見出し画像

見えぬ接点と深まる謎……事件は最終局面へ――情報化社会の闇を描いた長編ミステリー小説「境界線」中山七里

 たび重なる詐欺により宮城刑務所に収容されていた五代良則は、懲りることなく、出所後のさらなる悪事を計画しながら日々を過ごしていた。そこには、五代が出所後の仕事のパートナーとして目をかけていた利根勝久の姿もあった。そんな折、東日本大震災が発生した。刑務所の食堂にあるテレビが五代の地元が濁流に飲まれていく様子を伝え、えもいわれぬ絶望感を味わった。それから二年後、出所した五代はかつての友人・鵠沼駿の安否を気遣い行方を捜すも、消息をつかめずにいたのだった。
 ※本記事は連載第10回です。

最初から読む

境界線 第10回

連載第11回へ進む

連載第9回へ戻る

関連コンテンツ

プロフィール
中山七里(なかやま・しちり)

1961年生まれ、岐阜県出身。2009年、『さよならドビュッシー』で第8回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞。斬新な視点と華麗などんでん返しで多くの読者を獲得している。他に『総理にされた男』『護られなかった者たちへ』『能面刑事』『TAS 特別師弟捜査員』『静おばあちゃんと要介護探偵』『ふたたび嗤う淑女』『もういちどベートーヴェン』『笑え、シャイロック』など著書多数。20年、デビュー10周年を迎え、記念キャンペーンを実施中。 ※中山七里 デビュー10周年公式Twitterはこちら

関連書籍

※「本がひらく」公式Twitterでは更新情報などを随時発信中です。ぜひチェックしてみてください!


嬉嬉嬉嬉嬉!!
9
NHK出版の書籍編集部が、多彩な執筆陣による連載小説・エッセイ、教養・ノンフィクション読み物や、朝ドラ・大河ドラマの出演者や著者インタビューなどをお届けします。新刊情報も随時更新。ときどき編集部裏話も!

こちらでもピックアップされています

連載
連載
  • 80本

ミステリー小説や食エッセイから、小中学生向けの教養読み物まで、さまざまな興味・関心を刺激する作品をラインナップ。

コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。