本がひらく

NHK出版の書籍編集部が、多彩な執筆陣による連載小説・エッセイ、教養・ノンフィクション…

本がひらく

NHK出版の書籍編集部が、多彩な執筆陣による連載小説・エッセイ、教養・ノンフィクション読み物や、朝ドラ・大河ドラマの出演者や著者インタビューなどをお届けします。新刊情報も随時更新。ときどき編集部裏話も!

マガジン

  • 連載

    ミステリー小説や食エッセイから、小中学生向けの教養読み物まで、さまざまな興味・関心を刺激する作品を取りそろえています。

  • 小説・エッセイ

    人気・実力を兼ね備えた執筆陣によるバラエティー豊かな作品や、著者インタビュー、近刊情報などを掲載。

  • 教養・ノンフィクション

    各分野における最新の知識や再発見、情報の最前線から得た知見など、半歩先の知的好奇心を満たす記事を公開中。

  • NHK出版新書

    ビジネス、哲学、時事、環境、教育、宗教、美術、科学……多彩なジャンルを深くわかりやすく伝えるNHK出版新書の関連記事をラインナップ。

  • ドラマ

    朝ドラ、大河ドラマ、韓国ドラマなど、NHKドラマの出演者インタビューや、関連出版物の情報をお届けします。

リンク

記事一覧

「山ヲ歩キ、湯ニ到ル――#04 入浴できる世界遺産、湯の峰温泉への長き道のり ~熊野…

登山と温泉はセットである――。 低山里山に歴史文化や神話民話を追い求め、日本各地を旅する…

21

ビル・ゲイツが絶賛する“知の巨人”が、数字で明かす71の真実――『Numbers Don’t L…

 いま、SNSやネット、マスメディアにはさまざまな情報があふれ、わたしたちの考え方に多かれ…

13

NHK「あさイチ」人気コーナー書籍化第2弾、本日発売! 謎解きクリエイター、松丸亮…

 謎解きクリエイターとして、あらゆるメディアに謎解きを仕掛ける松丸亮吾さん。監修の書籍『…

5

シン・アナキズム――連載「アナキスト思想家列伝」by ディオゲネ子(重田園江)

 デイヴィッド・グレーバーの著作をはじめ、いまあらためて注目されているアナキズム思想につ…

42

日比谷の書店員のリアルな日常、街の情景、本の話――「日比谷で本を売っている。〔PO…

※当記事はエッセイ連載の第15回です。第1回から読む方はこちらです。  遅番の日、夕方のピ…

18

「NHK出版新書を探せ!」第15回 ポストモダンのなかの臨床心理学――東畑開人さん(…

 突然ですが、新書と言えばどのレーベルが真っ先に思い浮かびますか? 老舗の新書レーベルに…

46

「山ヲ歩キ、湯ニ到ル――#04 入浴できる世界遺産、湯の峰温泉への長き道のり ~熊野古道・中辺路~」大内 征

登山と温泉はセットである――。 低山里山に歴史文化や神話民話を追い求め、日本各地を旅する低山トラベラー・大内征が綴る、山のこと、湯のこと、旅のこと。 第四回は、日本最古の湯にして世界遺産の「湯の峰温泉」を目指す歩き旅。熊野古道の中辺路40kmを踏破したご褒美は、死の淵から息を吹き返した小栗判官の逸話が伝わる“蘇りの湯”でした。 ※連載第1回から読む方はこちら。  羽田から飛び立った飛行機は、あっという間に紀伊半島の上空にあった。窓の外には果て無い山稜がまるで海のように広がっ

ビル・ゲイツが絶賛する“知の巨人”が、数字で明かす71の真実――『Numbers Don’t Lie: 世界のリアルは「数字」でつかめ!』

 いま、SNSやネット、マスメディアにはさまざまな情報があふれ、わたしたちの考え方に多かれ少なかれ影響を及ぼしています。真偽や詳細を調べずに、情報をなんとなく鵜呑みにしてしまうことは、だれしもあるでしょう。  たとえば、「製造業は、急成長するIT業界にくらべ、存在感が薄れている」「電気自動車は、ふつうの自動車よりクリーンだ」というイメージは、はたして正しいのでしょうか?  ビル・ゲイツの選書リストにその著書がよく挙げられる、カナダ王立協会フェローのバーツラフ・シュミルは、「数

NHK「あさイチ」人気コーナー書籍化第2弾、本日発売! 謎解きクリエイター、松丸亮吾最新刊『頭をつかう新習慣! ナゾときタイム2』

 謎解きクリエイターとして、あらゆるメディアに謎解きを仕掛ける松丸亮吾さん。監修の書籍『東大ナゾトレ』シリーズが累計150万部突破など、刊行される書籍も次々とベストセラーとなっています。3月25日発売の『頭をつかう新習慣! ナゾときタイム2』は、1年近く続いているNHK「あさイチ」の大人気コーナー「松丸亮吾とひらめきタイム」の書籍化第2弾。番組で出題された問題のほか、書籍オリジナル問題や「頭のエクササイズ」を追加した大ボリュームの60問。「謎解きの作り方」「松丸くんの仕事場見

シン・アナキズム――連載「アナキスト思想家列伝」by ディオゲネ子(重田園江)

 デイヴィッド・グレーバーの著作をはじめ、いまあらためて注目されているアナキズム思想について、その繊細さと多様性を保持しながら魅力を伝えていく「列伝」形式の連載。今回は1人目「ジェイン・ジェイコブズ」の第3回、完結編です。※前回「ジェイン・ジェイコブズ2」を読む方はこちらです。 ジェイン・ジェイコブズ3タワマン、宮下公園、オリンピック  すっかり長くなってしまって、正月返上で(長い原稿を一気に書いたので書いていたのは2021年の正月休み)少し嫌な気分になってきた。だがもう

日比谷の書店員のリアルな日常、街の情景、本の話――「日比谷で本を売っている。〔POPと謎解き〕」新井見枝香

※当記事はエッセイ連載の第15回です。第1回から読む方はこちらです。  遅番の日、夕方のピークが終わってホッと一息吐いたころだった。店長の花田菜々子がレジに近付いてきて、私を呼ぶ。この店のいいところは、みんな偉いし、誰も偉くないところだ。肩書きにかかわらず、自由に意見を言い合える。 「見枝香さ、あのメニューって何なの?」  それは本のPOPとして付けた、カードサイズのメニューのことだろう。飲食店を舞台にした小説を集めたフェアだった。その店の特徴的なメニューをイラスト入りで紹

「NHK出版新書を探せ!」第15回 ポストモダンのなかの臨床心理学――東畑開人さん(臨床心理学者)〔後編〕

 突然ですが、新書と言えばどのレーベルが真っ先に思い浮かびますか? 老舗の新書レーベルにはまだ敵わなくても、もっとうちの新書を知ってほしい! というわけで、この連載では今を時めく気鋭の研究者の研究室に伺って、その本棚にある(かもしれない)当社新書の感想とともに、先生たちの研究テーマや現在考えていることなどをじっくりと伺います。コーディネーターは当社新書『試験に出る哲学』の著者・斎藤哲也さんです。  ※第1回から読む方はこちらです。 <今回はこの人!> 東畑開人(とうはた・か