小説・エッセイ

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2020年「本がひらく」で話題を呼んだ記事5選を振り返り――韓国ドラマからラッパー評伝、サイコサスペンス小説まで

2020年「本がひらく」で話題を呼んだ記事5選を振り返り――韓国ドラマからラッパー評伝、サイコサスペンス小説まで

 今年一年「本がひらく」をご愛読くださり、本当にありがとうございました! 2020年1月15日にサイトを立ち上げて以降、「何ができるか」「何をやるべきか」を考えて実践しているうちに、あっという間に一年を迎えようしています。  そこで、この一年を振り返る代わりに、「本がひらく」で反響のあった記事のいくつかをここでご紹介します! ①日本でも大注目の韓ドラ! EXOのド・ギョンス(D.O.)が初挑戦した時代劇が話題に  昨年、NHK-BSプレミアムで国内初放送され、今年5月に

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日比谷で働く書店員のリアルな日常、日比谷の情景、そして、本の話――エッセイ「日比谷で本を売っている。」第12回 〔猫とうなぎ〕新井見枝香

日比谷で働く書店員のリアルな日常、日比谷の情景、そして、本の話――エッセイ「日比谷で本を売っている。」第12回 〔猫とうなぎ〕新井見枝香

※第1回から読む方はこちらです。  うさぎを追って穴に飛び込んだアリスは、元の世界に戻れないと、ハートの女王に泣きついたのだが、猫を追って路地裏に迷い込んだ私は、お家に帰れないと、Googleマップに頼ってしまった。情けない。  それにしても、不思議な猫だった。動物に好かれない私は、犬ならまだしも、猫には全く相手にされないどころか、脱兎のごとく、逃げられる。野良猫は警戒心が強かろうと、知人の飼い猫にチュールを持って近付けば、猫パンチで叩き落とされる始末。血が滲んだ腕には、飛

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「鈴川絢子のママYouTuberの子育てノート」第7回 本のある生活

「鈴川絢子のママYouTuberの子育てノート」第7回 本のある生活

 6歳と2歳の兄弟との日々や、大好きな鉄道やおもちゃなどの魅力を動画で配信する、人気YouTuberの鈴川絢子さん。その等身大の様子は、とくに鉄道好きの子どもがいるお母さんたちに支持され、共感を呼んでいます。 当連載では、動画では伝えきれない子育ての工夫や想いなどを、家族とのエピソードとともに鈴川さんがつづります。 ※連載第1回から読むかたはこちらです。  今回は「本のある生活」について。鈴川さんは、物心ついた頃から絵本や児童書に囲まれ、小学校では国語好きに。いまでも、仕事で

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エッセイ「日比谷で本を売っている。」 〔ナマケモノと私〕新井見枝香

エッセイ「日比谷で本を売っている。」 〔ナマケモノと私〕新井見枝香

日比谷で働く書店員のリアルな日常、日比谷の情景、そして、本の話(第6回)。※最初から読む方はこちらです。  最近、私の部屋にはナマケモノがいる。手足がひょろ長くて、目がぱっちりとしたぬいぐるみだ。それは書店員の傍ら、踊り子としてデビューした際に、お客さんからもらったものである。どうせパチンコかなんかの景品だとは思うが、あげたくなった理由は「似ているから」と言っていた。確かに私の髪は獣のような金色だし、客観的に見て、キツネには似ていない。おまけに、この世界にはめんどくさいこと

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寄稿「かわいい絵本は訳せません」 金原瑞人(翻訳家)

寄稿「かわいい絵本は訳せません」 金原瑞人(翻訳家)

キャッチーなテディベアの装丁が、海外の児童書ブックフェアで話題になったイギリスの絵本“LOVED TO BITS(『ぼくのしましまテッド』)”が、3月19日(木)に発売されました。刊行にあたり、訳者の金原瑞人さんがメッセージを寄せてくださいました。  ぼくは絵本を訳すのが下手だ……という、この一文を読んだだけで、下手だろうなとわかってもらえると思う。ぼくの得意分野はヤングアダルト、つまり若者むけの本と一般文芸なので、「です・ます体」で訳すような本は苦手なのだ。  そのくせ、

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3年ぶりのオリジナル絵本刊行!作品に込めた思いとは――荒井良二インタビュー

3年ぶりのオリジナル絵本刊行!作品に込めた思いとは――荒井良二インタビュー

3年ぶりとなるオリジナル絵本『きょうのぼくはどこまでだってはしれるよ』を刊行した世界的な絵本作家・荒井良二さん。本作の誕生秘話から絵本を作ることへの思いまで、最前線を走り続ける荒井さんに、今の気持ちなどを聞きました。 小さな自信や自尊心を思い起こしてほしくて  どんな絵本にしようかと編集者とふたりで打合せをしているとき、どちらからともなく「小さな祝祭」をテーマにした絵本はどうか、という話になったんです。話し合いを進めるうちにイメージが膨らみ、日々の生活の中にある出来事に対

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