本がひらく

NHK出版の書籍編集部が、多彩な執筆陣による連載小説・エッセイ、教養・ノンフィクション読み物や、朝ドラ・大河ドラマの出演者や著者インタビューなどをお届けします。新刊情報も随時更新。ときどき編集部裏話も!

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    記事一覧

    訃報から3年、医師・中村哲さんが遺した唯一の自伝『天、共に在り』より、用水路の全…

     アフガニスタンに1600本もの井戸を掘り、25キロメートルにおよぶ用水路を拓いた日本人がいた…

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    4か月前
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    脳は「深遠な展望台」、尿は「太古の海」──世界を旅する現役医師が語る人体の驚異と…

     血液は「体内を流れる川」であり、心臓は流れが滞らないよう指揮をとる。  脳は「自分だけ…

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    4か月前
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    「いずれわたしも」と思いながら、想定外だった――「マイナーノートで」#20〔転倒事…

    各方面で活躍する社会学者の上野千鶴子さんが、「考えたこと」だけでなく、「感じたこと」も綴…

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    4か月前
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    現代思想は死んでません!――『試験に出る現代思想』刊行記念、斎藤哲也自作自演イン…

    大学入学共通テスト(以前のセンター試験)「倫理」には、哲学・思想の重要なポイントが毎回出…

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    4か月前
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    帰省するひと、それを迎えるひと。同じ記憶を携えて――「熊本かわりばんこ」#20〔あ…

     長年過ごした東京を離れ故郷・熊本に暮らしの場を移した吉本由美さんと、熊本市内で書店&雑…

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    4か月前
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    あの名店をしのんで――料理と食を通して日常を考察するエッセイ「とりあえずお湯わか…

    『ランチのアッコちゃん』『BUTTER』『マジカルグランマ』など、数々のヒット作でおなじみの小…

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    4か月前
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    訃報から3年、医師・中村哲さんが遺した唯一の自伝『天、共に在り』より、用水路の全線開通の瞬間を記した「序章 アフガニスタン二〇〇九年」を追悼公開します。

    訃報から3年、医師・中村哲さんが遺した唯一の自伝『天、共に在り』より、用水路の全線開通の瞬間を記した「序章 アフガニスタン二〇〇九年」を追悼公開します。

     アフガニスタンに1600本もの井戸を掘り、25キロメートルにおよぶ用水路を拓いた日本人がいたことを知っていますか? パキスタンとアフガニスタンの国境地域で、医療支援と旱魃・飢餓問題に30年以上取り組み続けた医師の中村哲さん。2019年12月4日に現地で凶弾に倒れてから3年が過ぎようとしています。今回は、中村さんの功績をさらに多くの方に知っていただくため、唯一の自伝で10万部超のロングセラー『天、

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    脳は「深遠な展望台」、尿は「太古の海」──世界を旅する現役医師が語る人体の驚異と奇跡

    脳は「深遠な展望台」、尿は「太古の海」──世界を旅する現役医師が語る人体の驚異と奇跡

     血液は「体内を流れる川」であり、心臓は流れが滞らないよう指揮をとる。
     脳は「自分だけの高い山」であり、人体にとっての奥深い展望台だ――
     北極圏、ネパール高地、アメリカ先住民居留地など世界各地で医療活動をおこなってきた著者は、体内の器官を理解するために自然の生態系への深い知識が必要だと気づきます。人間は自然という大きな「体」のひとつの器官であり、内臓どうしは体内の生態系として互いに連携してはた

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    「いずれわたしも」と思いながら、想定外だった――「マイナーノートで」#20〔転倒事故〕上野千鶴子

    「いずれわたしも」と思いながら、想定外だった――「マイナーノートで」#20〔転倒事故〕上野千鶴子

    各方面で活躍する社会学者の上野千鶴子さんが、「考えたこと」だけでなく、「感じたこと」も綴る連載随筆。精緻な言葉選びと襞のある心象が織りなす文章は、あなたの内面を静かに波立たせます。
    ※#01から読む方はこちらです。

    転倒事故 追い抜かれていく、次から次へと。早足で歩く長身の若者はもとより、重い荷物を抱えた女性、子連れの若い母親にも。こんなはずではなかった。人並み以上に足の速いことを自負していたわ

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    現代思想は死んでません!――『試験に出る現代思想』刊行記念、斎藤哲也自作自演インタビュー

    現代思想は死んでません!――『試験に出る現代思想』刊行記念、斎藤哲也自作自演インタビュー

    大学入学共通テスト(以前のセンター試験)「倫理」には、哲学・思想の重要なポイントが毎回出題されています。そして、この問題を手がかりに、哲学・思想に入門してしまおう!というのが、『試験に出る哲学』シリーズ。3冊目となる最新刊では、ついに「現代思想」が登場します。刊行を記念して、数々の哲学・思想本の構成と執筆を手掛け、インタビューの名手でもある斎藤哲也さんが、自らを取材しました!

    ⚫現代思想はどのく

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    帰省するひと、それを迎えるひと。同じ記憶を携えて――「熊本かわりばんこ」#20〔あの時代、あの場所でしか味わえないこと〕田尻久子

    帰省するひと、それを迎えるひと。同じ記憶を携えて――「熊本かわりばんこ」#20〔あの時代、あの場所でしか味わえないこと〕田尻久子

     長年過ごした東京を離れ故郷・熊本に暮らしの場を移した吉本由美さんと、熊本市内で書店&雑貨カフェを営む田尻久子さん。
     本と映画、そして猫が大好きなふたりが、熊本暮らしの手ざわりを「かわりばんこ」に綴ります。 ※#01から読む方はこちらです。

    あの時代、あの場所でしか味わえないこと ちばちゃんは店の元スタッフで、現在は関東に住み「une fête」という作家名でアクセサリーをつくっている。夏にな

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    あの名店をしのんで――料理と食を通して日常を考察するエッセイ「とりあえずお湯わかせ」柚木麻子

    あの名店をしのんで――料理と食を通して日常を考察するエッセイ「とりあえずお湯わかせ」柚木麻子

    『ランチのアッコちゃん』『BUTTER』『マジカルグランマ』など、数々のヒット作でおなじみの小説家、柚木麻子さん。今月は自粛から一転、個人店へ通う日々についてのお話です。
    ※当記事は連載の第20回です。最初から読む方はこちらです。
    #20  個人店へ行こう 神楽坂の老舗甘味処「紀の善」さんが閉店してしまった。ショックがまだ消えない。なんでだかわからないが、「紀の善」だけは、世界が荒廃しても、まだあ

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