教養・ノンフィクション

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哲学ディベート――人生の論点【第5回】美容整形をしてもよいのか?

哲学ディベート――人生の論点【第5回】美容整形をしてもよいのか?

●「哲学ディベート」は、相手を論破し説得するための競技ディベートとは異なり、多彩な論点を浮かび上がらせて、自分が何に価値を置いているのかを見極める思考方法です。 ●本連載では「哲学ディベート」を発案した哲学者・高橋昌一郎が、実際に誰もが遭遇する可能性のあるさまざまな「人生の論点」に迫ります。 ●舞台は大学の研究室。もし読者が大学生だったら、発表者のどの論点に賛成しますか、あるいは反対しますか? これまで気付かなかった新たな発想を発見するためにも、ぜひ視界を広げて、一緒に考えて

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「形」を知ると、身体のしくみと進化が見えてくる!――「キリンと人間、どこが違う?[キリンの肺は肩身が狭い?] 」郡司芽久
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「形」を知ると、身体のしくみと進化が見えてくる!――「キリンと人間、どこが違う?[キリンの肺は肩身が狭い?] 」郡司芽久

 キリンと人間はまったく違う動物? 生き物の身体の「形」を比べてみると、意外な共通点が見つかります。動物学者で「キリン博士」こと郡司芽久さんが、動物の身体をめぐる謎やユニークな進化についてわかりやすく解説。浅野文彦さんのイラストも必見!  今回のテーマは第1回につづき、ふたたび「肺」が登場。動物ごとに異なる呼吸の仕組み。深遠なるその進化を見ていきます。  *当記事は連載第9回です。第1回から読む方はこちらです。 キリンの小さな肺  先日職場の健康診断を受けたら、胸部X線を撮

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「NHK出版新書を探せ!」第21回
1つの主張の背後には数多くの論文がある――山口慎太郎さん(経済学者)の場合【前編】

「NHK出版新書を探せ!」第21回 1つの主張の背後には数多くの論文がある――山口慎太郎さん(経済学者)の場合【前編】

 突然ですが、新書と言えばどのレーベルが真っ先に思い浮かびますか? 老舗の新書レーベルにはまだ敵わなくても、もっとうちの新書を知ってほしい! というわけで、この連載では今を時めく気鋭の研究者の研究室に伺って、その本棚にある(かもしれない)当社新書の感想とともに、先生たちの研究テーマや現在考えていることなどをじっくりと伺います。コーディネーターは当社新書『試験に出る哲学』の著者・斎藤哲也さんです。  ※第1回から読む方はこちらです。 〈今回はこの人!〉 山口慎太郎(やまぐち・

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著書累計250万部超! 世界が注目する物理学者カルロ・ロヴェッリ氏の新作序文を特別公開

著書累計250万部超! 世界が注目する物理学者カルロ・ロヴェッリ氏の新作序文を特別公開

2年前に刊行された『時間は存在しない』が話題を呼び、そのエレガントな文体と鋭い洞察が日本でも人気の著者カルロ・ロヴェッリ氏。彼の新作『世界は「関係」でできている~美しくも過激な量子論』が10月29日に発売される。新作のテーマは量子論だが、そこから話題は科学の真髄や哲学にもおよび、わたしたちを“真実”をめぐる旅へといざなう――。発売を記念して、新作の「序文」を先出しでご紹介したい。 深淵をのぞき込む  チャスラフとわたしは、砂浜に座り込んでいた。香港で開催された会議の午後の休

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「これは、まぎれもない哲学書である」――【古田徹也寄稿】『ハイデガー 『存在と時間』を解き明かす』について

「これは、まぎれもない哲学書である」――【古田徹也寄稿】『ハイデガー 『存在と時間』を解き明かす』について

新刊『ハイデガー 『存在と時間』を解き明かす』の売れ行きが好調です。著者・池田喬さんと十数年の親交をもつ盟友・古田徹也さんに、この本を紹介していただきます。今年の春、古田さん著『はじめてのウィトゲンシュタイン』を池田さんに紹介していただきましたが、今回はその逆をやっていただきました。こんな本が出たら読まない手はないだろうと思わせる、魅惑の紹介文を掲載します。  本書はまずもって、『存在と時間』についてのとても分かりやすい解説書である。  現代の古典『存在と時間』は、二十世

