本がひらく

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NHK出版の書籍編集部が、多彩な執筆陣による連載小説・エッセイ、教養・ノンフィクション読み物や、朝ドラ・大河ドラマの出演者や著者インタビューなどをお届けします。新刊情報も随時更新。ときどき編集部裏話も!

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記事一覧

苦手なアドリブを頑張れるのは千代のおかげ――連続テレビ小説「おちょやん」主演・杉…

 NHK連続テレビ小説「おちょやん」は、かつて「大阪のお母さん」と呼ばれた女優・浪花千栄子…

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読んで考える〝わたしたちのSDGs〞――地球温暖化、プラスチック汚染、経済改革……20…

 いまいたるところで耳にするSDGs(持続可能な開発目標)。SDGsとは2030年までに達成すべき17…

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中野京子「異形のものたち――絵画のなかの怪を読む 《妖精、魔物、魑魅魍魎(2)》…

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「世界一受けたい授業」に著者出演! 松丸くんに「鳥肌が立った」と言わせた問題はこ…

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シン・アナキズム――連載「アナキスト思想家列伝」by ディオゲネ子(重田園江)

 デイヴィッド・グレーバーの著作をはじめ、いまあらためて注目されているアナキズム思想につ…

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日比谷で働く書店員のリアルな日常、街の情景、本の話――「日比谷で本を売っている。…

※当記事はエッセイ連載の第14回です。第1回から読む方はこちらです。  知人の作家が、Twitt…

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苦手なアドリブを頑張れるのは千代のおかげ――連続テレビ小説「おちょやん」主演・杉咲花インタビュー

苦手なアドリブを頑張れるのは千代のおかげ――連続テレビ小説「おちょやん」主演・杉咲花インタビュー

 NHK連続テレビ小説「おちょやん」は、かつて「大阪のお母さん」と呼ばれた女優・浪花千栄子をモデルに、その波乱万丈の人生を描く物語です。
 当記事は、2月27日発売の『NHKドラマ・ガイド 連続テレビ小説 おちょやん Part2』より、主人公の竹井千代を演じる杉咲花さんの巻頭インタビューをお届けします。杉咲さんが撮影現場で感じたことや、千代を演じることを通して視聴者の皆さんに伝えたいことなど、たっ

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読んで考える〝わたしたちのSDGs〞――地球温暖化、プラスチック汚染、経済改革……2030年の「分岐点」をまえに、いまこそ向き合いたい環境問題

読んで考える〝わたしたちのSDGs〞――地球温暖化、プラスチック汚染、経済改革……2030年の「分岐点」をまえに、いまこそ向き合いたい環境問題

 いまいたるところで耳にするSDGs(持続可能な開発目標)。SDGsとは2030年までに達成すべき17の目標であり、「極度の貧困と飢餓の撲滅」「ジェンダー平等推進と女性の地位向上」など内容は多岐にわたっています。なかでも「環境の持続可能性の確保」について、日本は2030年までに温室効果ガス排出量を26パーセント削減するという目標を掲げました。世界規模の課題の「分岐点」といわれる2030年までにどう

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中野京子「異形のものたち――絵画のなかの怪を読む 《妖精、魔物、魑魅魍魎(2)》」

中野京子「異形のものたち――絵画のなかの怪を読む 《妖精、魔物、魑魅魍魎(2)》」

 画家のイマジネーションの飛翔から生まれ、鑑賞者に長く熱く支持されてきた、名画の中の「異形のものたち」。
 大人気「怖い絵」シリーズの作家が、そこに秘められた真実を読む。
 ※当記事は連載第12回(最終回)です。第1回から読む方はこちらです。

気づかない
 パニック映画でよく出てくるのが、大惨事の最中は泥酔して眠りこけ、無事収束した直後に目を覚ます登場人物。周りが死ぬか生きるかの恐怖を味わってい

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「世界一受けたい授業」に著者出演! 松丸くんに「鳥肌が立った」と言わせた問題はこれだ!

「世界一受けたい授業」に著者出演! 松丸くんに「鳥肌が立った」と言わせた問題はこれだ!

 謎解きクリエイターとしてあらゆるメディアに謎解きを仕掛ける松丸亮吾さん。「世界一受けたい授業」(2021.2.20放送)では、謎解きクリエイターの仕事について授業を行いました。授業中に使われた「お姫様イラスト問題」「松丸くんが鳥肌が立ったすごい問題」は、どちらも書籍『頭をつかう新習慣! ナゾときタイム』(2020年12月発売、NHK出版)のなかに収録されています。
 ここでは、番組で紹介された問

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シン・アナキズム――連載「アナキスト思想家列伝」by ディオゲネ子(重田園江)

シン・アナキズム――連載「アナキスト思想家列伝」by ディオゲネ子(重田園江)

 デイヴィッド・グレーバーの著作をはじめ、いまあらためて注目されているアナキズム思想について、その繊細さと多様性を保持しながら魅力を伝えていく「列伝」形式の連載。今回は1人目「ジェイン・ジェイコブズ」の2回目です。※前回「ジェイン・ジェイコブズ1」を読む方はこちらです。

ジェイン・ジェイコブズ2グリニッジ・ヴィレッジの救済 『アメリカ大都市の死と生』第5章で、ジェイコブズは公園というのはただ作れ

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日比谷で働く書店員のリアルな日常、街の情景、本の話――「日比谷で本を売っている。〔焼き野菜と短歌〕」新井見枝香

日比谷で働く書店員のリアルな日常、街の情景、本の話――「日比谷で本を売っている。〔焼き野菜と短歌〕」新井見枝香

※当記事はエッセイ連載の第14回です。第1回から読む方はこちらです。

 知人の作家が、Twitterのリプライで焼き野菜の作り方を質問され、なぜそんなことを聞くのかと困惑していた。彼女は料理研究家でも野菜の専門家でもない。そもそも焼き野菜は、野菜を焼いただけである。投稿した写真には、焦げ目が付くほどしっかり焼いた白菜と、茹でて酢味噌を添えたホタルイカ、皿にたっぷり盛っただけの生ハムが写っていた。

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