本がひらく
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「いつかきっと」と思いつつ、妄想の船旅へ――お題を通して“壇蜜的こころ”を明かす「蜜月壇話」
タレント、女優、エッセイストなど多彩な活躍を続ける壇蜜さん。ふだんラジオのパーソナリティとしてリスナーからのお便りを紹介している壇蜜さんが、今度はリスナーの立場から、ふられたテーマをもとに自身の経験やいま思っていることなどを語った連載です。
*第1回からお読みになる方はこちらです。
#17
なんとなく気になっているけれど、いまだできないこと タクシーが苦手だ。電車、バス、飛行機など、数ある移動手
連載 ロジカルコミュニケーション入門――【第5回】「かつ」と「または」の用法に注意しよう!
●論理的思考の意味
本連載【第1回】「論理的思考で視野を広げよう!」では、「論理的思考」が「思考の筋道を整理して明らかにする」ことであると解説した。たとえば「男女の三角関係」のように複雑な問題であっても、思考の筋道を整理して明らかにしていく過程で、発想の幅が広がり、それまで気づかなかった新たな論点が見えてくる思考法である。
【第2回】「論理的思考で自分の価値観を見極めよう!」では、「ロジカ
与野党の協力は“呉越同舟”か、ただの“水と油”か――『総理になった男』中山七里/第10回
「もしあなたが、突然総理になったら……」
そんなシミュレーションをもとにわかりやすく、面白く、そして熱く政治を描いた中山七里さんの人気小説『総理にされた男』待望の続編!
ある日、現職の総理大臣の替え玉にさせられた、政治に無頓着な売れない舞台役者・加納慎策は、政界の常識にとらわれず純粋な思いと言動で国内外の難局を切り抜けてきた。集中豪雨によって被害が拡大している大規模な河川の氾濫。慎策は、その問
【カレー作りの基本がまるわかり】水野仁輔『カレーの教科書』特別レッスン
市販のルーを使わず、スパイスで作るカレーを自宅で楽しむ人が増えてきています。そんな愛好家の必読書とも言えるのが、水野仁輔さんの『カレーの教科書』。スパイスカレーの基本の考え方を押さえながら、自分の味を作っていけるのが魅力です。
「同じレシピを使っても、目指すカレーが違えば味も変わってくるんですよ」と、水野さん。本書刊行10周年&増刷を記念し、『カレーの教科書』の基本のレシピをもとにした水野さんの特
『飛べ!イサミ』&『YAT安心!宇宙旅行』コミカライズを楽しむための“羅針盤”_峰守ひろかず(小説家)
長谷川裕一デビュー40周年&西川伸司デビュー35周年企画として、90年代超人気NHKアニメ『飛べ!イサミ』と『YAT安心!宇宙旅行』が電子コミックスで配信されることになりました。
当時、熱心な視聴者であった小説家の峰守ひろかずさんに、本作コミカライズの魅力について、存分に語っていただきました。
今回コミカライズが配信されることになった『飛べ!イサミ』の原作は、1995年4月からNHK教育テレビ
演劇は言葉と身体と光と美術と音楽と踊りが織りなす総合芸術である――「マイナーノートで」#29〔芝居極道〕上野千鶴子
各方面で活躍する社会学者の上野千鶴子さんが、「考えたこと」だけでなく、「感じたこと」も綴る連載随筆。精緻な言葉選びと襞のある心象が織りなす文章は、あなたの内面を静かに波立たせます。
※#01から読む方はこちらです。
芝居極道 自分以外の何ものにもなりたくないと思っていた若い頃、板の上で他人の人生を生きようとする演劇青年たちが理解できなかった。他人の書いた脚本通りに声を出し、アドリブは許されず、自