本がひらく
NHK出版の書籍編集部が、多彩な執筆陣による連載小説・エッセイ、教養・ノンフィクション…
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【著者インタビュー・後篇】どの会社でも行われる「社員研修」と、大正時代の「教養ブーム」が、もとは同じもの?! 著者インタビューの続きを公開
(前回から続く) ――ビジネス書とオンラインサロンについて、ちょっと細かいかもしれませんが質問させてください。ビジネス書には、時間の管理や、効率性の追求、メンタルを強くするための方法など、働く人のヒントになるものがたくさんあります。でもこれは令和や平成の働き方で重視されるものであって、昭和、ましてや明治や大正の時代にそういうものはなかったのではありませんか? モーレツとか、根性とか、飲ミニケーションとか、そういう文化は、修養と関係あるのでしょうか。 関係しています。効率の
NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で仏教美術考証を務める塩澤寛樹さんの連載『運慶の風景』! 第2回は美術史における運慶の位置を考えます。
第1回で紹介した願成就院の阿弥陀如来坐像をはじめとする5軀を含め、運慶が残した数多くの仏像を私たちはいま鎌倉彫刻と呼び、そして鎌倉彫刻は日本の彫刻史上の集大成の時代といわれますが、そもそもそうした評価はどのように形成されてきたのでしょうか。運慶仏の制作の経緯やすぐれた持ち味の吟味から一旦離れ、第2回では日本の美術史・彫刻史の中で運慶の時代の仏像がどのように位置づけられてきたのかについて振り返っていきます。話題の時世は、運慶仏がつくられた中世からおよそ700年後の近代・明治時
自分でも謎のおかしな癖 「これって、私だけ?……こだわりがあるのか、ないのか」――お題を通して“壇蜜的こころ”を明かす「蜜月壇話」
タレント、女優、エッセイストなど多彩な活躍を続ける壇蜜さん。ふだんラジオのパーソナリティとしてリスナーからのお便りを紹介している壇蜜さんが、今度はリスナーの立場から、ふられたテーマをもとに自身の経験やいま思っていることなどを語った連載です。 *第1回からお読みになる方はこちらです。 #05 これって、私だけ?……こだわりがあるのか、ないのか ふと、「うちは家族みんなでお風呂に入ってますよ。さすがに全員は狭くて無理ですけど」と、中高一貫の女子校時代に2つ下の学年の後輩に言われ