小説・エッセイ

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日比谷の書店員のリアルな日常、街の情景、本の話――「日比谷で本を売っている。〔ビールと生きがい〕」新井見枝香

※当記事はエッセイ連載の第16回です。第1回から読む方はこちらです。  職場の仲間と、仕事終わりにクラフトビールを飲みに行こうと約束してから、数か月が経った。飲食店の時短営業が解除されないと、我々はラストオーダーに間に合わない。ぎりぎり閉店前に駆け込んだとて、アルコールの提供が終わってからでは、揚げたての唐揚げもむなしいだけである。  久しぶりに何の予定もない休日、溜まっていた洗濯物を片付け、部屋を掃除したところで、散歩に出掛けた。明るいうちに歩く地元は新鮮だ。古い蕎麦屋の

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限定特典付き販売も! 佐藤健ら豪華キャストで映画化される『護られなかった者たちへ』の原作小説、大迫力のフルカバー帯バージョン登場!

 ミステリー小説の名手・中山七里さんのヒューマン・ミステリー『護られなかった者たちへ』は、刊行以来、読者や書店員の皆さまの大きな反響を呼び続けてきました。そして2021年10月1日(金)、ついに本書を原作とする映画が封切られます。主演の佐藤健さんをはじめ阿部寛さんや清原果耶さんなど、映画「護られなかった者たちへ」は実力派俳優が勢ぞろいの力作です。  この映画公開を記念して、4月23日(金)から新たな装いのフルカバー帯をはじめ、この機会にしか手に入らない限定特典をご用意したキャ

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もし晴れの舞台で「夫の好きな料理は?」と聞かれたら――料理と食を通して日常を考察するエッセイ「とりあえずお湯わかせ」柚木麻子

『ランチのアッコちゃん』『BUTTER』『マジカルグランマ』など、数々のヒット作でおなじみの小説家、柚木麻子さん。NHKテキスト『きょうの料理 ビギナーズ』でリアルな生活を綴って人気の連載エッセイ「とりあえずお湯わかせ」が「本がひらく」に場所を変え、リニューアルスタートします! 料理や日常生活のあれこれに加え、気になった本や映画、旬の話題も取り上げる予定です。ますますパワーアップする柚木ワールドをお楽しみに! #1 一番の好きな料理はなんですか? (今回からネットにうつった

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ひとりでいることが推奨される時代――「マイナーノートで #01〔不要不急〕」上野千鶴子

各方面で活躍する社会学者の上野千鶴子さんが、「考えたこと」だけでなく、「感じたこと」も綴る連載随筆。精緻な言葉選びと襞のある心象が織りなす文章は、あなたの内面を静かに波立たせます。 不要不急 コロナ禍の1年が過ぎた。春夏秋冬4つの季節を経て、また春になった。  この1年が長かったのか、短かったのか……。「あっというまに過ぎた」というひともいる。だが、わたしにとっては、短かったとは思えない。コロナ禍直前の昨年1月にすべりこみセーフで実現した300人規模の大集会、全国一斉休校要

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震災と帰郷 44年ぶりの街での出会い――「熊本 かわりばんこ #01〔人生の第二章が始まった〕」吉本由美

 長年過ごした東京を離れ故郷・熊本に暮らしの場を移した吉本由美さんと、熊本市内で書店&雑貨カフェを営む田尻久子さん。  本と映画、そして猫が大好きなふたりが、熊本暮らしの手ざわりを「かわりばんこ」に綴ります。 人生の第二章が始まった  いろんなところに書いてきたからそれらを読まれた方には「もうわかった、耳タコだ」とげんなりされそうだけれど、ご存じない方のほうが多いと思い自己紹介として故郷にUターンしたところから書かせていただく。  私は44年間東京に住んでいた。その長き暮

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