※連載第1回から読む方はこちら 「セクハラ」という言葉が見えなくする真実 愛と性をめぐる問題系の中で、最もありふれたことのひとつなのに、議論が一向に深まらないことがある。いわゆる「セクハラ」の問題である。「セクハラ」と聞くと、良心的な男性の多くが、どれほど身構えるものかを、わた…
※連載第1回から読む方はこちら 性の管理とその犠牲 この連載の第1回で、提示した命題を覚えているだろうか? よりわかりやすく言い換えて、もう一度繰り返す。 「すべての個人は性的マイノリティである」 自分はヘテロセクシュアルだから普通、などと思っていると、人生が非常に生きにくい…
※連載第1回から読む方はこちら わたしのことを話さなければならない。わたし自身の最も深い苦悩について。 わたしの苦悩と、そのいちばんの核に隠された可能性について。 その可能性について語るために、わたしはこのすべてをしている。 耐え難さと生きていくために それは、そうすべき対…