見出し画像

いま、子どもたちが授業で学んでいることは、すべて宇宙につながっている!――JAXAオフィシャルブック『宇宙のがっこう』より

 新型コロナウイルスの影響で、通常よりも夏休みが短くなったり、自由に旅行ができなくなったり……そんな夏休み事情にがっかりしている日本全国の子どもたちに、夏が楽しくなるとっておきの一冊を編集部よりご紹介します。その名も『宇宙のがっこう』(7月30日発売)。ビジュアル満載で宇宙が楽しく、そして深く学べるJAXAオフィシャルブックです!

*     *     *

 舞台となるのは、主人公のソラとひかりが通う「明けの星学園」。ある日、先生から「修学旅行で宇宙に行くことになった」と告げられ、クラスのみんなはびっくりぎょうてん! 期待と不安でいっぱいです。そして、ソラたちは宇宙のことを知るために、JAXA(宇宙航空研究開発機構)の特別講習を受けることになりました。遠出がむずかしそうな今年の夏は、親子で『宇宙のがっこう』を読んで、宇宙旅行の気分を味わってみるのはいかがでしょう。

 JAXAの講師陣による講習は、子どもたちが日ごろ学校で学んでいる教科になぞらえながら、曜日ごとに進んでいきます。いったいどんなことを学ぶのか、早速、その講習の様子をのぞいてみましょう。

「宇宙のがっこう」の一週間

月曜日 「宇宙ってどんなところ?」

「宇宙」とひとことで言っても、どこからどこまでが宇宙なのでしょう。そして、わたしたちが暮らす地球は、宇宙のどのあたりにあって、どのように誕生したのでしょうか。修学旅行に行く前に知っておきたい基礎知識から授業を始めます。

画像1

火曜日 「宇宙のどこへ、どうやって行く?」

 行く場所を決めるためには、地球から惑星までの距離や特徴について知っておく必要があります。ロケットのしくみについてふれる授業もありますよ。また、宇宙飛行士たちが実際に宇宙に持っていくものを参考に、準備するものを確認しましょう。

画像2

水曜日 「宇宙ではどんなことができる?」

 地球とほかの惑星では、環境が大きく違います。その違いを学びながら、宇宙に行ったら何をして楽しむか、一緒に考えましょう。人工衛星や惑星探査機について知る「課外授業」や、宇宙飛行士・油井亀美也さんによる「特別授業」もお楽しみに!

画像3

木曜日 「宇宙での滞在を楽しもう!」

 いよいよ地球を離れ、ほかの惑星や国際宇宙ステーションに到着したときのことをイメージします。食べ物や水は地球から持っていくのでしょうか? 電気は? 病気になったら? 旅立つ前に不安なことをひとつひとつ解消しておきましょう。

画像4

金曜日 「宇宙にはまだまだナゾがいっぱい!」

 ここまで宇宙のことをたくさん学んできました。あとは心の準備をして、修学旅行の当日を待つばかり。一週間をしめくくる授業として、旅からは少し離れて「宇宙のふしぎ」についてふれます。「ブラックホール」は本当にあるのでしょうか?

画像5

そのほか、
ホームルーム 「ひと目でわかる ここがちがうよ! 地球と宇宙」
特別授業 「JAXA宇宙飛行士に聞いてみた!」「ISSでの1日」
など
休み時間 「魚も宇宙に行ける?」「水ロケットを飛ばそう!」など
そして、巻末には「めちゃくちゃ楽しい! 自由研究秘密手帳」がついています!

*     *     *

 最後までお読みくださったみなさん、ありがとうございました。宇宙が好きな人も、それほどでもない人も、楽しみながら宇宙の存在をこれまで以上に身近に感じていただける内容になっています。ぜひ、『宇宙のがっこう』をみなさんの夏のお供に!

※「本がひらく」公式Twitterでは更新情報などを随時発信中です。ぜひこちらもチェックしてみてください!

みんなにも読んでほしいですか?

オススメした記事はフォロワーのタイムラインに表示されます!