に心が動いたあの瞬間の記録《自炊の風景》山口祐加

 自炊料理家として多方面で活躍中の山口祐加さんが、日々疑問に思っていることや、料理や他者との関わりの中でふと気づいたことや発見したことなどを、飾らず、そのままに綴った風景の記録。山口さんが自炊の片鱗に触れ、「料理に心が動いた時」はどんな瞬間か。今回は、自宅で誰かと一緒にごはんを食べるとうれしさが増すこともある反面、時にはそれによってやきもきすることも……というお話です。
※第1回から読む方はこちら

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すぐに生き方は変えられないから。「ゆっくりと」――《こどく、と、生きる》統合失調症VTuber もりのこどく

すぐに生き方は変えられないから。「ゆっくりと」――《こどく、と、生きる》統合失調症VTuber もりのこどく

「同じ病で苦しむ仲間とつながりたい、救いたい、当事者以外の人たちにも病気のことを知ってほしい」という思いでVTuberになり、配信を通してメッセージを伝え続けるもりのこどくさん。高校生で統合失調症になった彼女がいかにしてVTuberになったのか、その足跡を綴ったエッセイ連載です。
※#0から読む方はこちらです。
#3  ゆっくりと こどくは、なにをするのも遅い。それはむかしからだった。
 さかのぼ

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関係につける名前なんて問題にならないぐらいの、あなたなのだ。――「ことぱの観察 #15〔友だち(訂正)〕」向坂くじら

関係につける名前なんて問題にならないぐらいの、あなたなのだ。――「ことぱの観察 #15〔友だち(訂正)〕」向坂くじら

詩人として、国語専門塾の代表として、数々の活動で注目をあびる向坂くじらさん。この連載では、自身の考える言葉の定義を「ことぱ」と名付け、さまざまな「ことぱ」を観察していきます。

友だち(訂正) 三十になろうかという秋の夜、「お友達になりたいです」と言われた。この、もっぱら人づきあいが苦手で、友だちの少ない、そして「友だち」という語のうまく使えない、わたしが。そうメッセージをくれたのは同年代の女性で

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