小説・エッセイ

75

見えぬ接点と深まる謎……事件は最終局面へ――情報化社会の闇を描いた長編ミステリー小…

 たび重なる詐欺により宮城刑務所に収容されていた五代良則は、懲りることなく、出所後のさらなる悪事を計画しながら日々を過ごしていた。そこには、五代が出所後の仕事のパートナーとして目をかけていた利根勝久の姿もあった。そんな折、東日本大震災が発生した。刑務所の食堂にあるテレビが五代の地…

エッセイ「日比谷で本を売っている。」 〔ナマケモノと私〕新井見枝香

日比谷で働く書店員のリアルな日常、日比谷の情景、そして、本の話(第6回)。※最初から読む方はこちらです。  最近、私の部屋にはナマケモノがいる。手足がひょろ長くて、目がぱっちりとしたぬいぐるみだ。それは書店員の傍ら、踊り子としてデビューした際に、お客さんからもらったものである。ど…

戦争、幻影、罪、トラウマ……作家・阿部智里(「八咫烏シリーズ」)が挑んだ長編小説『…

 シリーズ累計130万部を超える人気ファンタジー小説「八咫烏シリーズ」著者・阿部智里さん。満を持してシリーズ外の作品として刊行した『発現』は、ジャンルの垣根を越え、時代も空間もクロスした大きなスケール感の長編小説です。刊行に寄せて阿部さんに執筆の裏側や思いをうかがいました。  ※当記…