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話題の純愛韓国ドラマ「不滅の恋人」――“時代劇の女王”チン・セヨン(ヒロイン)特別インタビュー

 2019年のNHKでの放送をはじめ、いまなお話題沸騰中の韓国ドラマ「不滅の恋人」。韓国・日本ともに注目を集める実力派俳優チン・セヨンが、台本を読んで「次回のストーリーが待ちきれない!」と感動し、出演を決めたほど。明朗快活でいたずら好き、そしてどんなときでも愛する人を信じて一途に思い続ける良家の娘ソン・ジャヒョンを演じた彼女が、多彩な表情を放つヒロインの役作りについて語った様子を、「不滅の恋人」公式ガイドブックよりその一部をご紹介。

ソン・ジャヒョンのキャラクターを立体的に作ることを意識しました

「オクニョ 運命の女(ひと)」のタイトルロールを演じて人気急上昇のチン・セヨンは、今や日本でも公式サイトを持つ若手演技派女優のトップランナーだ。その勢いあふれる美しさが「不滅の恋人」のチャヒョン役を引き寄せたのだろう。しかし、オファーを受けた当初は、時代劇への出演が続くことに若干の戸惑いがあったという。
「でも、“シノプシス(あらすじ)がとてもおもしろい”という周囲の評判を聞き、一度読んでみよう……と読み始めたらすごくおもしろかったんです! 台本を読みながら次回のストーリーが待ちきれない! と思ったのは初めてのことでした。時代劇が持つ古めかしさ、重たさといった感じがなく、気軽に見られるメロドラマのような雰囲気を感じたんですね。チャヒョンというキャラクターもこれまでの時代劇にはいなかった女性像で、現代劇でもあまり多くないキャラクターなので、ぜひ演じたいと思いました」

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 歴史に名高い首陽大君(スヤンテグン)とその弟の安平(アンピョン)大君をモチーフとした、イ・ガンとイ・フィ兄弟の物語の中で、両班(ヤンバン)の娘ソン・ジャヒョンは2人から愛される“朝鮮最高の美女”というキャラクターだ。「でもチャヒョンは友達にもしょっちゅうからかわれている子なんですよ。『お嫁に行けるかしら?』なんて言われたり」といたずらっぽく笑う様子は、前向きで親しみやすいチャヒョンのイメージそのものだ。
「パッと目を引く、誰が見ても美人といった女性というよりは、親しくなるにつれて魅力が湧き出てくる女の子なんじゃないかなと。でも一国の大君(王子)に愛される女性という点では、最高の美女とも言えるのかなと思ったりもします(笑)。私がフィに出会って『こんな人は初めてだわ』と感じたのと同じように、フィもカンもチャヒョンに対して『こんな両班の家の令嬢は初めてだ』と感じたのではないでしょうか(笑)。チャヒョンは、自分がやるべきことは何としてでもやり遂げようという意志を持っていますし、身分の低い人に対してもとても優しい性格なんです。使用人のクッタンと一緒にいるときの様子を見ているだけでも、チャヒョンの性格がわかりますよね。そんな部分を見て、フィもカンもチャヒョンに魅力を感じたのだろうと思います」

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 時には周囲の目をはぐらかすために男装をして出かけるなど、思い切った行動もはつらつとやってのけてしまうソン・ジャヒョン。この魅力あふれるヒロインを演じるために意識したのは「私らしく、明るく演じることでした」と、きっぱり語った。
「監督に、ふだんの私のような明るい部分を多く引き出してほしいと言われたんです。なので、いつもの自分のように笑うときは明るく笑い、いたずらするときはいたずらっ子らしく演じようとしました。特に序盤のクッタンと一緒にいるシーンでは、どう演じればよりいたずらっ子らしく、よりおもしろく見えるかを深く探りました。平凡にならないように躍動的に動こうとしたり、台本にないセリフをアドリブで入れてみたりもして、チャヒョンのキャラクターを立体的に作ることを意識しました」
 監督キム・ジョンミン、脚本家チョ・ヒョンギョンの両者から「セヨンらしく演じればいい」といった信頼の言葉を受け、最大限、本当の自分のままで表現しようと努めたそうだ。自身でも、チャヒョンの性格に似たところがあると感じているのだろうか。
「とても明るくて、よく笑って、いたずら好きなところは似ています。ただ、チャヒョンはやりたいことを実行しなければ気が済まない性格ですが、私はやりたいことがあっても、そのことを考えているだけで終わってしまう性格です(笑)。実行に移せない性格なので、そんな部分は演じながら、チャヒョンのことがとても羨ましかったですし、小気味よさも味わうことができました」

(『韓国ドラマ・ガイド 不滅の恋人』に続く)

プロフィール

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チン・セヨン
1994年2月15日生まれ。CMモデルを経て、ドラマ「大丈夫、パパの娘だから」でデビュー。初主演ドラマ「私の娘コンニム」でSBS演技大賞ニュースター賞を受賞する。ドラマ「オクニョ 運命の女(ひと)」でヒロインを好演し、脚光を浴びた。
撮影=キム・アルム

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