連載

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「NHK出版新書を探せ!」第16回
歴史研究から普遍を問う――與那覇潤さん(歴史学者)の場合〔前編〕

「NHK出版新書を探せ!」第16回 歴史研究から普遍を問う――與那覇潤さん(歴史学者)の場合〔前編〕

 突然ですが、新書と言えばどのレーベルが真っ先に思い浮かびますか? 老舗の新書レーベルにはまだ敵わなくても、もっとうちの新書を知ってほしい! というわけで、この連載では今を時めく気鋭の研究者の研究室に伺って、その本棚にある(かもしれない)当社新書の感想とともに、先生たちの研究テーマや現在考えていることなどをじっくりと伺います。コーディネーターは当社新書『試験に出る哲学』の著者・斎藤哲也さんです。  ※第1回から読む方はこちらです。 〈今回はこの人!〉 與那覇 潤(よなは・じ

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他人という謎へ向かうのが社会学者――「マイナーノートで #02〔自己への関心・他者への関心〕」上野千鶴子

他人という謎へ向かうのが社会学者――「マイナーノートで #02〔自己への関心・他者への関心〕」上野千鶴子

各方面で活躍する社会学者の上野千鶴子さんが、「考えたこと」だけでなく、「感じたこと」も綴る連載随筆。精緻な言葉選びと襞のある心象が織りなす文章は、あなたの内面を静かに波立たせます。 ※#01から読む方はこちらです。 自己への関心・他者への関心 「社会学者は他人に興味を持つ人、アーティストは自分にしか興味を持たない人」というわたしの発言に、写真家の長島有里枝さんからクレームをもらった。  長島有里枝さん、90年代のはじめにセルフヌードとファミリーヌードのポートレートで写真界に

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オリーブ少女ではなかった私――「熊本 かわりばんこ #02〔忘れがたい春と募金箱のこと〕」田尻久子

オリーブ少女ではなかった私――「熊本 かわりばんこ #02〔忘れがたい春と募金箱のこと〕」田尻久子

 長年過ごした東京を離れ故郷・熊本に暮らしの場を移した吉本由美さんと、熊本市内で書店&雑貨カフェを営む田尻久子さん。  本と映画、そして猫が大好きなふたりが、熊本暮らしの手ざわりを「かわりばんこ」に綴ります。 ※#01から読む方はこちらです。 忘れがたい春と募金箱のこと  1980年代はじめ、私が中学生の頃に『オリーブ』が創刊された。若い方は知らない人もいるだろうが、私と同世代でこの雑誌のことを知らない人はあまりいない。世の中にオリーブ少女を生み出したファッション誌だ。田舎

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シン・アナキズム――連載「アナキスト思想家列伝」by ディオゲネ子(重田園江)

シン・アナキズム――連載「アナキスト思想家列伝」by ディオゲネ子(重田園江)

デイヴィッド・グレーバーの著作をはじめ、いまあらためて注目されているアナキズム思想について、その繊細さと多様性を保持しながら魅力を伝えていく「列伝」形式の連載。今回は2人目「ヴァンダナ・シヴァ」の第1回です。※前回までの「ジェイン・ジェイコブズ編」を読む方はこちら。 ヴァンダナ・シヴァ1 タネとアリストテレス  アリストテレスの世界観というのはとても不思議だ。その不思議の一つは、「可能態(デュナミス)」と「現実態(エネルゲイア)」の区別、そして時間軸に逆らうようなその目的論

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日比谷の書店員のリアルな日常、街の情景、本の話――「日比谷で本を売っている。〔ビールと生きがい〕」新井見枝香

日比谷の書店員のリアルな日常、街の情景、本の話――「日比谷で本を売っている。〔ビールと生きがい〕」新井見枝香

※当記事はエッセイ連載の第16回です。第1回から読む方はこちらです。  職場の仲間と、仕事終わりにクラフトビールを飲みに行こうと約束してから、数か月が経った。飲食店の時短営業が解除されないと、我々はラストオーダーに間に合わない。ぎりぎり閉店前に駆け込んだとて、アルコールの提供が終わってからでは、揚げたての唐揚げもむなしいだけである。  久しぶりに何の予定もない休日、溜まっていた洗濯物を片付け、部屋を掃除したところで、散歩に出掛けた。明るいうちに歩く地元は新鮮だ。古い蕎麦屋の

