小説・エッセイ

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幸せそうで、なにが悪い――料理と食を通して日常を考察するエッセイ「とりあえずお湯わかせ」柚木麻子

幸せそうで、なにが悪い――料理と食を通して日常を考察するエッセイ「とりあえずお湯わかせ」柚木麻子

『ランチのアッコちゃん』『BUTTER』『マジカルグランマ』など、数々のヒット作でおなじみの小説家、柚木麻子さん。今月は、電車の中で起きた痛ましい事件と、「幸せそうな女性」について、社会に思うことを書いていただきました。 ※当記事は連載の第5回です。最初から読む方はこちらです。 #5 幸せそうな女性 「幸せそうな女性を殺したかった」という理由で男性が女性を狙って刺した。ニュースを見て、事件の被害者や居合わせた人々に思いを馳せ、胸を痛めると同時に苦しい記憶を蘇らせた女性は多

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はしゃげるチャンスに貪欲たれ――料理と食を通して日常を考察するエッセイ「とりあえずお湯わかせ」柚木麻子

はしゃげるチャンスに貪欲たれ――料理と食を通して日常を考察するエッセイ「とりあえずお湯わかせ」柚木麻子

『ランチのアッコちゃん』『BUTTER』『マジカルグランマ』など、数々のヒット作でおなじみの小説家、柚木麻子さん。今月は、コロナ禍で失われた楽しみを、久しぶりに親子で楽しんだ様子をお伝えします。 ※当記事は連載の第4回です。最初から読む方はこちらです。 #4 顔ハメ看板  この一年で近所の公園はあらかた遊びつくしてしまった。全ての遊具のクセのようなものまで完全に把握している。通りから回転するジャングルジムをちらっと目にするだけで、子どもを真ん中に乗せてグルグル回す時の軋みや

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自粛時のライフハックに疲れたら――料理と食を通して日常を考察するエッセイ「とりあえずお湯わかせ」柚木麻子

自粛時のライフハックに疲れたら――料理と食を通して日常を考察するエッセイ「とりあえずお湯わかせ」柚木麻子

『ランチのアッコちゃん』『BUTTER』『マジカルグランマ』など、数々のヒット作でおなじみの小説家、柚木麻子さん。今回は、一年を超える自粛生活、工夫を凝らして過ごしてきた柚木さんに、ふいに訪れた「工夫ナシ時間」についてお届けします。 ※当記事は連載の第3回です。最初から読む方はこちらです。 #3 ステイホームの工夫疲れ  日常にライフハックを!との思いから始まったこの連載。しかし、「ちょっとした工夫で毎日を楽しく」することにほとほと嫌気がさしてきたのは、肺が弱いがために一年

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季節の行事をアップデートしてみたら――料理と食を通して日常を考察するエッセイ「とりあえずお湯わかせ」柚木麻子

季節の行事をアップデートしてみたら――料理と食を通して日常を考察するエッセイ「とりあえずお湯わかせ」柚木麻子

『ランチのアッコちゃん』『BUTTER』『マジカルグランマ』など、数々のヒット作でおなじみの小説家、柚木麻子さん。NHKテキスト『きょうの料理 ビギナーズ』でリアルな生活を綴って人気の連載エッセイ「とりあえずお湯わかせ」が「本がひらく」に場所を変え、リニューアルスタートしました! 料理や日常生活のあれこれに加え、気になった本や映画、旬の話題も取り上げる予定です。ますますパワーアップする柚木ワールドをお楽しみに! ※当記事は連載の第2回です。最初から読む方はこちらです。 #2

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もし晴れの舞台で「夫の好きな料理は?」と聞かれたら――料理と食を通して日常を考察するエッセイ「とりあえずお湯わかせ」柚木麻子

もし晴れの舞台で「夫の好きな料理は?」と聞かれたら――料理と食を通して日常を考察するエッセイ「とりあえずお湯わかせ」柚木麻子

『ランチのアッコちゃん』『BUTTER』『マジカルグランマ』など、数々のヒット作でおなじみの小説家、柚木麻子さん。NHKテキスト『きょうの料理 ビギナーズ』でリアルな生活を綴って人気の連載エッセイ「とりあえずお湯わかせ」が「本がひらく」に場所を変え、リニューアルスタートします! 料理や日常生活のあれこれに加え、気になった本や映画、旬の話題も取り上げる予定です。ますますパワーアップする柚木ワールドをお楽しみに! #1 一番の好きな料理はなんですか? (今回からネットにうつった

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日比谷で働く書店員のリアルな日常、日比谷の情景、そして、本の話――エッセイ「日比谷で本を売っている。」第12回 〔猫とうなぎ〕新井見枝香

日比谷で働く書店員のリアルな日常、日比谷の情景、そして、本の話――エッセイ「日比谷で本を売っている。」第12回 〔猫とうなぎ〕新井見枝香

※第1回から読む方はこちらです。  うさぎを追って穴に飛び込んだアリスは、元の世界に戻れないと、ハートの女王に泣きついたのだが、猫を追って路地裏に迷い込んだ私は、お家に帰れないと、Googleマップに頼ってしまった。情けない。  それにしても、不思議な猫だった。動物に好かれない私は、犬ならまだしも、猫には全く相手にされないどころか、脱兎のごとく、逃げられる。野良猫は警戒心が強かろうと、知人の飼い猫にチュールを持って近付けば、猫パンチで叩き落とされる始末。血が滲んだ腕には、飛

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