教養・ノンフィクション

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「これは、まぎれもない哲学書である」――【古田徹也寄稿】『ハイデガー 『存在と時間』を解き明かす』について

「これは、まぎれもない哲学書である」――【古田徹也寄稿】『ハイデガー 『存在と時間』を解き明かす』について

新刊『ハイデガー 『存在と時間』を解き明かす』の売れ行きが好調です。著者・池田喬さんと十数年の親交をもつ盟友・古田徹也さんに、この本を紹介していただきます。今年の春、古田さん著『はじめてのウィトゲンシュタイン』を池田さんに紹介していただきましたが、今回はその逆をやっていただきました。こんな本が出たら読まない手はないだろうと思わせる、魅惑の紹介文を掲載します。  本書はまずもって、『存在と時間』についてのとても分かりやすい解説書である。  現代の古典『存在と時間』は、二十世

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ハイデガーは高尚でも非実用的でもない。今日を生きる私たちの「心の拠り所」である

ハイデガーは高尚でも非実用的でもない。今日を生きる私たちの「心の拠り所」である

あの「哲学書の最高峰」が今度こそ踏破できる! 現代哲学最高峰の勘所をつかむ――全章が平易な「問いかけ」で構成され、難解だった文章が手に取るようにわかってくる。9月25日発売のNHK BOOKS『ハイデガー 『存在と時間』を解き明かす』は、実力派の新鋭による“はじめてのハイデガー” に触れられる一冊です。凝り固まった世界観を根底から問い返して、「自分本来の生き方」を浮かび上がらせてくれる新方式の画期的な入門書。当記事では、本書よりその序文をお伝えします。  一九二二年、三十三

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アリストテレスで「人間」の本質を抉り、ハイデガーで「存在」の意味を知る。
西洋哲学の名著を題材にして、複雑化する世界をとらえる――『名著ではじめる哲学入門』より

アリストテレスで「人間」の本質を抉り、ハイデガーで「存在」の意味を知る。 西洋哲学の名著を題材にして、複雑化する世界をとらえる――『名著ではじめる哲学入門』より

 私たちを取り巻くこの世界とは、いったい何なのだろうか? その問いに答えるべく、注目の哲学者・萱野稔人が、「哲学」「人間」「存在」「国家」「政治」「権力」など15の問いを設定し、アリストテレス『ニコマコス倫理学』からドゥルーズ、ガタリ『千のプラトー』まで、名著38冊と49のキーワードを駆使して、日本人の哲学力を磨きます。  複雑化する世界を新たな視点でとらえる、実践的学び直しの書として編まれたNHK出版新書『名著ではじめる哲学入門』(9月10日発売)より、当記事では冒頭の章「

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