国内外の酒場をハシゴして40年、包丁を握って35年の小説家が理想の居酒屋を開店!?――島田雅彦『空想居酒屋』より
「本がひらく」で大好評だった、作家・島田雅彦さんの痛快エッセイ連載「空想居酒屋」が2021年1月12日にNHK出版新書として発売されます。
「そこに酒があり、ドリンカーがいれば、即酒場」をモットーとする島田さんの神髄がつまった本書は、書籍化にあたり書き下ろしコラムや島田さんの手料理のレシピなどオリジナルコンテンツももりだくさん。当記事では、刊行に先駆けて本書より「はじめに」をお届けします。
そこに酒があり、ドリンカーがいれば、即酒場。
自身の中に様々な交代人格を育てる作