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エッセイ「空想居酒屋」第11回 〔鰻〕 島田雅彦

私の幼少期の偏食については『君が異端だった頃』という私小説にありのままを書いた。当時と較べると、私の食事のバリエーションは爆発的に多様になり、...

エッセイ「日比谷で本を売っている。」第2回 〔スポーツクラブと百獣の王〕 新井見枝...

日比谷で働く書店員のリアルな日常、日比谷の情景、そして、本の話。  職場のある商業施設「日比谷シャンテ」は、地下2階で地下鉄の日比谷駅に直結し...

エッセイ「空想居酒屋」第10回 〔健康度外視珍味偏愛〕 島田雅彦

体に悪いものは美味で、健康にいいものは味気ない。  などと嘯いているあいだに、健康診断の結果がイエロー・シグナルだらけになってしまったのはもち...

エッセイ「空想居酒屋」第9回 〔魅惑の寿司屋台〕 島田雅彦

コスパ重視のはしご酒が長期的ブームになっているのは、経済停滞の明白な証ではあるのだが、どんなスタイルで飲もうと、酔えば都。酒は酒。都内に酒飲み...

エッセイ「日比谷で本を売っている。」第1回 〔土の香りとレトルトのパスタソース〕 ...

日比谷で働く書店員のリアルな日常、日比谷の情景、そして、本の話。  私は都内でひとり暮らしをする、39歳の会社員だ。こうして物を書くこともあるが...

エッセイ 「空想居酒屋」第8回 〔空想居酒屋の『炊き出し』〕 島田雅彦

消費増税を受け、個人商店のみならず、チェーンのレストラン、居酒屋の閉店が加速していると聞く。給料が上がったのは公務員だけで、最低賃金も上がらな...

エッセイ 「空想居酒屋」第7回 〔空想『鍋フェス』〕 島田雅彦

総武線に平井という地味な駅があり、過去に一度しか下車したことがないのだが、「豊田屋」という居酒屋を詣でるのが目的だった。ここは鍋物が名物で、ど...

エッセイ 「空想居酒屋」第6回 〔豆腐と卵〕 島田雅彦

東京下町のある豆腐屋には週に二回ほど体格のいいフランス人が体にピッタリとフィットしたレオタード姿で現れるのだという。ジョギングで一汗かき、白い...

エッセイ 「空想居酒屋」第5回 〔屋台というハッピー・プレイス〕 島田雅彦

昔は治安もよく、地域住民が互いに顔見知りであることの安心もあってか、街をほっつき歩く子どもが今よりたくさんいた。少子化が問題になる以前は、子ど...

エッセイ 「空想居酒屋」第4回 〔「揚げ物王」はどれだ?〕 島田雅彦

揚げ物は健康志向に反する気がするものの、メニューにあると、最低一品は注文せずには気が済まない。高温の油にくぐらせ、水分を適度に蒸発させ、素材の...