本がひらく
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自分の料理力が試されているような気持ちになる。「冷蔵庫の食材テトリス」――料理に心が動いたあの瞬間の記録《自炊の風景》山口祐加
自炊料理家として多方面で活躍中の山口祐加さんが、日々疑問に思っていることや、料理や他者との関わりの中でふと気づいたことや発見したことなどを、飾らず、そのままに綴った風景の記録。山口さんが自炊の片鱗に触れ、「料理に心が動いた時」はどんな瞬間か。皆さんは、冷蔵庫の中に中途半端に残った食材を前に頭を悩ませた経験、ありませんか?
※第1回から読む方はこちらです。
#4 冷蔵庫の食材テトリス 一週間ほど
半分ずつをお互いに持ちあう――「ことぱの観察 #13〔つきあう〕」向坂くじら
詩人として、国語専門塾の代表として、数々の活動で注目をあびる向坂くじらさん。この連載では、自身の考える言葉の定義を「ことぱ」と名付け、さまざまな「ことぱ」を観察していきます。
つきあう 「わたしたちって、つきあってるってことで、いいんだよね?」
と聞いたら、
「ちがう……んじゃないか……!?」
と言われて、気まずかった。夫にである。恋人になる前のことではない。つい先月、ふたりで暮らすリビン
ミステリーハンターとして「まだ見つけられるのを待っているふしぎがある」――昆虫・動物だけじゃない、篠原かをりの「卒業式、走って帰った」
動物作家・昆虫研究家として、さまざまなメディアに登場する篠原かをりさん。その博識さや生き物への偏愛ぶりで人気を集めていますが、この連載では「篠原かをり」にフォーカス! 忘れがたい経験や自身に影響を与えた印象深い人々、作家・研究者としての自分、プライベートとしての自分の現在とこれからなど、心のままにつづります。第8回は今月でレギュラー放送が終了する「ふしぎ発見!」のお話です。
※第1回から読む方はこ
連続テレビ小説「虎に翼」主人公・猪爪寅子・伊藤沙莉さん撮り下ろしグラビア&インタビュー
4月1日から放送がスタートするNHK連続テレビ小説「虎に翼」は、戦前・戦後に女性法律家として足跡を残した三淵嘉子さんをモデルとしたオリジナルストーリー。三淵さんをモデルとする主人公・猪爪寅子を演じるのは、生まれ持った芝居のセンスで、シリアスな役からコミカルな役まで、幅広く活躍する伊藤沙莉さんです。これまでの歩みや、「虎に翼」への思いを語っていただきました。
本記事は、3月25日発売『NHKドラ
[特別寄稿] 毒殺未遂を経て最後までプーチンを震撼させたナワリヌイの実像とは?
SNSや調査動画などを駆使し、獄中からも最後までプーチン政権の裏側を追求してきた反体制派指導者ナワリヌイ。「自由なロシア」のための長年の活動からノーベル平和賞の有力候補とされ、2021年には人権擁護や思想の自由、民主主義の発展に貢献した個人・団体に与えられるEU「サハロフ賞」を受賞しました。日本で唯一の関連書『ナワリヌイ プーチンがもっとも恐れる男の真実』(NHK出版より2021年11月刊行)よ
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