本がひらく

NHK出版の書籍編集部が、多彩な執筆陣による連載小説・エッセイ、教養・ノンフィクション読み物や、朝ドラ・大河ドラマの出演者や著者インタビューなどをお届けします。新刊情報も随時更新。ときどき編集部裏話も!

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    記事一覧

    「NHK出版新書を求めて」 第4回わたしはウンコになりたい 栗原康さん(アナキスト)…

    各界で活躍する研究者や論者の方々はいま書店で、とくに「新書コーナー」の前で何を考え、どん…

    本がひらく
    7か月前
    50

    美しく、桁外れに奇妙な昆虫たち――。急速に減少するこの小さな生き物を守る行動指針…

     いま、昆虫が危機に瀕しています。集約農業や森林伐採による生息域の減少、急速な気候変動……

    本がひらく
    7か月前
    27

    【著者インタビュー】日本の資本主義を支えてきた、人々の「ある欲求」とは? 気鋭に…

    ――なぜこのような本を書こうと思われたのでしょうか?  会社がなぜ、人としての成長や自…

    本がひらく
    7か月前
    35

    モノにはモノ語りがあり、かんたんには捨てられない――「マイナーノートで」#17〔捨…

    各方面で活躍する社会学者の上野千鶴子さんが、「考えたこと」だけでなく、「感じたこと」も綴…

    本がひらく
    7か月前
    29

    一年分の汚れを落とす――料理と食を通して日常を考察するエッセイ「とりあえずお湯わ…

    『ランチのアッコちゃん』『BUTTER』『マジカルグランマ』など、数々のヒット作でおなじみの小…

    本がひらく
    7か月前
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    任務と私情の狭間で揺れる気持ち。その先にあるもの――中山七里「彷徨う者たち」

    本格的な社会派ヒューマンミステリー『護られなかった者たちへ』『境界線』に続く、「宮城県警…

    本がひらく
    7か月前
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    「NHK出版新書を求めて」 第4回わたしはウンコになりたい 栗原康さん(アナキスト)の場合

    「NHK出版新書を求めて」 第4回わたしはウンコになりたい 栗原康さん(アナキスト)の場合

    各界で活躍する研究者や論者の方々はいま書店で、とくに「新書コーナー」の前で何を考え、どんな新書を選ぶのか? 毎回のゲストの方に書店の回り方、本の眺め方から現在の関心までをじっくりと伺う、NHK出版新書編集部の連載です。
    *第1回から読む方はこちらです。

    今回はこの人!

    栗原康(くりはら・やすし)
    東北芸術工科大学非常勤講師。1979年埼玉県生まれ。専門はアナキズム研究。著書に『サボる哲学』(N

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    美しく、桁外れに奇妙な昆虫たち――。急速に減少するこの小さな生き物を守る行動指針を示す、『サイレント・アース――昆虫たちの「沈黙の春」』発売!

    美しく、桁外れに奇妙な昆虫たち――。急速に減少するこの小さな生き物を守る行動指針を示す、『サイレント・アース――昆虫たちの「沈黙の春」』発売!

     いま、昆虫が危機に瀕しています。集約農業や森林伐採による生息域の減少、急速な気候変動……。昆虫は他の生物の栄養源であり、枯葉や死骸・糞の分解、土壌の維持、人間にとって有用な作物の受粉など、あらゆる生命を支えている存在にもかかわらず、その減少に大きな関心が払われているとはいえない状況にあります。
     マルハナバチの研究を専門とするデイヴ・グールソンは、昆虫の数が近年急速に減少しつつあることを明らかに

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    【著者インタビュー】日本の資本主義を支えてきた、人々の「ある欲求」とは? 気鋭による書き下ろしの力作が刊行されます

    【著者インタビュー】日本の資本主義を支えてきた、人々の「ある欲求」とは? 気鋭による書き下ろしの力作が刊行されます


    ――なぜこのような本を書こうと思われたのでしょうか?

     会社がなぜ、人としての成長や自己向上を社員に求めるのか不思議に思ったことが、きっかけです。私は大学を卒業後、ある生命保険会社に就職したのですが、新入社員研修でいきなり、デール・カーネギーの『人を動かす』(1936年刊)をプレゼントされました。「人に好かれる6原則」とか、「人を変える9原則」など、成功するための“名言”がまとめられた、有名な

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    モノにはモノ語りがあり、かんたんには捨てられない――「マイナーノートで」#17〔捨てられない理由〕上野千鶴子

    モノにはモノ語りがあり、かんたんには捨てられない――「マイナーノートで」#17〔捨てられない理由〕上野千鶴子

    各方面で活躍する社会学者の上野千鶴子さんが、「考えたこと」だけでなく、「感じたこと」も綴る連載随筆。精緻な言葉選びと襞のある心象が織りなす文章は、あなたの内面を静かに波立たせます。
    ※#01から読む方はこちらです。

    捨てられない理由 衣替えの季節が来ると、あふれるほどにクローゼットを占める衣類を見て、ため息をつく。
     断捨離しようか。片付けのススメには、1シーズン袖を通さなかったものは捨てなさい

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    一年分の汚れを落とす――料理と食を通して日常を考察するエッセイ「とりあえずお湯わかせ」柚木麻子

    一年分の汚れを落とす――料理と食を通して日常を考察するエッセイ「とりあえずお湯わかせ」柚木麻子

    『ランチのアッコちゃん』『BUTTER』『マジカルグランマ』など、数々のヒット作でおなじみの小説家、柚木麻子さん。今月はこの猛暑の中、おうちで涼むための悪戦苦闘をお送りします。
    ※当記事は連載の第17回です。最初から読む方はこちらです。

    # 17 ビニールプール 三度目の自粛の夏、ただいま猛暑のまっただなかである。実はこの一年間、ずっと心の片隅にひっかかっていた事案がある。
     綺麗好きな方はここ

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    任務と私情の狭間で揺れる気持ち。その先にあるもの――中山七里「彷徨う者たち」

    任務と私情の狭間で揺れる気持ち。その先にあるもの――中山七里「彷徨う者たち」

    本格的な社会派ヒューマンミステリー『護られなかった者たちへ』『境界線』に続く、「宮城県警シリーズ」第3弾。震災復興に向けて公営住宅への移転が進む仮設住宅で発生した、殺人事件。森見貢を任意同行し、容疑者と友との狭間で揺れながら取り調べる蓮田刑事。しかし交渉術に長ける貢を追い詰めきれない蓮田のもとへ、幼馴染みの大原知歌が訪ねてくる――。
    ※当記事は連載第19回です。第1回から読む方はこちらです。

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