教養・ノンフィクション

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赤坂真理「愛と性と存在のはなし」最終回 〔セクハラ論議はなぜ一面的なのか――言葉を…

※連載第1回から読む方はこちら 「セクハラ」という言葉が見えなくする真実  愛と性をめぐる問題系の中で、最もありふれたことのひとつなのに、議論が一向に深まらないことがある。いわゆる「セクハラ」の問題である。「セクハラ」と聞くと、良心的な男性の多くが、どれほど身構えるものかを、わた…

赤坂真理「愛と性と存在のはなし」第9回 〔すべての身体と心にはズレがある〕

※連載第1回から読む方はこちら 性の管理とその犠牲  この連載の第1回で、提示した命題を覚えているだろうか?  よりわかりやすく言い換えて、もう一度繰り返す。 「すべての個人は性的マイノリティである」  自分はヘテロセクシュアルだから普通、などと思っていると、人生が非常に生きにくい…

「愛と性と存在のはなし」第8回 〔男か女に生まれることの避けられない痛み〕 赤坂真…

※連載第1回から読む方はこちら  わたしのことを話さなければならない。わたし自身の最も深い苦悩について。  わたしの苦悩と、そのいちばんの核に隠された可能性について。  その可能性について語るために、わたしはこのすべてをしている。 耐え難さと生きていくために  それは、そうすべき対…

「愛と性と存在のはなし」第7回 〔最も深い苦悩を語るということ〕 赤坂真理

※連載第1回から読む方はこちら  「あなたの秘密を書いてください」  そう言われたら、あなたは何を書くだろうか。  正直になれるだろうか? 目の前の人に。  いや、  正直になれるだろうか? ほかならぬ自分に。  自分のために。    そんな課題を、2019年度、教えていた大学生の創作の課題…