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もし晴れの舞台で「夫の好きな料理は?」と聞かれたら――料理と食を通して日常を考察するエッセイ「とりあえずお湯わかせ」柚木麻子

もし晴れの舞台で「夫の好きな料理は?」と聞かれたら――料理と食を通して日常を考察するエッセイ「とりあえずお湯わかせ」柚木麻子

『ランチのアッコちゃん』『BUTTER』『マジカルグランマ』など、数々のヒット作でおなじみの小説家、柚木麻子さん。NHKテキスト『きょうの料理 ビギナーズ』でリアルな生活を綴って人気の連載エッセイ「とりあえずお湯わかせ」が「本がひらく」に場所を変え、リニューアルスタートします! 料理や日常生活のあれこれに加え、気になった本や映画、旬の話題も取り上げる予定です。ますますパワーアップする柚木ワールドをお楽しみに! #1 一番の好きな料理はなんですか? (今回からネットにうつっ

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比べると、生き物の身体のしくみと進化が見えてくる!――「キリンと人間、どこが違う?[身体のスキマ「首」の謎]」郡司芽久

比べると、生き物の身体のしくみと進化が見えてくる!――「キリンと人間、どこが違う?[身体のスキマ「首」の謎]」郡司芽久

 キリンと人間はまったく違う動物――それは本当でしょうか? 生き物を知るうえで比較はとても大事なのです。動物学者で「キリン博士」の郡司芽久さんが、動物の体の「形」の謎やユニークな進化について楽しく解説します。浅野文彦さんのイラストも必見!  今回のテーマは「首」。「キリンと人間の最大の違い」とも言える「首」の奥深い謎に挑みます。  *当記事は連載第3回です。第1回から読む方はこちらです。 「首」っていったいなんだろう? 「首が違うと思います」  この連載の第1回が配信され

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ひとりでいることが推奨される時代――「マイナーノートで #01〔不要不急〕」上野千鶴子

ひとりでいることが推奨される時代――「マイナーノートで #01〔不要不急〕」上野千鶴子

各方面で活躍する社会学者の上野千鶴子さんが、「考えたこと」だけでなく、「感じたこと」も綴る連載随筆。精緻な言葉選びと襞のある心象が織りなす文章は、あなたの内面を静かに波立たせます。 不要不急 コロナ禍の1年が過ぎた。春夏秋冬4つの季節を経て、また春になった。  この1年が長かったのか、短かったのか……。「あっというまに過ぎた」というひともいる。だが、わたしにとっては、短かったとは思えない。コロナ禍直前の昨年1月にすべりこみセーフで実現した300人規模の大集会、全国一斉休校要

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震災と帰郷 44年ぶりの街での出会い――「熊本 かわりばんこ #01〔人生の第二章が始まった〕」吉本由美

震災と帰郷 44年ぶりの街での出会い――「熊本 かわりばんこ #01〔人生の第二章が始まった〕」吉本由美

 長年過ごした東京を離れ故郷・熊本に暮らしの場を移した吉本由美さんと、熊本市内で書店&雑貨カフェを営む田尻久子さん。  本と映画、そして猫が大好きなふたりが、熊本暮らしの手ざわりを「かわりばんこ」に綴ります。 人生の第二章が始まった  いろんなところに書いてきたからそれらを読まれた方には「もうわかった、耳タコだ」とげんなりされそうだけれど、ご存じない方のほうが多いと思い自己紹介として故郷にUターンしたところから書かせていただく。  私は44年間東京に住んでいた。その長き暮

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「山ヲ歩キ、湯ニ到ル――#04 入浴できる世界遺産、湯の峰温泉への長き道のり ~熊野古道・中辺路~」大内 征

「山ヲ歩キ、湯ニ到ル――#04 入浴できる世界遺産、湯の峰温泉への長き道のり ~熊野古道・中辺路~」大内 征

登山と温泉はセットである――。 低山里山に歴史文化や神話民話を追い求め、日本各地を旅する低山トラベラー・大内征が綴る、山のこと、湯のこと、旅のこと。 第四回は、日本最古の湯にして世界遺産の「湯の峰温泉」を目指す歩き旅。熊野古道の中辺路40kmを踏破したご褒美は、死の淵から息を吹き返した小栗判官の逸話が伝わる“蘇りの湯”でした。 ※連載第1回から読む方はこちら。  羽田から飛び立った飛行機は、あっという間に紀伊半島の上空にあった。窓の外には果て無い山稜がまるで海のように広がっ

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