本がひらく
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殺人的な熱波、大規模な洪水・山火事、深刻な大気汚染、経済破綻、気候戦争……『地球に住めなくなる日 「気候崩壊」の避けられない真実』より抜粋掲載①〔全3回〕
「今世紀末までに日本を含むアジアの大部分が居住不可能」「4℃の上昇で北極圏にヤシの木が生える」など、気候変動をめぐる数々の衝撃的な予測で世界的な反響を呼んだ『地球に住めなくなる日 「気候崩壊」の避けられない真実』が、遂に日本登場。はたして「戦慄の未来」は訪れるのか? われわれに救いの道は残されているのか?
2020年3月14日(金)の発売に先がけ、本書よりその一部を抜粋して全3回にわたってご紹介
「愛と性と存在のはなし」第6回 〔愛と欲望の痛みと傷〕 赤坂真理
※連載第1回から読む方はこちら
すべてが性愛になる
前回、フレディ・マーキュリーとクイーンを描いた映画『ボヘミアン・ラプソディ』のことを書いた。
対比で思い出すのは、フランスの女性作家マルグリット・デュラスの少女期の自伝的小説『愛人 ラマン』だ。
いや、対比というよりは連想。
主人公に男女というちがいがありながら、不思議なほどよく似た手ざわりのものとして、わたしは両者を思い起こす。
「結婚しなくてよい」が7割近くに――平成最後の調査で明らかになった、現代日本人の姿とは?
*「結婚しなくてよい」が7割近くに
*夫の家事「するのが当然」でも「中心は妻」
*天皇に「尊敬の念をもっている」過去最多に
1973年から5年ごとに実施している「日本人の意識」調査。「生活の目標」や「人間関係」といった基本的な価値観から、「家庭」や「仕事」、「政治活動」や「ナショナリズム」など、様々な領域の質問要項を設定し、それを45年にわたってほぼ同じ方法で継続的に調査・蓄積してきたデータの分
食べものを前にすると、なぜ「食べたい」と思うのか? その答えは、遺伝子組み換えゼブラフィッシュの放つ「光」が教えてくれる
NHK Eテレ、異色の知的エンタメ番組「ろんぶ~ん」を書籍化した『奇跡の論文図鑑 ありえないネタを、クリエイティブに!』より、番組MCを務めたロンドンブーツ1号2号・田村淳さんも「刺激的だった」と評した論文を紹介!
国立遺伝学研究所・川上浩一(かわかみ・こういち)教授らの論文「獲物を視覚的に認識したときの視床下部下葉(ししょうかぶかよう)摂食中枢の活性化」。その独創的な研究内容をわかりやすく解
エッセイ「日比谷で本を売っている。」第2回 〔スポーツクラブと百獣の王〕 新井見枝香
日比谷で働く書店員のリアルな日常、日比谷の情景、そして、本の話。
職場のある商業施設「日比谷シャンテ」は、地下2階で地下鉄の日比谷駅に直結している。最高だ。雨の日も風の日も、特に冬は、生命を脅かすほどの寒さから私を守ってくれて、本当にありがとう。今後も、仕事選びの条件として【職場が駅直結】を真っ先に挙げたい。時給が100円安くても構わないほどだ。
その地下2階の飲食店街を抜けると、「メガロス
自閉症のピアニスト・紀平凱成(カイル)の夢に寄り添い続けた母が綴る、家族の感動ヒストリー
メディアから注目を浴びる天才ピアニスト、紀平カイル18歳。発達障害のひとつ「自閉スペクトラム症」と診断されたのは3歳のときだった。両親の影響で音楽に囲まれて育ったかれが「ピアノを弾く人になりたい」と言うのを聞いて以来、母はその夢に寄り添うことを決めた。親子はどのようにして数々の試練を乗り越え、喜びを共有してきたのか、母親の視点で丁寧に振り返る。
当記事は、2020年2月21日に発売予定の『カイ