本がひらく
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額田王が本当に心惹かれていたのは、天智か天武か?――周防柳「小説で読み解く古代史」第13回(謎5 その1)。
「邪馬台国はどこか?」に代表されるように、日本の古代史はいまだ解明されない謎ばかり。そのため、吉川英治や松本清張をはじめ、たくさんの作家がインスピレーションを掻き立てられては物語を書き、あるいは持論を展開してきた。本連載では、日本史を舞台にした作品を多く手掛ける著者が、明治・大正・昭和の文豪から平成・令和の小説家まで、彼らが描いた「歴史的なあの場面」に焦点をあて、諸説を紹介しながら、自身もその事件
もっとみる舞と私ってどこか似てる――NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」ヒロイン・岩倉舞役・福原遥さんインタビュー
10月3日から放送がスタートするNHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」は、ヒロインがものづくりの町・東大阪と、自然豊かな長崎・五島列島でさまざまな人との絆を育みながら、夢に向かっていくドラマです。
当記事では、9月26日発売の『NHKドラマ・ガイド 連続テレビ小説 舞いあがれ! Part1』より、ヒロイン・岩倉舞を演じる福原遥さんの撮り下ろし巻頭インタビューの一部をお届けします。
朝ドラは、
歴史から学ばない「無知」のツケは国民が支払わなければならない――「マイナーノートで」#18〔無知のツケ〕上野千鶴子
各方面で活躍する社会学者の上野千鶴子さんが、「考えたこと」だけでなく、「感じたこと」も綴る連載随筆。精緻な言葉選びと襞のある心象が織りなす文章は、あなたの内面を静かに波立たせます。
※#01から読む方はこちらです。
無知のツケ ウクライナ戦争が始まってから半年経った。
いや正確に言おう、ロシアがウクライナに侵攻を始めてから半年経過した。
冷戦が終わった後の21世紀の世の中にまさかの熱い戦争が
最初の女帝・推古天皇、その正体とは?――周防柳「小説で読み解く古代史」第12回(謎4 その3)。
「邪馬台国はどこか?」に代表されるように、日本の古代史はいまだ解明されない謎ばかり。そのため、吉川英治や松本清張をはじめ、たくさんの作家がインスピレーションを掻き立てられては物語を書き、あるいは持論を展開してきた。本連載では、日本史を舞台にした作品を多く手掛ける著者が、明治・大正・昭和の文豪から平成・令和の小説家まで、彼らが描いた「歴史的なあの場面」に焦点をあて、諸説を紹介しながら、自身もその事件
もっとみる【著者インタビュー・後篇】どの会社でも行われる「社員研修」と、大正時代の「教養ブーム」が、もとは同じもの?! 著者インタビューの続きを公開
(前回から続く)
――ビジネス書とオンラインサロンについて、ちょっと細かいかもしれませんが質問させてください。ビジネス書には、時間の管理や、効率性の追求、メンタルを強くするための方法など、働く人のヒントになるものがたくさんあります。でもこれは令和や平成の働き方で重視されるものであって、昭和、ましてや明治や大正の時代にそういうものはなかったのではありませんか? モーレツとか、根性とか、飲ミニケーショ