本がひらく

NHK出版の書籍編集部が、多彩な執筆陣による連載小説・エッセイ、教養・ノンフィクション読み物や、朝ドラ・大河ドラマの出演者や著者インタビューなどをお届けします。新刊情報も随時更新。ときどき編集部裏話も!

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記事一覧

苦手なアドリブを頑張れるのは千代のおかげ――連続テレビ小説「おちょやん」主演・杉咲花インタビュー

読んで考える〝わたしたちのSDGs〞――地球温暖化、プラスチック汚染、経済改革……2030年の「分岐点」をまえに、いまこそ向き合いたい環境問題

中野京子「異形のものたち――絵画のなかの怪を読む 《妖精、魔物、魑魅魍魎(2)》」

「世界一受けたい授業」に著者出演! 松丸くんに「鳥肌が立った」と言わせた問題はこれだ!

シン・アナキズム――連載「アナキスト思想家列伝」by ディオゲネ子(重田園江)

日比谷で働く書店員のリアルな日常、街の情景、本の話――「日比谷で本を売っている。〔焼き野菜と短歌〕」新井見枝香

苦手なアドリブを頑張れるのは千代のおかげ――連続テレビ小説「おちょやん」主演・杉咲花インタビュー

 NHK連続テレビ小説「おちょやん」は、かつて「大阪のお母さん」と呼ばれた女優・浪花千栄子をモデルに、その波乱万丈の人生を描く物語です。  当記事は、2月27日発売の『NHKドラマ・ガイド 連続テレビ小説 おちょやん Part2』より、主人公の竹井千代を演じる杉咲花さんの巻頭インタビューをお届けします。杉咲さんが撮影現場で感じたことや、千代を演じることを通して視聴者の皆さんに伝えたいことなど、たっぷりお話を伺いました。 何度も見ているのに、毎朝の放送がすごく楽しみ  朝ドラ

読んで考える〝わたしたちのSDGs〞――地球温暖化、プラスチック汚染、経済改革……2030年の「分岐点」をまえに、いまこそ向き合いたい環境問題

 いまいたるところで耳にするSDGs(持続可能な開発目標)。SDGsとは2030年までに達成すべき17の目標であり、「極度の貧困と飢餓の撲滅」「ジェンダー平等推進と女性の地位向上」など内容は多岐にわたっています。なかでも「環境の持続可能性の確保」について、日本は2030年までに温室効果ガス排出量を26パーセント削減するという目標を掲げました。世界規模の課題の「分岐点」といわれる2030年までにどうすれば危機を回避し、持続可能な未来を実現できるのでしょうか?  世界が直面してい

中野京子「異形のものたち――絵画のなかの怪を読む 《妖精、魔物、魑魅魍魎(2)》」

 画家のイマジネーションの飛翔から生まれ、鑑賞者に長く熱く支持されてきた、名画の中の「異形のものたち」。  大人気「怖い絵」シリーズの作家が、そこに秘められた真実を読む。  ※当記事は連載第12回(最終回)です。第1回から読む方はこちらです。 気づかない  パニック映画でよく出てくるのが、大惨事の最中は泥酔して眠りこけ、無事収束した直後に目を覚ます登場人物。周りが死ぬか生きるかの恐怖を味わっていたのも知らず、呑気に欠伸などして観客の笑いをとる。こういう人はラッキーというべき

「世界一受けたい授業」に著者出演! 松丸くんに「鳥肌が立った」と言わせた問題はこれだ!

 謎解きクリエイターとしてあらゆるメディアに謎解きを仕掛ける松丸亮吾さん。「世界一受けたい授業」(2021.2.20放送)では、謎解きクリエイターの仕事について授業を行いました。授業中に使われた「お姫様イラスト問題」「松丸くんが鳥肌が立ったすごい問題」は、どちらも書籍『頭をつかう新習慣! ナゾときタイム』(2020年12月発売、NHK出版)のなかに収録されています。  ここでは、番組で紹介された問題を特別公開。解けるかどうかは、みなさんのひらめきしだい! 15秒で解けた人も

シン・アナキズム――連載「アナキスト思想家列伝」by ディオゲネ子(重田園江)

 デイヴィッド・グレーバーの著作をはじめ、いまあらためて注目されているアナキズム思想について、その繊細さと多様性を保持しながら魅力を伝えていく「列伝」形式の連載。今回は1人目「ジェイン・ジェイコブズ」の2回目です。※前回「ジェイン・ジェイコブズ1」を読む方はこちらです。 ジェイン・ジェイコブズ2グリニッジ・ヴィレッジの救済 『アメリカ大都市の死と生』第5章で、ジェイコブズは公園というのはただ作ればいいのではないと強調している。私たちはよく「都会には緑がない」「公園を増やして

日比谷で働く書店員のリアルな日常、街の情景、本の話――「日比谷で本を売っている。〔焼き野菜と短歌〕」新井見枝香

※当記事はエッセイ連載の第14回です。第1回から読む方はこちらです。  知人の作家が、Twitterのリプライで焼き野菜の作り方を質問され、なぜそんなことを聞くのかと困惑していた。彼女は料理研究家でも野菜の専門家でもない。そもそも焼き野菜は、野菜を焼いただけである。投稿した写真には、焦げ目が付くほどしっかり焼いた白菜と、茹でて酢味噌を添えたホタルイカ、皿にたっぷり盛っただけの生ハムが写っていた。統一感がなく、器もバラバラである。つまり今日は何でもない日で、いつも通りの晩酌タ