NHK出版新書

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SFファンが選ぶ、第51回星雲賞ノンフィクション部門受賞! “戦後最大の知識人”小松左…

 2019年に発表された作品を対象とする、第51回星雲賞の受賞作品が8月22日に発表されました。星雲賞は、日本SF大会に参加する全国のSFファンの投票により決定する賞で、1970年より始まり、日本のSF及び周辺ジャンルのアワードとしては最も長い歴史を誇ります。  今回、宮崎哲弥さんが『NHK100分de名著…

小松左京『日本沈没』はなぜ圧倒的なリアリティを持ち、古びないのか?

 7/9に配信される、湯浅政明監督によるNETFLIXオリジナルアニメシリーズ『日本沈没2020』。その原作である『日本沈没』は、小松左京の代表作であり、戦後日本のSFにおける最大のベストセラー小説です。  発表から50年近く経過した現在でもリアリティを失わない、この作品の強度は何に由来するのでし…

SFはなぜ「滅亡的事態」を描くのか?――混濁した不透明な世界で生きるために

 未知のウイルス・パンデミックを描いた『復活の日』、日本の国土が海没する『日本沈没』等の小説がいまふたたび注目されているSF作家、小松左京。まるで「予言の書」のように受容される先見的な作品は、どのような問題意識に基づいて書かれたのでしょうか。  7月10日刊行のNHK出版新書『いまこそ「…