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『NHK8Kルーブル美術館』の愉しみ方・再び!(後編)
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『NHK8Kルーブル美術館』の愉しみ方・再び!(後編)

『NHK8Kルーブル美術館~美の殿堂の500年~』のもとになった番組(全4集)のうち、第3集と第4集が今夜再放送されます! 第3集「革命とナポレオンのルーブル」          BSプレミアム 10月23日(土)午前1:25から ※22日(金)の深夜 第4集「永遠の美を求めて」               BSプレミアム 10月23日(土)午前2:25から ※22日(金)の深夜  この再放送にあわせて、「本がひらく」で今夏連載した〈『NHK8Kルーブル美術館』の愉しみ方

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アフガニスタンで65万人の命をつなぎ、凶弾に倒れた医師は、何を語ったのか――自身について多くを語らなかった中村哲さんの心の内にふれる

アフガニスタンで65万人の命をつなぎ、凶弾に倒れた医師は、何を語ったのか――自身について多くを語らなかった中村哲さんの心の内にふれる

 2019年12月4日、アフガニスタンで銃撃され亡くなった医師・中村哲さん。生前の中村さんが出演したNHK「ラジオ深夜便」の6番組より、インタビューに答えるその肉声を忠実に再現した、『わたしは「セロ弾きのゴーシュ」』が2021年10月25日に発売します。「長年の活動の原動力は何でしょうか?」という、インタビュアーの問いに対して、自らを宮沢賢治の童話の主人公「セロ弾きのゴーシュ」にたとえた中村さん。本書は、感慨や本音が随所に表れ、その心の内を知ることのできる貴重な証言の記録です

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『NHK8Kルーブル美術館』の愉しみ方・再び!(前編)
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『NHK8Kルーブル美術館』の愉しみ方・再び!(前編)

『NHK8Kルーブル美術館~美の殿堂の500年~』のもとになった番組(全4集)が、BSプレミアムで再放送されます。 第1集「すべてはレオナルド・ダ・ヴィンチから始まった」 BSプレミアム 10月16日(土)午前1:25から ※今夜15日(金)の深夜 第2集「太陽王が夢見た芸術の国」            BSプレミアム 10月16日(土)午前2:25から ※今夜15日(金)の深夜 第3集「革命とナポレオンのルーブル」          BSプレミアム 10月23日(土)午前

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「NHK100分de名著 ヘミングウェイ スペシャル」出演の著者がエドガー・アラン・ポー「黒猫」を読み解く! 10/15(金)発売『教養としてのアメリカ短篇小説』より、第1講を抜粋公開

「NHK100分de名著 ヘミングウェイ スペシャル」出演の著者がエドガー・アラン・ポー「黒猫」を読み解く! 10/15(金)発売『教養としてのアメリカ短篇小説』より、第1講を抜粋公開

「100分de名著 ヘミングウェイ スペシャル」で指南役を務めている早稲田大学文学学術院教授の都甲幸治さん。ドミニカ共和国出身でアメリカ合衆国に移民した作家ジュノ・ディアスの翻訳などで知られ、自身でも「今まで自分はマイノリティ文学に特化して読んできた」という都甲さんが、アメリカ文学の“王道”ともいえるメジャー作家たちの短篇小説13作品を読み解く『教養としてのアメリカ短篇小説』が10月15日(金)に発売となりました。  それぞれの小説についての講義は、まず作品のあらすじを振り返

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「木」こそが人類の歴史をつくった! 700万年にわたる壮大な物語を解き明かす『「木」から辿る人類史』
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「木」こそが人類の歴史をつくった! 700万年にわたる壮大な物語を解き明かす『「木」から辿る人類史』

 ⽊を多用した温かみのあるデザインが話題となった新国立競技場をはじめ、暮らしに木材を取り入れて、森を育てるエコ活動「木づかい運動」が広がるなど、最近、「木」を身近に感じる機会が増えています。  木は、はるか昔から、私たち人類の進化と文明の発展に深く関係してきました。なぜ、どのように、人類は木を利用し、今日の社会を築くまでになったのか、その壮大な道すじを解き明かしたのが、『「木」から辿る人類史 ヒトの進化と繁栄の秘密に迫る』(2021年9月28日発売)です。  本書より、人間が

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