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#学習
進むべき道に迷ったとき、生きがいを見失ったとき、自らを支える言葉と出会う「7つの授業」――若松英輔『14歳の教室 どう読みどう生きるか』より〔前編〕
気鋭の批評家であり随筆家の若松英輔さんが、中学生たちに7回にわたって行った講義を基に編み上げた『14歳の教室 どう読みどう生きるか』が7月27日に発売されます。本書では、「おもう」「考える」「読む」「対話する」など、素朴な動詞の意味を問いながら大切な言葉との出会いへと導いていきます。2020年で生誕60周年を迎える哲学者・池田晶子さんの傑作『14歳の君へ どう考えどう生きるか』へのオマージュを込めた、新しい「人生の教科書」。 当記事では、本書より第1講「おもう」を前編・後
「ゲームがやめられない!」「ぼくのやる気のスイッチはどこに?」「心ってどこにあるの?」──。子どもたちから寄せられた「なぜ」「どうして」に、‟科学とユーモア“で全力回答!
「本がひらく」で2019年7月から7回にわたり連載した「そのモヤモヤ、かいけつします」に、新たなエピソードを加えた書籍が、6月25日(木)に発売されます! その名も『モヤモヤそうだんクリニック』。池谷裕二先生とヨシタケシンスケさんというゴールデンコンビが、子どもたちのモヤモヤに真剣に向き合います。集中力、暗記力、AI、ゲーム、ルール、遺伝、睡眠、嫉妬、夢……。2人へのそうだんは、じつに多岐にわたります。はたして、子どもたちのモヤモヤは解決するのでしょうか。刊行を記念し、とって
「思考入門 “よく考える” ための教室」第7回 〔「三人寄れば文殊の知恵」だといいんだけど……〕 戸田山和久(文と絵)
みなさん、あ・け・ま・し・て、おめでとうございます。年が明けたところで気持ちもあらたに「思考入門」7回目。前回は、私たちの脳ってそもそも論理的にはできていない、というクラ~イお話になっちゃいましたねえ。でも大丈夫。それを乗り越える方法ちゃんとありますよ。今回はそのうちのひとつについて、戸田山さんきっちり話してくれます。「それって、どんな方法?」答えはかんたん、「みんなでいっしょに考える」こと。「そのためには、どうすればいいの?」はい、くわしく知りたい人は、以下をじっくり読んで
「思考入門 “よく考える” ための教室」第6回 〔ヒトの脳は論理的思考には向いていない。ならばどうする!?〕 戸田山和久(文と絵)
早いもので今年も師走になっちゃいました。おとなにとってはあわただしい月。でも、みなさんはもういくつ寝るとメリークリスマスに冬休みにお正月! お楽しみですねえ。でも、勉強もしっかりやりましょうね。はい、「思考入門」も6回目、いよいよ第2部に入りますよ。ここまでの連載をしっかり読んだみなさんは、「論理的」ってどういうことか、バッチリ理解できましたね。戸田山さん、6回目で星一徹ですよ。ちゃぶ台ひっくり返しますよ。なんせ、わたしたちのアタマって、もともと論理的思考には向いてないって言
「思考入門 “よく考える” ための教室」第5回 〔論理的思考のようで論理的でないベンベン、それは何かと尋ねたら……〕 戸田山和久(文と絵)
はいこんにちは。早いもので11月、秋もふかまってきました。思考入門ももう5回目。前回まで「論理的」ってどういうことか、ネチネチ考えてきました。ここで新展開ですよ。世の中にはいっけん「論理的」に見えて、じつは筋がまったくとおってない、ってことがたくさんありますねえ。早い話がヘリクツってことです。ちゃんとした論理的思考とヘリクツをどう見わけたらいいんでしょう? ヘリクツにダマされないためにはどうしたらいいんでしょう? はい、戸田山さんきちっと教えてくれますよ。読めばあなたもカシコ
「思考入門 “よく考える” ための教室」第4回 〔サポートとツッコミについて、さらにツッコんでみよう〕 戸田山和久(文と絵)
さあお待ちかね、「思考入門」の第4回目ですよ。前々回、前回とつづいた「論理的に考えるってどういうこと?」シリーズも今回で大づめ。面白い例文がいっぱいいっぱい出てきますよ。あの有名な方も特別出演。誰のこと? それは読んでのお楽しみ。はい、今回は戸田山さん、原稿も絵もきっちり〆切どおりにくれましたよ~。すんばらしいですね。気合入ってますねえ。それでは、みなさんもカシコクなってくださいね。 そのツッコミ、有効ですか? 「論理的によく考える・書く・話す」ということを、前回は次のよう
「思考入門 “よく考える” ための教室」第2回 〔論理的ってどういうこと? ──世界でいちばんシンプルな定義〕 戸田山和久(文と絵)
はいこんにちは。お待ちかね、思考入門の第2回ですよ。今回ハッキリいって内容オ・ト・クよ。みなさんお父さんお母さんに「ちっとは論理的に考えなさい!」なんてよくオコラれますね。でも「論理的」何のことでしょう? きっとお父さんお母さん答えられませんよ。第2回目では、論理的どういうことかをおサルさんでもわかるように教えてくれます。楽しみだねー。でもその前に戸田山さん、論理的に考えるとなんでオ・ト・クなのかも情熱的に語っとります。上でグルグル回っとるこのトボケたおじさん、熱いアツーい人