長編ミステリー小説 「境界線」第1回 中山七里
〈東日本大震災で行方不明になっていた妻の変死体が発見され、しかも前夜まで生きていた〉。さまざまな疑問を胸に遺体安置所へ急行した宮城県警捜査一科警部・笘篠誠一郎は、思わぬ事実に直面する――。2018年1月刊行の長編小説『護られなかった者たちへ』のその後を描く、魂を揺さぶる社会派ミステリー小説。
境界線 第1回
プロフィール
中山七里(なかやま・しちり)
1961年生まれ、岐阜県出身。2009年、『さよならドビュッシー』で第8回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞。斬新な視点と華麗などんでん返しで多くの読者を獲得している。他に『総理にされた男』『護られなかった者たちへ』『能面刑事』『TAS 特別師弟捜査員』『静おばあちゃんと要介護探偵』『ふたたび嗤う淑女』『もういちどベートーヴェン』『笑え、シャイロック』など著書多数。20年、デビュー10周年を迎え、記念キャンペーンを実施中。 ※中山七里 デビュー10周年公式Twitterはこちら
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