本がひらく

NHK出版の書籍編集部が、多彩な執筆陣による連載小説・エッセイ、教養・ノンフィクション読み物や、朝ドラ・大河ドラマの出演者や著者インタビューなどをお届けします。新刊情報も随時更新。ときどき編集部裏話も!

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記事一覧

あなたにとって、わたしにとって、「やさしさ」とは?

量子コンピュータのしくみとは? 世界をどう変える?

どんな一年にしたいのかを決めるだけで半分達成「来年はどんな年にしようか」――昆虫・動物だけじゃない、篠原かをりの「卒業式、走って帰った」

やさしさが、いつもわたしの身に余る。――「愛がありふれている #2」向坂くじら

日本はわたしにとって特別な場所。これからも国をこえたコラボレーションを続けていきたい――スウェーデン人作家、エマ・ヴィルケさんが語る、日本愛と創作への想い。

私のクリスマスはいつもどおりの食卓。「クリスマスぎらいのわけ」――料理に心が動いたあの瞬間の記録《自炊の風景》山口祐加

あなたにとって、わたしにとって、「やさしさ」とは?

現在「本がひらく」にて「愛がありふれている」を連載していただいている向坂くじらさん。以前に連載していただいた言葉の定義をめぐるエッセイ「ことぱの観察」が書籍になり、好評発売中です。書籍の各篇の終わりには、向坂さんによる単語と同じ題名の書き下ろしの詩も収載されています。 刊行を記念し、「やさしさ」の回と「やさしさ」についての向坂さんの詩を公開いたします。 やさしさ バスのあの席が戻ってきた。  あの席だ。前方の扉から乗り込んですぐ、運転席の真後ろにある、ひとり掛けの席。バス通

量子コンピュータのしくみとは? 世界をどう変える?

量子コンピュータが実用化されると、私たちの暮らしはどのように変わるのか。従来のコンピュータの限界を超える「量子超越」が実現すれば、エネルギー、農業、医療、経済、AI、宇宙探査など、あらゆる分野で現在の技術的限界を突破し、新たな地平が開けると期待されています。 『量子超越 量子コンピュータが世界を変える』は、物理学の世界的権威であり、量子論の研究に生涯を捧げてきたミチオ・カク博士が、量子コンピュータの科学的仕組みや、白熱する開発競争、そしてワクワクするような未来を解説するNY

どんな一年にしたいのかを決めるだけで半分達成「来年はどんな年にしようか」――昆虫・動物だけじゃない、篠原かをりの「卒業式、走って帰った」

動物作家・昆虫研究家として、さまざまなメディアに登場する篠原かをりさん。その博識さや生き物への偏愛ぶりで人気を集めていますが、この連載では「篠原かをり」にフォーカス! 忘れがたい経験や自身に影響を与えた印象深い人々、作家・研究者としての自分、プライベートとしての自分の現在とこれからなど、心のままにつづります。第20回は篠原さんのお正月における心がけ&来年の目標のお話です。 ※第1回から読む方はこちらです。 #20 来年はどんな年にしようか 今年も残すところ、あと数日である。

やさしさが、いつもわたしの身に余る。――「愛がありふれている #2」向坂くじら

いま、文芸の世界で最も注目を集める詩人・向坂くじらさん。「本がひらく」連載で好評を得た、言葉の定義をめぐるエッセイ「ことぱの観察」の次なる連載テーマは「愛」。稀有なもの、手に入りにくいものだと思われがちな「愛」はどのようにありふれているのでしょうか。向坂さんの観察眼でさまざまに活写するエッセイです。  女の子たちとの付きあいは、いつもやさしさからはじまる。それはたとえば、持ちものを褒めることだったり、体調を気にかけることだったり、かわいいシールをあげることだったり、相性の悪

日本はわたしにとって特別な場所。これからも国をこえたコラボレーションを続けていきたい――スウェーデン人作家、エマ・ヴィルケさんが語る、日本愛と創作への想い。

昨年秋にNHK出版より刊行された数の絵本『ヌードルたべるプードル』の文章を担当したエマ・ヴィルケさん。クリスマス休暇を利用して家族と一緒にスウェーデンから来日されたエマさんに、お話をうかがいました。 ──日本は2度目とうかがいましたが、印象をお聞かせください。 わたしは日本が大好きです。特にデザインやアートに関心があるのですが、街のなかには歴史的なものと新しいテクノロジーの対比が見られ、興味深いです。それに、わたしが出会った人々はとても親切で、おもてなしの心があります。前

私のクリスマスはいつもどおりの食卓。「クリスマスぎらいのわけ」――料理に心が動いたあの瞬間の記録《自炊の風景》山口祐加

自炊料理家として多方面で活躍中の山口祐加さんが、日々疑問に思っていることや、料理や他者との関わりの中でふと気づいたことや発見したことなどを、飾らず、そのままに綴った風景の記録。山口さんが自炊の片鱗に触れ、「料理に心が動いた時」はどんな瞬間か。街の景色が華やいだり、音楽が鳴り響いたりと、胸が躍る人が多くなるクリスマス。でも、山口さんにとってはクリスマスに苦い思い出もあるそうです。 ※第1回から読む方はこちらです。 #22 クリスマスぎらいのわけ 今日はクリスマス。私が一年でい