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NHK出版の書籍編集部が、多彩な執筆陣による連載小説・エッセイ、教養・ノンフィクション読み物や、朝ドラ・大河ドラマの出演者や著者インタビューなどをお届けします。新刊情報も随時更新。ときどき編集部裏話も!

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記事一覧

〝必要無駄〞のおかげで今の自分があるのだ。無駄とわかっていてもすること――お題を…

タレント、女優、エッセイストなど多彩な活躍を続ける壇蜜さん。ふだんラジオのパーソナリティ…

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10か月前
34

連載 ロジカルコミュニケーション入門――【第2回】論理的思考で自分の価値観を見極…

●論理的思考とは何か  本連載【第1回】「論理的思考で視野を広げよう!」でも解説したよう…

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10か月前
56

4000人以上のがん患者と対話してきた精神科医による豊かな人生のためのヒント――「不…

不安、悲しみ、怒り、絶望……。人生にはさまざまな困難が降りかかります。がん患者専門の精神…

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10か月前
147

成田空港のお膝元に聞く外国人犯罪の実態――『総理になった男』中山七里/第4回

「もしあなたが、突然総理になったら……」  そんなシミュレーションをもとにわかりやすく、…

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10か月前
14

連載 シン・アナキズム 第5章 グレーバー (その3)

「欧米とそれ以外」という世界像を批判する 西欧/欧米とそれ以外の地域や文化の区分を自明…

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10か月前
20

ハーバード教育大学院で活躍の心理学者が「みんな同じ」に潜む危険性を解説

 なぜ日本人男性の育休取得が進まないのか? 思い込みから起きた飛行機墜落事故の真相とは?…

本がひらく
11か月前
31
〝必要無駄〞のおかげで今の自分があるのだ。無駄とわかっていてもすること――お題を通して“壇蜜的こころ”を明かす「蜜月壇話」

〝必要無駄〞のおかげで今の自分があるのだ。無駄とわかっていてもすること――お題を通して“壇蜜的こころ”を明かす「蜜月壇話」

タレント、女優、エッセイストなど多彩な活躍を続ける壇蜜さん。ふだんラジオのパーソナリティとしてリスナーからのお便りを紹介している壇蜜さんが、今度はリスナーの立場から、ふられたテーマをもとに自身の経験やいま思っていることなどを語った連載です。
*第1回からお読みになる方はこちらです。
#14
無駄とわかっていてもすること 「これまであなたに使った時間を返してよ! 無駄にさせないでよ!」と怒鳴られて

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連載 ロジカルコミュニケーション入門――【第2回】論理的思考で自分の価値観を見極めよう!

連載 ロジカルコミュニケーション入門――【第2回】論理的思考で自分の価値観を見極めよう!

●論理的思考とは何か

 本連載【第1回】「論理的思考で視野を広げよう!」でも解説したように、「論理的思考」とは、「思考の筋道を整理して明らかにする」ことである。たとえば「男女の三角関係」のように複雑な問題であっても、思考の筋道を整理して明らかにしていく過程で、発想の幅が広がり、それまで気づかなかった新たな論点が見えてくる。引き続き、「論理的思考」を楽しんでほしい。

●問題の具体化

 さて、読

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4000人以上のがん患者と対話してきた精神科医による豊かな人生のためのヒント――「不安を味方にして生きる」清水研

4000人以上のがん患者と対話してきた精神科医による豊かな人生のためのヒント――「不安を味方にして生きる」清水研

不安、悲しみ、怒り、絶望……。人生にはさまざまな困難が降りかかります。がん患者専門の精神科医として4000人以上の患者や家族と対話してきた清水研さんが、こころに不安や困難を感じているあらゆる人に向けて、抱えている問題を乗り越え、豊かに生きるためのヒントをお伝えします。
#01 不安の正体をさぐる不安を将来への準備の原動力に

 この連載は、人生に不安や困難を感じているあらゆる人に向けて、その人が

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成田空港のお膝元に聞く外国人犯罪の実態――『総理になった男』中山七里/第4回

成田空港のお膝元に聞く外国人犯罪の実態――『総理になった男』中山七里/第4回

「もしあなたが、突然総理になったら……」
 そんなシミュレーションをもとにわかりやすく、面白く、そして熱く政治を描いた中山七里さんの人気小説『総理にされた男』待望の続編!
 ある日、現職の総理大臣の替え玉にさせられた、政治に無頓着な売れない舞台役者・加納慎策は、政界の常識にとらわれず純粋な思いと言動で国内外の難局を切り抜けてきた。景気対策としてインバウンド消費の向上を検討するも、外国人犯罪に対する

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連載 シン・アナキズム 第5章 グレーバー (その3)

連載 シン・アナキズム 第5章 グレーバー (その3)


「欧米とそれ以外」という世界像を批判する 西欧/欧米とそれ以外の地域や文化の区分を自明とする世界像の批判と、グレーバーにおけるアナキズム観には深い関係がある。つまり、人類学者としての仕事と社会運動の実践家としての活動とは結びついているのだ。では両者の関係はどのようなものなのか。これを明らかにするために、はじめに『民主主義の非西洋起源について』を取り上げる。この翻訳書は、2014年に刊行されたフラ

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ハーバード教育大学院で活躍の心理学者が「みんな同じ」に潜む危険性を解説

ハーバード教育大学院で活躍の心理学者が「みんな同じ」に潜む危険性を解説

 なぜ日本人男性の育休取得が進まないのか? 思い込みから起きた飛行機墜落事故の真相とは? 移植用腎臓の10%が無駄になる理由とは?
「集合的幻想」とは、事実に見えたことが実際には思い込みだったにもかかわらず、間違った認識のまま大勢が行動すること。この集合的幻想は現在、社会や組織、個人にいたるまで大きな弊害をもたらしています。『なぜ皆が同じ間違いをおかすのか 「集団の思い込み」を打ち砕く技術』(N

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