小説・エッセイ

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エッセイ「日比谷で本を売っている。」 〔ビュッフェと地球〕新井見枝香

エッセイ「日比谷で本を売っている。」 〔ビュッフェと地球〕新井見枝香

日比谷で働く書店員のリアルな日常、日比谷の情景、そして、本の話(第5回)。※最初から読む方はこちらです。  私は「ビュッフェ」が好きだ。いろいろなものをちょっとずつ食べるという行為に、お腹を満たすこととは別の幸福を感じる。ひとり暮らしで自炊するようになってからは、そこにありがたみも加わった。ひじきと、切り干し大根と、おからと、春雨サラダと、ポテトサラダと、おひたしと、だし巻き玉子と、肉じゃがを、一度の食事で一口ずつ食べられるなんて、夢のようではないか!  職場近くの某居酒屋

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